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★女用文浜真砂(佐藤掬泉堂・2種)
¥4,800
★女用文浜真砂(佐藤掬泉堂・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦254・255粍。 【作者】佐藤掬泉堂(慎一郎・史鼎)書・序。橋本貞秀画。 【年代等】江戸後期(万延元年頃)初刊([江戸]菊屋幸三郎(金幸堂)板)。明治初年後印([東京]江島喜兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女用文浜真砂(佐藤掬泉堂)』は、「年始披露の文」から「普請移徙の文」までの28通の女文(並べ書き)と、「四季のちらし書」4通、さらに「伊勢参宮歓ひの文」「祭礼に付招の文」など3通(並べ書き)の合計35通を収録した女用文章。並べ書きは大字・6行・付訓で記す。前半の四季・五節句等の女文には上野・飛鳥山・隅田川の花見や寒中見舞いの紀州蜜柑贈答に関する例文も見える。また、後半には婚礼・出産・家督相続・新築移転など佳節に伴う祝儀状を収録する。頭書に「女中しつけがた」「諸芸嗜之巻(手紙・色紙・短冊等の作法)」を掲げるほか、巻頭に女諸芸の図など色刷り口絵数葉を載せる。SE03412
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〈頭書増益〉女大学姫文庫(明治24年)
¥1,000
〈頭書増益〉女大学姫文庫(明治24年) 【判型】大本1冊。縦255粍。 【作者】伊沢駒吉編。 【年代等】明治24年2月刊。[大阪]此村庄助(此村欽英堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。享保元年刊『女大学宝箱』の本文を大字・6行・付訓で記し、頭書に「女今川(元禄板系統)」「十二月和歌」「女手習教訓状」「都路往来」「以呂波三体」「書初詩歌」「七夕詩歌」「四季の文」「〈小笠原流〉折形の図」「女中名頭字」「大日本国尽」、巻末に「十二月異名」を付した往来物。SE03394
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女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統)
¥1,000
女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統) 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊([江戸]山口屋藤兵衛板系統)。明治初年刊か。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。山口屋板の後印本。『女大学』は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女中平生身もち鑑」「源氏五十四帖引歌香の図」「七夕歌づくし」「万折かたの図」「のぼり縫やうの事」「幕の言葉づかひ」「文封じやう」を掲げる。SE03390
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★〈教訓〉女今川操鏡(山形板2種)
¥2,000
★〈教訓〉女今川操鏡(山形板2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・227粍。 【作者】竜光堂秀谷書。 【年代等】明治2年頃刊(明治2年の書き入れあり)。[山形]北条忠兵衛(崑崙堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録した。『〈教訓〉女今川操鏡』は、沢田吉作、元禄13年刊『女今川(新女今川)』の本文を5行・付訓で認めた往来物。SE03379
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★〈小学必用〉明治合書往来
¥9,280
