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聞書秘伝抄[万聞書秘伝]1
¥2,400
★聞書秘伝抄[万聞書秘伝]1 【判型】大本1冊。縦253粍。 【作者】不明。 【年代等】慶安4年1月初刊。江戸後期後印。[大阪]河内屋太助板。 【備考】分類「家事」。初智艸堂旧蔵書。後半に慶安5年6月板の下巻の一部を収録した。 SE02500
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気海観瀾
¥1,040
気海観瀾 【判型】大本1冊。縦258粍。 【作者】青地林宗(青池盈・芳滸)作。 【年代等】文政8年12月作者凡例。文政10年7月、桂川甫賢(国寧クニヤス・桂嶼・清遠)序・刊。[江戸]芳滸園(著者)蔵板。和泉屋吉兵衛(名山閣)売出。 【備考】分類「物理」。日本最初の物理学書。青地林宗著。1巻。文政10年(1827)刊。西洋の理科書を抄訳し、物質の定義、力学や自然現象を図解して漢文で説明したもの。青地林宗(あおちりんそう)が1825年(文政8)に書き、27年に出版した日本で最初の物理的科学の刊本。桂川甫賢(1797‐1844)による序文4ページと凡例4ページ・本文80ページ・図6ページからなり、全文漢文で書かれている。〈凡例〉に、さきに西洋の理科書を渉猟し、格物綜凡若干編を訳述したが、そのうち〈気性〉数十章を抄し、気海観瀾と題し出版する、とある。その内容は、体性、引力、温質、気性、気種、窒気、清気、燃気、硬気、吸気、光、色、音、越列吉的爾(エレキテル)、気化、雲、雨、電雷、虹、水性、験水、潮汐等40項目にわたり、19世紀初頭ヨーロッパの物理・化学の基礎的知識が簡潔に記述されている(コトバンク)。 林宗(安政四‐寛政一二)は伊予松山の人 馬場佐十郎に蘭学を学び 天文台訳員となる この書は林宗が かねて泰西理科書より訳述しておいた『格物綜凡』のうち 「気性」に関する部を抄したものであり 我邦理科書の濫觴の一つである(日本科学古典全書)。SE02498
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祇園祭礼信仰記[祇園祭礼信長記]
¥1,460
祇園祭礼信仰記[祇園祭礼信長記] 【判型】半紙本1冊。縦217粍。 【作者】中村阿契(安田蛙桂アケイ・閏助)・豊竹応律(野田文六・甚六・梁塵軒2世)・黒蔵主(コクゾウス・浪岡鯨児・並木蟹蔵)・三津飲子(ミツインシ)・浅田一鳥作。 【年代等】宝暦7年12月初演(大坂豊竹座)・刊。[大阪]刊行者不明。 【備考】分類「浄瑠璃・義太夫」。10行本。全体としては信長の一代記によりながら、中心となる3段目・4段目はそれぞれ近松門左衛門の『本朝三国志』『傾城反魂香(ハンゴウコウ)』の影響を受けて成っている。初段・松永大膳らは主君・足利義輝を酒色に溺れさせるが、信長はこれを心配し、足利家の為に義輝の弟・慶覚に還俗を勧める。大膳は義輝の母・慶寿院に仕える雪舟の孫娘・雪姫に恋慕するが、雪姫は狩野直信を恋しているので大膳の意に従わない。2段目・信長のもとへ義輝の死、慶寿院の行方不明、大膳の反逆などの報が届く。信長は明智光秀を兄妹を味方に加える。3段目・義輝の若君・輝若は乳母の侍従とともに松下嘉平次を頼る。輝吉は木下東吉の養子となる。4段目・雪姫と狩野直信は松永大膳に捕らえられる。大膳は慶寿院をも捕らえて金閣寺の楼上に閉じ込め、雪姫に自分の意に従うかと迫る。大膳が持つ刀によって大膳こそが仇と知った雪姫は大膳に切りつけるが逆に捕らえられ桜の木に縛られる。雪姫は縛られたままの爪先で鼠を描くと、これが生きて縄を食い切る。東吉は慶寿院を救い出す。5段目・東吉は松永大膳を滅ぼす(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02497
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紀伊国名所図会(2編)
¥5,020
紀伊国名所図会(2編) 【判型】2編:大本3巻5冊揃。縦258粍。 【作者】2編:高市志友(青霞堂志友・一日庵反朱)編。武内華亭刪輯。西村中和画。渡辺玉壺斎書。 【年代等】文化9年1月刊。[大阪]河内屋太助ほか板。 【備考】分類「地誌」。判読困難な巻6下末尾数丁を別本で補った。本書は、江戸時代後期に和歌山城下の書肆・帯屋伊兵衛(高市志友)によって企画された紀伊国全体に関する地誌で、紀伊藩領だけでなく高野山寺領についても掲載する。初編と2編(高市志友編)は文化9年(1812)、3編(加納諸平編)は天保9年(1838)、後編(加納諸平・神野易興編)は嘉永4年(1851)に、それぞれ刊行されている。単に名所だけでなく、広範な地名や寺社について掲載しており、『紀伊続風土記』とならび、江戸時代後期の紀州に関する基本的文献の一つに数えられる(文化遺産オンラインHP)。2編は巻4上・下、巻5、巻6上・下の6冊で、巻4上・下は「名草郡」、巻5は「海士郡」、巻6上は「名草郡・那賀郡」、巻6下は「那賀郡」を収録。SE02494
