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★女用文姫鏡[女用文姫鑑](小本・口絵色刷)
¥2,520
★女用文姫鏡[女用文姫鑑](小本・口絵色刷) 【判型】小本1冊。縦137粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊。[江戸]藤岡屋慶次郎板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女用文姫鏡[女用文姫鑑]』は、「年始のふみ」から「野がけ催しの文」までの41通を収録した女用文章。本文を概ね大字・5行・付訓の並べ書きで記す。四季・五節句の手紙を主とし、そのほか婚礼・出産祝儀状なども含まれるが、例文の主題は変化に富んだものではない。しかし、年始状や暑気見舞いについては「遠国宛」の例文も載せたり、また散らし書きや追伸文を例示するなど女文の基本が一通り分かるようになっている。なお、第6状の「源氏名寄文ちらし書」は消息文ではなく『源氏物語』を題材にした往来である。また、底本は見返・口絵に色刷り挿絵を施し、貴人に仕える女性や貴人の読書、琴碁書画、紫式部『源氏物語』執筆、花見などの図を載せるほか、巻末に「小笠原流おりかた」「祝言嶋台図」を載せる。SE03414
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★女用文浜真砂(佐藤掬泉堂・2種)
¥4,800
★女用文浜真砂(佐藤掬泉堂・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦254・255粍。 【作者】佐藤掬泉堂(慎一郎・史鼎)書・序。橋本貞秀画。 【年代等】江戸後期(万延元年頃)初刊([江戸]菊屋幸三郎(金幸堂)板)。明治初年後印([東京]江島喜兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女用文浜真砂(佐藤掬泉堂)』は、「年始披露の文」から「普請移徙の文」までの28通の女文(並べ書き)と、「四季のちらし書」4通、さらに「伊勢参宮歓ひの文」「祭礼に付招の文」など3通(並べ書き)の合計35通を収録した女用文章。並べ書きは大字・6行・付訓で記す。前半の四季・五節句等の女文には上野・飛鳥山・隅田川の花見や寒中見舞いの紀州蜜柑贈答に関する例文も見える。また、後半には婚礼・出産・家督相続・新築移転など佳節に伴う祝儀状を収録する。頭書に「女中しつけがた」「諸芸嗜之巻(手紙・色紙・短冊等の作法)」を掲げるほか、巻頭に女諸芸の図など色刷り口絵数葉を載せる。SE03412
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★女用重宝針さし帳[女状文章](横小本)
¥2,000
★女用重宝針さし帳[女状文章](横小本) 【判型】横小本1冊。縦76粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女用重宝針さし帳[女状文章]』は、「女状文章」と題した女用文章(女文例文集)にいくつかの記事を補足した横小本の往来物。表紙・裏表紙を色刷り模様に し、表紙見返しに「雨をしる伝」、口絵に色刷りの「六歌仙図」と「裁縫図」、また前付に単色刷りの「七夕まつり」「小笠原流折形」「針のうせたる時の歌」「女中みやこことば」「女相性名づくし」「呉服尺付一端」「衣ふくたちものゝ心得」「衣ふくしみ物おとしやう」「四あく十あくの事」「男女やくどし」「あたらしき小袖をきる吉日」「かたかないろは」を掲げた後、「女状文章」と題して「年始の文」から「手習・ぬひもの入門(テライリ)の文」までの7通と「女文の封じやう・同わき付」を収録する。また、巻末に油をしみこませた針刺6枚を付す。SE03408
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〈泰山堂〉実語教・童子教(内山松陰堂)
¥1,400
〈泰山堂〉実語教・童子教(内山松陰堂) 【判型】大本1冊。縦256粍。 【作者】内山松陰堂書。 【年代等】江戸後期刊。[江戸]大和屋惣右衛門(泰山堂)板。 【備考】分類「往来物」。「実語教」と「童子教」を収録した往来物。まず『実語教』が平安末期頃に編まれ、その後鎌倉前期に『童子教』が撰作されたものと考えられる。作者は前者が平安末期の貴族、後者が鎌倉前期の真言宗系の僧侶と見られるが、作者については中世から様々な俗説が生まれ、近世では概ね『実語教』は弘法大師作、『童子教』は安然和尚作とするものが多く、これらの権威付けによってさらに普及したものと思われる。二教は元来別々に流布したが、文安元年(1444)『下学集』序に「彼之実語・童子為教…」とあるように室町前期頃には二教合本のスタイルが生まれ、さらに近世ではほとんど例外なく合本されるようになった(例外的に『実語教』のみの注釈本や『童子教』のみの単行本もある)。二教ともに5字1句、2句一対を基本とし、『実語教』が「山高故不貴、以有樹為貴…」で始まる96句、『童子教』が「夫貴人前居、顕露不得立…」で始まる330句からなる。内容は、『実語教』が主に「智」を礼讃し学問のあらましを初学者に諭す勧学教訓であるのに対し、『童子教』はこの世の因果の道理や儒仏の教えを諭した幼童訓・処世訓となっている点で異なる。両教とも暗誦に便利であったために寺子屋教育でも広く教授されるとともに、二教中の多くの語句が俚諺・格言として庶民に深く浸透した。SE03404