★〈小学必用〉明治合書往来 【判型】中本1冊。縦182粍。 【作者】土井宇三郎編。 【年代等】明治19年4月刊。[富山]土井宇三郎(文昌堂)板(出版人)。[富山]中田書店蔵板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈小学必用〉明治合書往来』は、次の20編を合綴した往来物。それぞれ順に「人皇御歴代帝号」「年号一覧表」「府県一覧表(三府三六県)」「鎮台分轄表(各鎮台の本営・分営の管轄の一覧)」「諸裁判所分轄表(上等および地方裁判所の管轄一覧)」「五等親」「農業往来(農家の四季の仕事のあらましや農具・農産物・肥料・家畜・農民の内職等について記す)」「越中国市村名(各郡毎に村名と郡役所の所在地を示す)」「商売往来」「消息往来」「消息往来講釈」「名頭」「国尽」「全国郡名附」「絵本塵摘問答(善光寺門前の茶屋である男が老僧に問う形で種々の故事来歴について綴る)」「実語教・童子教」「七以呂波」「仮名遣」「万葉いろは」「世話千字文」を収録する。以上のうち、「商売往来」については抜刷本『〈真草両点〉商売往来』(小泉蔵)が存在するため、本書を構成する多くの往来が単行本としても刊行されていた思われる。そのため各往来によって体裁が多少異なり、本文を大字・4行から小字・11行まで種々の大きさで記す。SE03372
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★〈合書往来〉童子早学問[〈新撰増補〉明治合書往来]
¥9,800
★〈合書往来〉童子早学問[〈新撰増補〉明治合書往来] 【判型】中本1冊。縦184粍。 【作者】大橋甚吾編・刊。 【年代等】明治19年4月刊。[富山]大橋甚吾(求古堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈合書往来〉童子早学問[〈新撰増補〉明治合書往来]』は、富山板の中本(1点のみ小本)往来物を数多く合本した往来物。収録順に「商売往来(真草両点)」「消息往来(真草両点)」「消息往来講釈」「商売往来絵字引(小本を中本仕立てにした余白過剰本)」「七ッいろは(真草両点*末尾に「西洋イロハ」「万葉いろは」「乗算九九」「仮名遣(カナグサリ)」「五音口中開合」「偏冠構字集」「十幹十二支」「時計文字」を掲載)」「名頭・大日本国尽・村名尽・越中国郡名」「寺子教訓書・書初詩歌・七夕詩歌」「童子早学問」「地方往来」「算法独稽古」「千字文」「即席紋形切様秘伝(天保13年初刊、福受堂板)」「郵便用文章(「年始之文」~「歳暮之文」の18通)」「各種字尽(草木・薬種香具・禽獣・魚貝・虫・器財・支躰病・衣服・飲食の9部、および「大数・小数」「月の異名」)」「実語教・童子教(真草両点)」を収録する。SE03370
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★天文にしきの緒[天文錦の緒](2種)
¥2,680
★天文にしきの緒[天文錦の緒](2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦221・222粍。 【作者】吉良義風作。 【年代等】明治6年1月刊。[東京]紀伊国屋源兵衛(中外堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録した。『天文にしきの緒』は、地球や太陽を始めとする天文の基礎知識を七五調に綴った往来。初めに太陽と八惑星(当時冥王星は未発見)について触れ、星の光や月食の原因や、地球の赤道・経緯線や地球各地の気候、地球上の陸と海、昼夜の原因と地球の自転・公転、引力、太陽の大きさや地球からの距離、その他、惑星・衛星等に至るまでを種々説明する。本文を大字・6行・付訓で記す。 ◎禁無断転載・複製SE03365
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〈長周叢書〉万治制法(活版和装)
¥1,000
〈長周叢書〉万治制法(活版和装) 【判型】半紙本1冊。縦227粍。 【作者】毛利綱広(泰巌公)作。村田峯次郎編・跋。 【年代等】万治3年作。明治24年8月、自跋・刊。[東京]稲垣常三郎板。 【備考】分類「往来物」。活版和装本。袋綴じ展開収録。「長周叢書」第11回配本の1冊で、『万治制法』を収録。「長周叢書」は、村田峰次郎編、明治23-25年刊、全21冊。「群書類従」「史籍集覧」などに擬して防長関係文献を編修復刻したもの。「大江匡房卿伝」1冊、「長門国誌」「長門金匱」合1冊、「萩古実未定之覚」1冊、「万治制法」1冊、「吉田松陰先生遺文」1冊、「輝元公上洛日記」1冊などを含む。明治31年刊の続篇には「吉田物語」3冊、「温故私記」3冊がある(コトバンク参照)。『万治制法』は、『万治条目』『毛利家制法条々(当家制法条々)』『毛利藩御制法』『毛利藩三十三ヶ条』などとも呼ばれ、長門・周防両国の太守・毛利綱広が、「家祖元就の遺法に基き、深くその奥旨を鑒み、並に当時幕府の法令等を参酌して制法三十三箇条を定め、万治三年九月十四日発布」された法律。この地域では毎年正月11日に政庁で朗読されたほか、領内の童蒙の手習手本としても使用された。第1条「天下諸事之御制法宜相守事」以下、文武奨励、公事訴訟、分限・礼儀、武士心得、諸役心得、衣装・饗応、婚礼儀式、継目・養子、人沙汰、喧嘩・口論等、失火、乗輿、知行・守護、目付心得など33カ条から成る。SE03361