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紀伊国名所図会(初編)
¥5,680
紀伊国名所図会(初編) 【判型】初編:大本3巻5冊揃。縦258粍。 【作者】初編:高市志友(青霞堂志友・一日庵反朱)編。武内華亭刪輯。西村中和画。渡辺玉壺斎書。 【年代等】文化6年3月、前権中納言持豊(芝山持豊)序。文化8年5月刊。[大阪]河内屋太助ほか板。 【備考】分類「地誌」。江戸時代後期に和歌山城下の書肆・帯屋伊兵衛(高市志友)によって企画された紀伊国全体に関する地誌で、紀伊藩領だけでなく高野山寺領についても掲載する。初編と2編(高市志友編)は文化9年(1812)、3編(加納諸平編)は天保9年(1838)、後編(加納諸平・神野易興編)は嘉永4年(1851)に、それぞれ刊行されている。単に名所だけでなく、広範な地名や寺社について掲載しており、『紀伊続風土記』とならび、江戸時代後期の紀州に関する基本的文献の一つに数えられる(文化遺産オンラインHP)。巻1上下「和歌山部」、巻2「海部郡」、巻3上「名草郡」、巻3下「海士郡」を収録。1巻上は、冒頭に「国号之事」「三神木種を布給ふ図」「郡分之事」「国郡興敗之事」「国産之事」の記事を載せ、以下、「名草郡之部」を順々に紹介する。以下、1巻下は「府城」、2巻は「海部郡」、巻3上は「名草郡」、巻3下は「海士郡」。SE02493
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〈官板〉干禄字書(温故堂校本・塙忠宝旧蔵書)
¥1,120
〈官板〉干禄字書(温故堂校本・塙忠宝旧蔵書) 【判型】大本1冊。縦265粍。【作者】唐・顔元孫編。唐・顔真卿(平原・魯公)書。 【年代等】大暦9年(774)1月、顔真卿跋。宝祐5年(1257)12月、陳蘭孫跋。文化14年刊。[江戸]昌平坂学問所蔵板。[江戸]和泉屋金右衛門売出。 【備考】分類「辞書」。末尾に旧蔵者のメモを付した。塙忠宝(タダトミ。塙保己一の四男で、和学講談所2代)旧蔵書で、「文政10年2月22日校正」を示す忠宝自筆の書き入れがある。干禄字書は、中国唐代・7世紀から8世紀にかけての学者・顔元孫が著した、漢字の楷書の字体を整理し、標準字形を提示した字書(漢字辞典)である。字様書の一つ。約800字の漢字を韻目順に並べ、異体字を整理して、正・通・俗の3種類に分類した字書。字によっては正・通あるいは正・俗2種類しか挙げていないものも多い。字体(字形)をまず数種示し、それが正通俗いずれに該当するかの判断を字の後に記している。筆者・顔元孫の定義によれば、正字として分類されている字体こそが、確実な根拠を持つ由緒正しい字形であり、朝廷の公布文書のような公的な文書や科挙の採点基準にはこれを用いるべきであるとする。いっぽうで、通字は正字に準ずるものとして扱われ、長年習慣的に通用してきた字形であり、通常の業務あるいは私信などで使用する分には差し支えないとした。俗字は、民間で使用されてきた字形で、帳簿や薬の処方箋、メモ程度の日常的・私的な使用は良いが、公的な文書で用いるべきではないとした(Wikipedia)。SE02492
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看命一掌金和解[一掌金和解]
¥1,960
看命一掌金和解[一掌金和解] 【判型】横本1冊。縦128粍。 【作者】一行(大慧禅師*唐の人、683-727)作。胡文会堂校。馬場信武(尾田玄古)注(和解)。 【年代等】宝永2年9月刊。[大阪]柏原屋清右衛門ほか板。 【備考】分類「占卜・医学」。初期の八卦の主要な占法は借度法といい、年齢数による循環の方式による占いであるが、こうした循環方式の原形について、馬場信武は中国の『看命一掌金』に注目したらしく、元禄2年(1689)に和刻本『新刻看命一掌金』が出版された後、自ら宝永2年(1705)に『新刻看命一掌金和解』を著している。『看命一掌金』は唐代の一行禅師という僧侶によって著されたとされるもので、12星を配した円形の図、十二月生、十二時生、十二時初中末生人吉凶といった内容になっている。和刻本の序文には「男順行女逆行吉凶可驗矣。」の語があり、循環の方向と男女の区別について、日本の八卦占法と同様の機構となっていることがわかる(江戸の易占HP参照)。 SE02491