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女文(冬)
¥1,000
女文(冬) 【判型】大本1冊。縦282粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期書か。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女文(冬)』は、冬10月~12月の季節の手紙を散らし書きで綴った手本。もともと春夏秋冬の4巻からなるものと思われる。所々朱筆で、読みや略注を付す点が特徴。裏表紙見返しにも朱筆で、女筆手本に特徴的な連綿体の読み方を示した紙片を貼付する。SE03401
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女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統)
¥1,000
女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統) 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊([江戸]山口屋藤兵衛板系統)。明治初年刊か。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。山口屋板の後印本。『女大学』は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女中平生身もち鑑」「源氏五十四帖引歌香の図」「七夕歌づくし」「万折かたの図」「のぼり縫やうの事」「幕の言葉づかひ」「文封じやう」を掲げる。SE03390
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女今川(江戸中期・鱗形屋板)
¥700
女今川(江戸中期・鱗形屋板) 【判型】大本1冊。縦261粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸中期刊。[江戸]鱗形屋孫兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。江戸中期刊、鱗形屋孫兵衛板『女今川』は、本文欄に元禄板系統の『女今川』を5行・付訓で記し、前付に「七夕新歌づくし」「ぬひ物・せんたく・はり物・けわい」、頭書に「三十六人女歌仙」「正月七日わかなの節句」「三月三日もゝの節句」「五月五日あやめの節句」「七月七日七夕節句」「九月九日菊重の節句」「女中文のふうじやう」「髪たての事」「はかまぎの事」「げんぶくの事」「調理道具等図解」を掲げる。SE03376
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御手本(女筆・横本)
¥1,000
御手本(女筆・横本) 【判型】横本1冊。縦180粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期書か。 【備考】分類「往来物」。半丁毎に収録。『御手本』は、散らし書き消息15通を収録した横本の手習本。いずれも見開き1丁分で1通が完結する文面で、宛名を「山城様」「大和様」「河内様」「和泉様」「摂津様」「伊賀様」「伊勢様」「志摩様」「尾張様」「三河様」「遠江様」「駿河様」「甲斐様」「伊豆様」「相模様」と上方から相模方面までの国名にして種々の脇付を添えるなど、手習本として作文された模範例文集となっている。表紙に「佐千(さち)」の旧蔵者名、裏表紙に「すみ付る事無用」と記す。SE03375
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★万代雑書[字宝早引節用集](往来物・節用集)
¥9,760
★万代雑書[字宝早引節用集](往来物・節用集) 【判型】半紙本1冊。縦220粍。 【作者】梅亭樵父編・序。 【年代等】江戸後期(安政年間以降)刊。[江戸]吉田屋文三郎板。 【備考】分類「往来物・節用集・占卜」。『万代雑書』は、江戸書肆・吉田屋文三郎が嘉永~安政年間に刊行した中本の往来物等の版下を半紙本仕立てにした往来物・節用集・大雑書(本文の大半が往来物と節用集)の厚冊本(約240丁)。目録に従えば、本文欄(下段)には、「安政年代記」「本命的殺」「七ッ伊呂波」「立春書初の詩歌」「士農工商の図」「渾天儀の図」「日本中興武将略伝」「五性書判の吉凶」「大将軍遊行日の事」「金神遊行日の事」「太刀折紙法式」「香奠書様」「目録したゝめ様」「注文したゝめ様」「折紙鳥目目録書様」「女中目録書様」「女中折紙書様」「九々の次第」「八算掛割の術」「見一九段割掛算」「能面の図式」「当流小謡目録」「華道秘伝」「永字八法」「異名類」「親戚字尽」「色紙短冊の書法」「〈魚類精進〉当世料理」「字宝早引節用集」「潮汐満干」「万代用文章」「手形証文」を収録し、頭書(上段)には「夢はんじ」ほかの暦占関係、「疱瘡心得」「三国伝灯仏法由来」「華洛寺院名籍一覧」「本朝銭の図」「本朝二十二社」「日本三岳・同十八高山」「料理仕立方心得」「和朝年代記」「年号用字」「年号改元日」「年代六十図」「百官名尽」「東百官名」「江戸年中行事」「篇冠構字尽」「大日本国尽」「江戸名所神社仏閣」「四季の異名」「十二月の異名」「五節句の異名」「相性人の名尽」「片仮名伊呂波」「商売往来」「消息往来」「江戸方角」や、「書札端書高下」等の書札礼、また、「都路往来」「墨うつり秘伝」などを掲げる。なお、以上の一部を抜刷にした『万代用文章』などの単行本もいくつか刊行されている。SE03371
