〈弘法大師〉教訓いろは　　【作者】不明

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〈弘法大師〉教訓いろは
【判型】中本1冊。縦176粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。「（い）いましめの、いちとすべきは、いろとよく、いたづらごとや、いつわりをすな」のように、五七五七七の道歌各句の冒頭にイロハを配した教訓歌。表紙とも全3丁で､表紙に「心」の一字から始まる教訓文（「心にのぞみある時は、もの事かんにんす」以下8項）と弘法大師筆道指南図を掲げ、「高室院（ﾀｶﾑﾛｲﾝ）ニ有リ」「高野山什物」と記す。本文の教訓歌は、半丁を10コマに仕切って、冒頭に平仮名イロハと字母の漢字二体（楷書・篆書）を掲げて、道歌各句を5行書きで記す。最後の「（京）けうこうり、けうよりあすの、けうかひに、けうかのおしへ、けうくんとせよ」までの48首を載せた後、片仮名イロハを掲げる。
04教ｺｳﾎﾞｳﾀﾞｲｼ-ｷｮｳｸﾝｲﾛﾊ【往来物】4 SE00426