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看病手引歌
¥1,400
★看病手引歌 【判型】半紙本1冊。縦236粍。 【作者】霊応(尾張萩白山)作。 【年代等】文政10年1月刊。刊行者不明(施印)。 【備考】分類「教訓」。底本は刊行者不明だが、別に[名古屋]白山本地堂板もある。なお底本裏表紙には「年玉、清浄院」の墨判を押す。表紙とも7丁の小冊子。「いざやしめさん世の中に、くるしきものは人々の、身にある病と思ひしれ、いまだ人目にあらわれず、外の色にも見へずとも、此身の内にいさゝかも、なやむところのありぬれば、立居起臥(タチイオキフシ)やすらかに…」と起筆するように、七五調の和讃形式で、看病の意義や具体的な看病の方法や諸注意を教えた書。他人を看病した者の功徳や看病しなかった者の禍、臨終に際しては病者に念仏を勧めるべきことなどを諭して結ぶ。SE02490
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〈三刻〉刊謬正俗
¥1,400
〈三刻〉刊謬正俗 【判型】大本2巻2冊。縦258粍。 【作者】伊藤東涯(源蔵・長胤)作・序。安原貞平校・跋。 【年代等】元禄3年2月自序。延享3年11月、安原貞平跋。明和6年、伊藤善韶序。寛延元年初刊。明和9年3月再刊。寛政7年三刻。[京都]林権兵衛(文泉堂)板。 【備考】分類「文字」。SE02489
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〈西国三十三所〉観音霊場記図会
¥1,400
〈西国三十三所〉観音霊場記図会 【判型】大本5巻5冊。縦255粍。 【作者】厚誉(春鴬・廓元)作。辻本基定編。桃嶺画。 【年代等】天保15年8月御免。弘化2年10月刊。[京都]堺屋仁兵衛板。 【備考】分類「寺院・地誌」。SE02488
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〈西国洛陽三十三所〉観音霊験記
¥3,020
〈西国洛陽三十三所〉観音霊験記 【判型】半紙本5巻5冊。縦232粍。 【作者】松誉作。 【年代等】江戸後期刊。[京都]小川多左衛門(柳枝軒)板。SE02487
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〈ひらがな〉観音経和談抄(万治4年・2種)
¥2,420
〈ひらがな〉観音経和談抄(万治4年・2種) 【判型】大本3巻1冊。収録順に縦263・260粍。 【作者】不明。 【年代等】万治4年3月刊。[京都]丁子屋三郎兵衛板。 【備考】分類「仏教」。袋綴じ展開収録。後印本も全冊収録した。「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」の絵入り注釈書。単なる語注や大意に止まらず、関連事項にも多く言及し、詳しく解説する。万治4年板は刊本の最古本(『国書総目録』によれば万治4年板、寛文10年板、天和3年板等がある)。上巻は「だいがうの事」~「七なんの苦をすくひ給ふ事をほむる下(シタ)」の49項、中巻は「三どくの下」~「くはんおんはさうもくともげんじ給ふ事」の48項、下巻は「くやうをすゝむ下」~「あのくたらの事」の43項に分けて述べる。 SE02486
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観音経和談鈔図会(観音経図会)
¥1,820
観音経和談鈔図会(観音経図会) 【判型】大本3巻3冊。縦256粍。 【作者】平田止水作(遺稿)。源基定補訂・編。菱川清春画。 【年代等】天保4年1月序。同年7月刊。[京都]堺屋仁兵衛(尚書堂)板。 【備考】分類「仏教」。 SE02485
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観音経和談抄[妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五]
¥1,020