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★蓮池堂文盟山人書(折本)
¥1,400
★蓮池堂文盟山人書(折本) 【判型】折本1帖。縦257粍。 【作者】蓮池堂文盟書。 【年代等】江戸後期書・刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。『蓮池堂文盟山人書』は、六歌仙・六玉川・三夕の和歌を散らし書きで綴った折手本。「六歌仙」は、『古今和歌集』序に掲げられている6人、すなわち平安初期、歌道に秀でて歌仙と称せられた在原業平・僧正遍昭・喜撰法師・小野小町・文屋康秀・大伴黒主で、その和歌6首。「六玉川」は、井手の玉川(山城国)、三島の玉川(摂津国)、調布の玉川(武蔵国)、野路の玉川(近江国)、野田の玉川(陸奥国)、高野の玉川(紀伊国)の6つの玉川を詠んだ和歌6首。「三夕の和歌」は、『新古今和歌集』秋上に所収の、第5句が「秋の夕暮」である3首の和歌。すなわち、寂蓮法師の「さびしさは其の色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮」、藤原定家の「み渡せば花ももみぢもなかりけり浦の苫屋の秋の夕ぐれ」、西行の「心なき身にもあはれはしられけり鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮」の3首。SE03364
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問屋往来(小野原公春・小本)
¥700
問屋往来(小野原公春・小本) 【判型】小本1冊。縦107粍。 【作者】小野原公春書。 【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。『問屋往来(小野原公春・小本)』は、甲谷慶兼・浪華堂)作、明和3年刊『〈甲谷〉問屋往来』の本文を4行・付訓で認めた小本の往来物。『〈甲谷〉問屋往来』は、単行刊本としては最初の『問屋往来』で、「江戸覃(および)関八州者、惣而小判六拾目之通用也。大坂表者、諸大名之仕送…」と筆を起こし、江戸・大坂・京都・長崎における相場・両替状況、廻船と相場、異国の器材・本朝の名物をめぐる取り引き、容量・重量の見分け、納屋貸・蔵鋪はじめ、問屋の活動に要用の事柄を記したうえで、問屋業に携わる者の心得についての教訓文を掲載する。なお底本は、表紙見返に天神様に御神酒を捧げる子供の図、裏表紙見返に永字を大書する子供の図を掲げる。SE03323
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〈御家〉大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂)
¥700
〈御家〉大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂) 【判型】中本1冊。縦173粍。 【作者】野口晋松堂書。 【年代等】江戸後期刊。[江戸]当世堂板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈御家〉大工番匠往来[番匠作事往来]』は、享和頃刊『番匠作事文章』とほぼ同文の往来物。「凡、番匠作事取扱文字者、今般御拝領之屋敷・御館向就建者撰吉日・良辰、為致地祭、以普請奉行、大工棟梁・修理役人立会…」で始まり、地鎮祭、建築関連職人、建築用材、神社仏閣の建築、武家屋敷の建築、城郭建築、左官、瓦葺、棟上の儀式などについて記した本文を大字・4行・付訓で記す。SE03321
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大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂・2種)
¥1,120
大工番匠往来[番匠作事往来](野口晋松堂・2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦177・181粍。 【作者】野口晋松堂書。吉田金兵衛編(明治板)。 【年代等】江戸後期刊([江戸]鶴屋喜右衛門ほか板)。明治18年9月再刊([東京]吉田金兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。江戸期板と明治期後印本の2種を全冊、袋綴じ展開収録した。『大工番匠往来[番匠作事往来]』は、享和頃刊『番匠作事文章』とほぼ同文の往来。「凡、番匠作事取扱文字者、今般御拝領之屋敷・御館向就建者撰吉日・良辰、為致地祭、以普請奉行、大工棟梁・修理役人立会…」で始まり、地鎮祭、建築関連職人、建築用材、神社仏閣の建築、武家屋敷の建築、城郭建築、左官、瓦葺、棟上の儀式などについて記す。本文を大字・5行・付訓で記す。また頭書に「造宮堂木品積心得の事」を掲げる。SE03320