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★邦制往来(初篇・2種)
¥2,320
★邦制往来(初篇・2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・225粍。 【作者】島次三郎(圭潭・桂潭)作。 【年代等】明治年間刊。[東京]高木和助ほか板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録した。『邦制往来』は、広告によれば全3巻の予定で、「各国の人種・風俗・政体・言語・文字・教法・沿革等を集め、訳画を加へて俗文に綴る。最も地学に欠べからざるの読本也」と紹介するが、実際に刊行されたのは初編のみ。概要は、世界五大洲の人種・風俗・文化水準等に焦点を絞って記述した往来物。「夫れ世界人種の大綱を、莫古(モンゴリアン)種、高加索(コウケシ)…」で始まる七五調の文章で、世界五大人種(本書ではモンゴリヤン・コーケシ・エチオピック・アメリカン・マレーの五つ。今日一般では、コーカソイド・モンゴロイド・ネグロイドの三大人種または、オーストラロイド・カポイドを加えた五大人種)の身体的特徴や人口、分布を示す。続いて、各人種の文化水準を「野蛮・半開・未開・文明開化」の四種に区分した場合の文化の状況、生活・風俗・政体、またそれぞれの具体例(国名)を紹介する。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に色刷りの「人種区分之図」、頭書に「人類図解」「野蛮・未開・半開・文明・政体」の記事を載せる。SE03359
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★鶴舞藩人民教諭書
¥1,400
★鶴舞藩人民教諭書 【判型】半紙本1冊。縦247粍。 【作者】鶴舞藩制定。 【年代等】明治2年10月刊。明治2年11月頒布。[鶴舞藩]鶴舞藩勧農方板。 【備考】分類「往来物」。鶴舞藩(藩庁:市原郡石川村(現・千葉県市原市鶴舞))が、明治2年11月25日に頒布した教諭書。第一条「従朝廷被仰出之趣弥堅く可相守候事」、第2条「天子様と申上奉るは天照皇太神宮様の御子孫にましまして此世の始より日の本の御主にて、誠に尊き事、たとへ候にものなく敬ふべき事なり。…」以下、天子と人民との関係と役割、第3条親孝行、第4条家業出精、第5条質素倹約、第6条喧嘩口論・公事訴訟の戒め、第7条人命尊重と間引禁止までを説く。概ね江戸時代と同じだが、各条とも天皇の神格化を図っており、徳川将軍以上の絶対者に位置づけようとする意図が明白である。以上のうち、間引禁止は木更津県になってからも重要施策として取りあげられ、初期千葉県の特色ある政策の一つとなった(長柄町デジタルアーカイブ参照)。SE03357
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★〈頭書小伝〉西洋開化往来
¥2,000
★〈頭書小伝〉西洋開化往来 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】片山勤作・序。 【年代等】明治5年8月自序。明治6年1月刊。[京都]熊谷久兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。全冊袋綴じ展開収録。『西洋開化往来』は、西洋列強の沿革や偉人、近代文化などを紹介した往来。「凡、世界万国土地之広大なる、人類の衆多なる、互に開化の進歩を競ひ、倶に旧染の汚習を除き、今日文物隆盛に至る事…」と書き始め、アダムとイブ以来の歴史や西洋諸帝国の治乱興亡、西洋の代表的偉人や西洋文明の推移を点描する。本文を大字・5行・付訓で記し、漢字表記の人名・地名に片仮名の読み仮名や国籍などを付記したり傍線を施す。頭書「西洋畸人伝」に発明家等の偉人伝と発明品等の挿絵を載せるほか、巻頭に、アレキサンダー・ナポレオン・ワシントンの色刷り肖像画を掲げる。SE03351
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★御法度書[〈賜板〉甲斐国御法度書](2種)
¥2,000