観音経和談抄[妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五] 【判型】大本3巻1冊。縦268粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸前期刊(天和3年板系統カ)。刊行者不明(刊記欠)。 【備考】分類「仏教」。SE02484
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観音経和談抄
¥1,080
観音経和談抄 【判型】半紙本3巻合1冊。縦225粍。 【作者】不明。 【年代等】元禄16年1月刊。[江戸カ]村田屋板。 【備考】分類「仏教」。『国書総目録』によれば万治4年初刊で、寛文10年板、天和3年板等がある。 SE02483
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観音経和訓図会(5巻本)
¥7,160
★観音経和訓図会(5巻本) 【判型】大本3巻付録2巻5冊。縦250粍。【作者】山田案山子(山田野亭・好華堂・大和屋圭蔵・意斎)作。松川半山(翠栄堂)・岸礼画。 【年代等】嘉永元年9月再刊。[大阪]河内屋茂兵衛板。【備考】分類「仏教」。『観音経和訓図会』3巻本に、「観音経」「観世音詠歌(西国三十三所霊場御詠歌)」「霊感観音籤(厚見道純作。元禄7年、黄檗晦岩序)」を増補した5巻本。『観音経和訓図会』は、法華経第25普門品を独立させた「観音経」本文を1句ないし数句毎に平易に解説し、故事や譬喩で敷衍し、所々図解を施したもの。SE02482
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〈早読絵抄〉観音経略図解[観音経早読絵抄]
¥2,200
★〈早読絵抄〉観音経略図解[観音経早読絵抄] 【判型】半紙本1冊。縦229粍。 【作者】中村経年(松亭)編・序。葛飾為斎画。 【年代等】元文4年1月原板。嘉永4年6月、松亭迂叟定保序。文久2年9月改正・再刻。[江戸]須原屋平助ほか板。 【備考】分類「仏教」。彫工=宮田六左衛門。SE02481
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観音経早読絵抄[観音経絵抄・西国三十三所](2種)
¥1,020
観音経早読絵抄[観音経絵抄・西国三十三所](2種) 【判型】半紙本2巻1冊。収録順に縦225・224粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊。[京都]須原屋平左衛門板。 【備考】分類「仏教」。袋綴じ展開収録(見開き図は再掲)。後印本も抄録した。本書は、語注や絵解きを交えて『観音経』の各句を詳しく解説した注釈書。本文と語注との関連をイロハで示したイロハ引き注釈形式。上巻に「観音経絵抄」、下巻に「西国三十三所」を収録。なお、下巻頭書に「洛陽三十三番札所」「大坂三十三番札所」の一覧を掲げ、巻末に「札うつ時の文」「熊野権現御誓願ならびに歌」「順礼の十種の徳」などの記事を付す。見返広告に本書を「此書は観音経を子達、女中様方にても読安く、本文にかなをつけ両読とし、絵図、平がなにて委しく分りやすく、いろは番附をもつて講釈を加へ、誠に御経の霊験あらたなる事、諸人童女に至る迄しらしめ、又は遠国へんぴにても師匠なくして御経をはやくおぼへ御利益を蒙らしめんがため、板行となし、世にひろむるものなり」と宣伝する。SE02480
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観音経鈔[観音経抄]
¥1,000
観音経鈔[観音経抄] 【判型】大本2巻1冊。縦260粍。 【作者】智沅(チゲン)注。 【年代等】寛文元年11月刊。[京都]村上勘兵衛板。 【備考】分類「仏教」。SE02479
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〈勧化因縁〉観音経鼓吹[観世音普門品影響鈔・普門品鼓吹・普門品影響鈔]
¥7,200