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★〈年中〉商売往来(江戸中期・村田屋板)
¥1,400
★〈年中〉商売往来(江戸中期・村田屋板) 【判型】中本1冊。縦183粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸中期刊。[江戸]村田屋治郎兵衛(栄邑堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈年中〉商売往来』は、流布本『商売往来』の本文を大字・5行・付訓で記し、表紙見返に「恵比寿天・大黒天図」、前付に「九九のかず」「片仮名いろは」を掲げ、頭書に「日本国尽」「片冠構字尽」「手習状」「十干兄弟図」「十二支之図」を載せた往来物。SE03311
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商売往来(江戸中期・半紙本3種)
¥1,300
商売往来(江戸中期・半紙本3種) 【判型】半紙本1冊。縦214・225・225粍。 【作者】堀流水軒作。 【年代等】江戸中期刊。収録順に江戸中期刊[大阪]正本屋小兵衛板、江戸中期刊[大阪]勝尾屋六兵衛板、天明2年以前刊・刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。江戸中・後期刊の半紙本『商売往来』3種を全冊袋綴じ展開収録した。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記した往来。特に(3)商品が占める紙幅が大きく、しかもその殆どを類別の商品名(語彙)の形で掲げるのが特徴。その内訳は、被服73語、食品・食物23語、家財・家具・雑具70語、薬種・香料45語、武具38語、動物(主として魚介)43語、その他4語となり、合計296語を収録。日常に必要な商品名を列挙するため、結果としてこの分野は生活関係語彙集としての役割も果たしたと思われる。最後の商人心得は、勤勉・正直・節倹の諸徳に重点を置いて諭しており、商人のみならず四民に通ずる教訓となっている。本文・付録記事は、収録順に次の通り。 (1)『商売往来』(正本屋板)は、『商売往来』の本文を5行・無訓(例外的に数カ所付訓)で綴り、見返しに「小うたひ諷やう」、裏見返しに「不成就日・願成就日」「十干十二支」「月異名」を収録。(2)『商売往来』(勝尾屋板)は、『商売往来』の本文を4行・無訓(例外的に数カ所付訓)で綴り、見返しに「天子の御言葉」「商売始りの事」、裏見返しに「九々のかず」「不成就日」を収録。(3)『〈寺子みやげ〉商売往来』は、『商売往来』の本文(堀流水軒筆の元禄板に酷似した筆跡)を4行・付訓(例外的に数カ所付訓)で綴り、付録記事なし。SE03306
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商売往来(江戸中期・大本4種)
¥1,480
商売往来(江戸中期・大本4種) 【判型】大本1冊。収録順に縦256・258・255・249粍。 【作者】堀流水軒作。 【年代等】江戸中期刊(4本目は江戸中・後期刊)。収録順に、享保4年7月以前(「享保季己亥秋七月下」書き入れ)刊・刊行者不明、宝暦13年1月刊・[江戸]藤木久市板、寛政11年4月刊・[江戸]山口屋藤兵衛板、刊年不明・[大阪]近江屋善兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。概ね江戸中期刊行の大本『商売往来』4種を全冊袋綴じ展開収録した。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記した往来。特に(3)商品が占める紙幅が大きく、しかもその殆どを類別の商品名(語彙)の形で掲げるのが特徴。その内訳は、被服73語、食品・食物23語、家財・家具・雑具70語、薬種・香料45語、武具38語、動物(主として魚介)43語、その他4語となり、合計296語を収録。日常に必要な商品名を列挙するため、結果としてこの分野は生活関係語彙集としての役割も果たしたと思われる。最後の商人心得は、勤勉・正直・節倹の諸徳に重点を置いて諭しており、商人のみならず四民に通ずる教訓となっている。本文・付録記事は、収録順に次の通り。 (1)享保4年以前板は、『商売往来』の本文を6行・無訓で記したもので、付録記事はなし。(2)宝暦13年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「天じんきやう(天神経)」と道真肖像、頭書に「諸官位名」「法躰名字」「名字尽」「名頭字」「偏并冠」「いろは古文字并本字」「不成就日」を収録。(3)寛政11年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「潮汐之満干」、前付に「蛭子命神託」、頭書に「大日本国尽」「五性名頭文字」「九九之数名」「片仮名伊呂波」「平仮名之正字」「銭相場割付算」「商人日用雑書」、後付に「願成就日・不成就日・同悪日」を収録。(4)刊年不明・近江屋板は『商売往来』の本文を4行・無訓で記したもので、付録記事なし。SE03305