★御法度書[〈賜板〉甲斐国御法度書](2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦229・232粍。 【作者】甲斐国(甲府知県事)編。 【年代等】明治元年9月刊。[甲府]甲斐国(甲府知県事)蔵板。内藤伝右衛門(藤屋伝右衛門・温故堂)売出。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録(後者に板元名なし)。『御法度書』は、明治元年9月に甲斐国内の村々へ頒布された甲斐国法令集。「一、此度従朝廷被仰出候御条目之趣堅相守、御法度不相背、急度相慎可申候…」と起筆する第1条以下、全44カ条から成る。五人組の役割や人民の義務(忠孝、家業出精、高札遵守、分限、養子縁組、財産相続、風紀、人身売買、賭博、遊芸、不当売買、田畑山林の売買禁止・管理、道路・橋の修繕、年貢、人馬提供・助郷役、捨子・捨馬、牛馬売買等)と人民支配・統制(宗門帳、役人心得)に関する事柄を列挙する。本文をやや小字・8行・無訓で記す。SE03348
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★〈小学必読〉県令告諭書[告諭管下人民書]
¥1,400
★〈小学必読〉県令告諭書[告諭管下人民書] 【判型】半紙本1冊。縦222粍。 【作者】松田道之作。 【年代等】明治6年2月作・刊。[滋賀]滋賀新聞会社板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈小学必読〉県令告諭書』は、明治6年2月の滋賀県令・松田道之の告示を手習い手本としたもの。人間としての本務は県下名所における小学校設立の趣旨を人民に告諭した天思に答えることである、そのためには人たるの道を尽さなければならないというように、まず人たるの所以を述べ、この目的を達成するための学問の重要性、そして、学問が生活や家業に不可欠であることや、特に女子に学問をせず遊芸のみ教えることの害悪などを諭す。そして、子弟の教育は父兄・子弟・官それぞれの責であることをよく自覚して、田舎を去り、日新の大事業のために努めよと説く。本文を大字・4行・無訓で記す。見返に「五十韻」「九九之数」を掲げる。SE03345
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★管内士族平民心得書(額田県)
¥2,000
★管内士族平民心得書(額田県) 【判型】半紙本1冊。縦227粍。 【作者】額田県編・刊。 【年代等】明治5年7月刊。[岡崎]額田県蔵板。 【備考】分類「往来物」。全冊袋綴じ展開収録。『管内士族平民心得書』は、明治5年7月に額田県から出された県下の士族平民に対する布達を上梓したもの。冒頭3丁に「今般厚く衆庶保護の御趣意を以て、郡村長始、其他従前の冗費を廃し、更に正副戸長を置き、四民を字養し、村里を厳粛に為致候は、是全く四海一家五族兄弟之折柄、同国同区に居て人々彼我の思をなし、親疎遠近の隔を立、且、従前諸事多岐に渉り、自然不便之事多く、郡村の冗費も又夥しきを厭ひ、冗費を廃して費を省き、諸事を併せて簡に就しめ候ニ付、神明を敬し、人倫を正し、心を同し力を一にし、業を励み生を聊(リョウ)し、共に永く保護の庇蔭を蒙り、洪恩を奉醻(ムクイ)候様可心掛事」と皇国民としての心得全般を記した全文を掲げ、続いて、「御高札の表を守り、火の元常に心を用ひ、博奕賭の諸勝負等、堅く停止之事」以下、五人組、四民心得、富国・国益増進の義務、学問および「天下の世態」の理解、富豪有志による社会貢献、徒党強訴の告発、寺社における新規堂宮建立禁止、隣村における消防体制、鰥寡孤独等への共助、火災・盗難・病気等の相互扶助、衣食住における奢侈排除、各村の弊習除去と区内の協和、棄児・堕胎・人身売買の禁止、婚姻届・脱籍届など、生活の細部に及ぶ46カ条の規範を説く。なお、額田県は、明治4年(1871)11月15日、廃藩置県後の大規模な府県の統廃合により、三河国内の10県を廃県し、三河国全域と尾張国知多郡を県域として成立した。石高は56万石であった。額田県庁を旧岡崎城内に置き、権令には名東県(徳島藩)出身で民部省など中央官僚の経歴をもつ林厚徳が任ぜられた。 額田県政が本格的に始動したのは明治5年(1872)1月7日であった。県庁の機構は庶務、聴訟、租税、出納の4課からなり、官員は石高によって規制されたので定員は58人であった。そのうち地元出身者は3割強を占めた。額田県は明治5年(1872)11月、愛知県に合併するまでのわずか1年の県政ではあったが、現在判明するだけで布達は216件を数え、同時期の愛知県(合併前)の87件をはるかに上回っている(「豊橋百科事典」参照)。SE03344
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〈横川文一書〉文明商売往来(2種)
¥1,280