★〈勧化因縁〉観音経鼓吹[観世音普門品影響鈔・普門品鼓吹・普門品影響鈔] 【判型】大本6巻6冊。縦257粍。 【作者】不明。 【年代等】元禄5年3月刊。[京都]武田治右衛門ほか板。 【備考】分類「仏教」。袋綴じ展開収録。「観音経」(『妙法蓮華経観世音普門品第25』)の詳細な注釈書。全6巻。1巻は「普門品大意」「経法有三不可尽事」「法華経大本之事」「説法華経時節之事」「経文翻訳之事」「法華翻訳不同之事」など27項、2巻は「諸経名経家語義事」「爾時料簡事」「妙音与観音東西次第義」「無量意菩薩、付タリ名ノ問答」「華厳経十無尽ノ法門ノ事」「釈僧道ノ伝」など35項、3巻は「第五鬼難下、附大千得名事」「夜叉羅刹ハ鬼ノ名ナル事」「沙門行大法家中ノ追出疫鬼」「真諦以千辟像施行鬼王出国境」「約観解明鬼難事」「訖拏迦羅為五人将一人問答」など24項、4巻は「明邪痴之相事」「愚痴与邪見一類摂属」「離之字訓釈」「煩悩即菩提之義」「即之字々訓」「大威神力事」など24項、5巻は「三業冥益顕益ノ沙汰」「方便之力示意義」「三十三身十九説法」「法報恩三身」「二仏二機了簡」「大小二主機」など30項、6巻は「偈頌有無、並嘱累巳下重訳無之義」「闍那三蔵伝」「弘誓深知海菩薩」「心念不空過ノ義」「火坑変成池ノ義」「不能損一毛ノ義」など31項を収録。 SE02477
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観音経和訓
¥1,400
★観音経和訓 【判型】中本1冊。縦180粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。 【備考】分類「仏教」。『国書総目録』によれば、文久2年刊。SE02476
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勧農新暦
¥3,320
★勧農新暦 【判型】半紙本2巻2冊。天地縦226粍。 【作者】島邨泰(橘泰)作。 【年代等】明治6年2月官許。明治6年4月、根岸松雄序。明治6年5月、高畠千畝序。明治6年10月刊。[東京]鈴木勘二ほか板。 【備考】分類「農業・暦」。SE02475
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算法入〉勧農固本録(2種)
¥2,540
〈算法入〉勧農固本録(2種) 【判型】大本2巻2冊。収録順に縦270・259粍。 【作者】万尾時春(マオトキハル・万尾六兵衛)作・序。 【年代等】享保10年3月自序。享保10年4月、平維章(篠崎東海・子文・金吾)序。享保10年9月、原謙亭序。享保10年12月刊。[京都]小川彦九郎板。 【備考】分類「農業・和算」。享保板は序文1丁欠のため、後印本も抄録した。本書は、農村における百姓や庶民への指導的立場より種々の注意事項を始め農村行政を記した書。正しくは『算法入 (さんぽういり) 勧農固本録』。江戸時代中期の農書。丹波篠山 (ささやま) 藩士万尾 (まお) 時春が著わし、小宮山昌世らの序文がある。享保 10 (1725) 年刊。「郷村諸事吟味の事」以下農政全般にわたり9章 163ヵ条の心得を説くが、従来の類書の説を批判し、老農旧吏の意見を聞いてまとめてあり、江戸時代中期の殖産勧農思想を知るうえで代表的著作とされる。 江戸時代の農政書。丹波国篠山藩士の万尾時春が1725年(享保10)に刊行。上下2巻。書名は〈民は惟(これ)邦(くに)の本、本固ければ邦寧(やすし)〉の由来による。内容は土壌や作物などの農業技術にも触れているが、検地や検見や年貢の収納等、幕藩体制下の農村統治法に力点がおかれている。江戸中期の農村統治、あるいは支配者の農民観を知るために有用である。《日本経済大典》所収。江戸中期の地方書(じかたしょ)。著者は丹波(たんば)国篠山(ささやま)(兵庫県篠山市)の万尾時春(まおときはる)。1725年(享保10)に刊行され、上下2巻よりなる。上巻には、郷村諸事吟味(ぎんみ)之事、土地位付(くらいづけ)并(ならびに)作物仕付(しつけ)之事、検見(けみ)并取箇付(とりかづけ)之事の3項が、下巻には、年貢(ねんぐ)収納之事、検地仕様之事、地普請(じぶしん)之事、山林竹木仕立様之事、公事(くじ)訴訟之事、役人平日心掛之事、井田(せいでん)和解之事の7項がそれぞれ収められて、詳細かつていねいな地方支配心得方が説示されている。なお、本書冒頭部分には、同じく地方書の一つである『田園類説』の著者小宮山昌世(こみやましょうせい)と平維章(たいらのこれあき)(儒者、号は篠崎東海(しのざきとうかい))の序2編が付されている。『日本経済大典』第4巻、『日本経済叢書(そうしょ)』第5巻所収(コトバンク)。SE02474
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勧農業話(稼の一字を以て万事に通ひ叶ふことをいふ)
¥1,400
★勧農業話(稼の一字を以て万事に通ひ叶ふことをいふ) 【判型】大本1冊。縦265粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期書カ。 【備考】分類「農業・教訓」。信州小県郡和田村・里見家旧蔵書。SE02473