〈横川文一書〉文明商売往来(2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦220・215粍。 【作者】横川文一(章庵)作・書。渭水斎編か。 【年代等】明治9年夏書。明治9年9月版権免許。明治10年1月刊。[横浜]尾崎富五郎(錦誠堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録した(袋綴じ展開収録)。『文明商売往来』は、明治期新編『商売往来』の一つ。「凡、進開化之域、商法・職業持扱文字之大略、員数・取遣之日記・受取・証書・証券・印紙・罫紙…」と書き始め、帳簿類、通貨・金融、雑穀類、輸送・流通、貿易品・舶来品、日用品、絹布類・仕立物、染色・染模様、金物・工芸品、和漢洋産の家財、雑具・小間物、農具、青物類、料理・献立、香具、薬種、鳥獣虫魚類、樹木、家屋建築・諸職人、商家子弟心得について簡潔に述べる。本文を大字・5行・付訓(稀に左訓)で記す。SE03341
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〈開化〉普通商売往来(住正太郎・2種)
¥1,500
〈開化〉普通商売往来(住正太郎・2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦223・218粍。 【作者】住正太郎(住正太)作。村田海石書。松川半山(直水)画。 【年代等】明治6年3月、藤田守序。明治6年5月免許。明治6年6月刊。[大阪]此村庄輔(欽英堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録した(袋綴じ展開収録)。『〈開化〉普通商売往来』は、近世流布本『商売往来』の明治期改編版の一つ。文明開化後の貿易の隆盛によって流入してきた「海外ノ珍器」や「器械・衣服」などの新しい物産に重点を置いて、商家に必要な語彙を書き連ねた往来。まず「方今貿易大に開け、機械・什物雖多、商家日用取扱之文字、其大概を挙れは…」と起筆し、国内外の通貨、証文・帳面類、穀類・野菜・山菜その他食品、樹木、機械、日用雑貨、家財・諸道具、燃料、工具類、船具、金石、衣服、織物、染色・紋様、兵器・武器・馬具、薬種、鳥獣・魚虫などの単語を列挙する。本文を大字・3行・付訓で記す。SE03340
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★〈諸職必読〉百工往来[開明百工往来]
¥2,000
★〈諸職必読〉百工往来[開明百工往来] 【判型】中本1冊。縦181粍。 【作者】吉田徹三作。 【年代等】明治9年8月刊。[東京]小田善右衛門(文々堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈諸職必読〉百工往来』は、江戸後期刊『大工註文往来』等にならって「土木・営繕・建築諸向」関連の近代建築語彙を列挙した往来物。「今般・此度、院・省・寮・局・庁・廠・諸館・学校等新築・建設に就ては、専任・主任・担当・関係之委員、大工・棟梁・修理之役員立会、協議・入札・投標・開札・落札…」と始まるように、官庁関連の建築工事を想定して綴る。建設に関係する諸職人、建築資材(材木類・石等。産地を所々付記する)とその運搬・保管、工事の手順、必要な道具、建築物の構成や各部の名称、工法・技術用語、上棟式、諸道具、装飾・加工等、運搬・通信機器等を紹介した後で、「精々粗忽・麁漏なく恰好・保存・持方に心思を労し勉励」すべき旨を諭して結ぶ。近世以来の伝統的な建築関連語のほかに、「モルタール入り厳重丈夫に築堅め、外廻、亜米利加下見…」のように西洋建築や近代社会での新語を多く盛り込むのが特徴。本文を大字・5行・付訓(所々左訓)で記す。SE03339
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万国商法往来(2種)
¥1,120
万国商法往来(2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦222・224粍。 【作者】松川半山(直水)作・画。 【年代等】明治6年9月官許。明治7年1月刊。[東京]長野亀七板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『万国商法往来』は、主に明治初年に海外から流入してきた「各国互新発明之器械・物産」が急速に日本社会に拡がり始めたことを背景に、それら舶来の新商品名を列挙した往来。「方今文明開化、月に進、日に新而、万国交際、四海兄弟に均し…」と筆を起こし、世界六大洲と主要国に触れた後で、織物・布帛、服飾、染色、家財、食器、家具、その他日用品、農具、世界の鳥類、虫類、樹木、発明品等の語彙を列挙する。うち一部舶来品等については、『商売往来絵字引』†の如く語彙に続けて図解を掲げ、発明品の電信・蒸気機関車・蒸気船には短い説明を添える。末尾には、商法・企業・金融周辺の語彙や日用語全般を羅列し、さらに教訓的な「家室清潔、一族和合、商売繁栄、無疑者也」の文言で締め括る。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に「東京横浜異人館図」「異人邸の図」(色刷り)を掲げる。なお、巻末広告に本書二編・三編の近刊予告を載せるが、それらが出版された形跡はない。SE03330
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〈小学習字〉農商往来[簡易小学習字帖](森小三郎・2種)
¥2,780
〈小学習字〉農商往来[簡易小学習字帖](森小三郎・2種) 【判型】半紙本2巻2冊。縦225・229粍。 【作者】森小三郎作。深沢菱潭(巻菱潭)書。 【年代等】明治14年刊。[東京]森小三郎(聚成堂)蔵板。和泉屋市兵衛(山中市兵衛)売出。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈小学習字〉農商往来』は、近代農業・商業に関する要語と心得を、近世流布本『商売往来』風に列記した往来。次項『〈中島操編・巻菱潭書・小学簡易〉農商往来』と同様の趣向だが別内容。まず明治13年に『簡易小学習字帖』第七・八巻として刊行され、翌年に題簽・見返・柱などが改刻されて、2巻2冊の標記書名で再刊された。「夫、農者国之本、商者豊富之基なれは、全国一般之人民其業を執り事に従ふは、固より国に尽す義務にして、負担すへき大切之事也…」と筆を起こして、農事の主眼、商業用語、通貨・金融、度量衡、農具、土地利用、治水・潅漑、機具、織物・染物・衣類、食物(穀物・野菜・果実・乾物・西洋料理・醸造品等)までを上巻に、続いて、厨具、建築物・家財、軍用品、諸道具、樹木・草花、四季耕作、田畑売買・質入・貸借、鳥獣・虫類・魚介類、願書その他公文書・契約書類、訴訟関連、諸官省について下巻に記す。農業的知識と商業的知識を交互に織り交ぜて記述するのが特徴。本文を行草体(行草混体)・大字・3行・無訓で記す。SE03329
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〈開化〉農商往来[開化農商往来](中村貞)
¥1,060
〈開化〉農商往来[開化農商往来](中村貞) 【判型】半紙本1冊。縦221粍。 【作者】中村貞作。滝酔月書。 【年代等】明治13年5月自序・刊。[大阪]前川源七郎(河内屋・文栄閣)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈開化〉農商往来』は、農家および商家児童用の手本として、「多ク諸物ノ名目ヲ載セズ」、暗記しやすいように「大抵五七ノ句調ヲ以テ」し、文章は平易な「俗語ヲ用」いて綴った往来。従って、農商業のあらましとその心得を中心に記述するのが特徴。まず、農業には農学・植物学、商業には商法・経済学とそれぞれ専門の分野を学ぶべきだが、幼時には読み書き・算の「天下一般普通学」を小学校で学び、さらに専門諸学へと進むため、学生時代には寸暇を惜み、他事を捨てて学問に打ち込めと諭す。続いて農耕から農具、農作物、農閑余業に至るまでの農業全般について述べ、続いて商業概論へと話題を移して、売買・利潤、商業の正道と悪徳商法などの心得から、商業・金融、商品の範囲と種類、商人の理想像までを説く。本文を大字・4行・付訓(所々左訓)で記す。SE03328
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農商往来(安倍喜平)
¥1,000
農商往来(安倍喜平) 【判型】半紙本1冊。縦222粍。 【作者】安倍喜平作。村田海石書(本文)。高木盤鴻書(割注)。 【年代等】明治13年1月自序。明治13年6月版権免許・刊。[大阪]松村九兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『農商往来』は、農家・商家両子弟用に編まれた往来。明治初年に各府県で編まれた各種『農商往来』は精粗両極端であるとして都鄙の児童により適切な内容に改めたもの。次項、明治年間刊『農商往来』とは別内容。「夫、農商の家にして、扱ふ文字の概略(あらまし)は…」と始まる七五調の文言で綴るのと、大字本文の随所に小字の割注を挟むのが特徴。内容は、まず農業関連の用語として耕地の名称を始め、以下、道路、農耕(播種・肥料)、農具、機織具、穀類・菜蔬、山林採取物等、栽培用草木、果実、害虫等の対策、租税、取引、祭礼など農事全般の語彙と心得を略記する。後半は、商業関連の記事で、商業・貿易の基本や、通貨、食物、日用品、衣類・織物、染色・文様、金石、家財・諸道具、香具・薬種、楽器、禽獣・魚介類などの語彙を列挙した後で商家子弟の心得を説く。本文を大字・4行・無訓で記す。SE03327
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大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂・2種)
¥1,120
大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂・2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦177・181粍。 【作者】野口晋松堂書。吉田金兵衛編(明治板)。 【年代等】江戸後期刊([江戸]鶴屋喜右衛門ほか板)。明治18年9月再刊([東京]吉田金兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。江戸期板と明治期後印本の2種を全冊、袋綴じ展開収録した。『大工番匠往来[番匠作事往来]』は、享和頃刊『番匠作事文章』とほぼ同文の往来。「凡、番匠作事取扱文字者、今般御拝領之屋敷・御館向就建者撰吉日・良辰、為致地祭、以普請奉行、大工棟梁・修理役人立会…」で始まり、地鎮祭、建築関連職人、建築用材、神社仏閣の建築、武家屋敷の建築、城郭建築、左官、瓦葺、棟上の儀式などについて記す。本文を大字・5行・付訓で記す。また頭書に「造宮堂木品積心得の事」を掲げる。SE03320
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★増補農家手習帖(明治6年)
¥1,400
★増補農家手習帖(明治6年) 【判型】大本1冊。縦239粍。 【作者】森六老(陸中磐井郡一関村住人)書・序。 【年代等】明治6年7月自序・書。 【備考】分類「往来物」。『増補農家手習帖』は、西村明観作、文政5年刊『農家手習状』を明治初年の実情に合わせて改編したもの。序文に「西村明観ナル人ノ『農家手習帖』ハ其文簡易ニシテ而モ能ク民情ニ通ゼリ。雖然、方今御維新ノ御代トナリテハ文義事実迂遠ニ渉ル者出来シニ由リテ、聊筆ヲ入テ増補ノ二字を加へ村里ノ児童ニ与フルモノ也」と記す。「夫、手習は、諸の芸の中にも第一にて、人の為にも身の為にも、是に増したる事はなし。明治元年御一新、文明開化の御代となり、昔の世界と事変り、士農工商おしなべて文字を学び、智を開き、学問・算術精出して、天下の理義に通ずれば、賤しき民に生れても、貴き官に召出され…」で始まる七五調の文章で、万民にとっての読み書き能力と学問の重要性、法度遵守と家業出精、喧嘩口論・大酒・博奕・偽りの戒めなどの心得に続いて、法令・親族関係の語彙を列挙し、正直・敬上憐下・孝行・親族和睦、農具・農事・農作物・農業経営等の語彙と若干の心得を書き連ねて「…人の中にも人らしく、富貴に栄え、子孫迄繁昌すべき基礎(モトダテ)は、人に勝れて農業に力を尽す勉強と、手習学問怠らず、知識を開く勉励の、功より出る事をしるべし」と結ぶ。本文を大字・5行・付訓で記す。SE03319
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〈増字〉番匠往来[増字番匠往来・〈作事必用〉匠家文字通](5種)
¥3,060
〈増字〉番匠往来[増字番匠往来・〈作事必用〉匠家文字通](5種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦224・231・225・225・225粍。 【作者】鈴木驥園作。 【年代等】安政3年5月作・初刊([江戸]平野屋平助(而楽斎)板)。幕末・明治初年再刊([東京]鈴木忠蔵(一貫堂)板)。明治9年3月再刊([東京]鈴木忠蔵(一貫堂)板、また別に[東京]森江佐七(山口屋佐七)板)。 【備考】分類「往来物」。安政板、江戸後期再刊、明治9年再刊本など5種を全冊収録した(冒頭は通常収録、他は袋綴じ展開収録)。『〈増字〉番匠往来[増字番匠往来・〈作事必用〉匠家文字通]』は、『大工註文往来』の増補版。「凡、番匠取扱文字・仕様、注文、積書、入札、落札、請負、手間之無差別、先要用之品々者…」と筆を起こし、まず大工道具、家屋建築に関わる諸職人、建築手順、建築資材、家屋・神社仏閣の構造や各部の名称、その他を『大工註文往来』同様に縷々紹介する。本文を大字・5行・付訓で記す。頭書に「座敷向仕様註文」「地形石方仕様註文」「屋根方仕様註文」「瓦方仕様註文」「左官方仕様註文」「建具方仕様註文」「曲尺三四五之事」「曲尺裏目之事」「曲尺にて乗除を知る事」等の記事を載せる。SE03318