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商売往来(江戸後期・折手本)
¥700
商売往来(江戸後期・折手本) 【判型】折手本1帖。縦157粍。 【作者】堀流水軒作。筆者不明。 【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。『商売往来(折手本)』は、流布本『商売往来』を半丁に3行・付訓で記した折手本(刊本)。SE03304
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〈新板…〉商売往来(小本)
¥700
〈新板…〉商売往来(小本) 【判型】小本1冊。縦106粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊。[大阪]本屋善兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈新板…〉商売往来』は、流布本『商売往来』の本文を4行・付訓で認めた小本の往来物。底本は表紙見返に「恵比寿・大黒図」、裏表紙見返に「片仮名以呂波」を掲げる。SE03303
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御成敗式目〈尊円新板〉(刊行者不明)
¥1,000
御成敗式目〈尊円新板〉(刊行者不明) 【判型】大本1冊。縦258粍。 【作者】北条泰時編。 【年代等】江戸前期刊。刊行者不明(山本長兵衛板系統)。 【備考】分類「往来物・制法」。全冊袋綴じ展開収録。『御成敗式目』は、貞永元年7月制定、同8月に公布された鎌倉幕府の基本法典。頼朝以来の慣習法や判例などに基づいて、御家人の権限・義務、所領の訴訟等について成文化したもの。全51カ条だが、現存の条々は随時条文の合併や追加が行われたものと思われる。政治・行政の規範として古来より公武において尊重・研究され、特に武家社会においては必須の教養として、中世より読み書きの手本に多用された。刊本では大永4年12月板(小槻宿禰跋)が最古本だが、次の享禄2年8月板とそれに続く慶長板は、近世に夥しく流布し刊本の源流となった。近世以降は、庶民の手習い用にも広く用いられ、手本・読本用で約190種、天文3年刊『清原宣賢式目抄』(古活字版)を始め約25種の注釈書が刊行されている。底本は同本文を大字・6行・無訓で記した手本系の往来物。SE03298
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弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種)
¥1,000
弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種) 【判型】大本1冊。収録順に縦265・249・258・255・262粍。 【作者】不明。 【年代等】第1冊:江戸後期(嘉永6年の書き入れ)刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。第2冊:江戸後期刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。第3冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。第4冊:江戸後期刊。[江戸]山口屋藤兵衛板。*国麿画。第5冊:江戸中期刊カ。[仙台]刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。仙台板など同体裁の『弁慶状』5種を全冊収録した。『弁慶状[弁慶状絵抄]』は、流布本『弁慶状』の本文を大字・6-7行・付訓または無訓で記し、頭書に絵抄を加えたもの。『弁慶状』は、正式には『西塔武蔵坊弁慶最後書捨之一通』と呼ばれる古状短編型往来で、その内容からして『義経含状』とともに江戸初期に作られたと思われる擬古状。特に『腰越状』と類似した表現が顕著で、それに基づいたものであろう。内容は、衣川において討死を覚悟した弁慶が、雲州鰐淵山に身を寄せ真言不思議の修行に打ち込んだ幼少から、五条の橋での源義経との出会い、以後のうち続く平家との合戦を想起し、梶原の讒言によって不運にも今主君とともに天命尽きんとする際の想いを述懐したもの。対句的な表現や、「良薬口に苦し」「金言耳に逆ふ」「感涙肝に銘ず」「貞女両夫に見えず」等の慣用句・俚諺が多用されており、内容豊かな文章といえる。文末には、本来討死の年時である「文治五年閏四月廿八日(あるいは廿七日)」という日付が付されることが一般であるが、その代わりに「天和三癸亥(五月吉日)」という単行刊本の刊記を誤って踏襲したものも少なくない。SE03292
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★菅原親王願書(仙台板・5種)
¥2,000
★菅原親王願書(仙台板・5種) 【判型】大本1冊。収録順に縦257・266・254・256・248粍。 【作者】不明。 【年代等】第1冊:江戸中期刊カ(表紙に「寛政」と思われる記載あり)。刊行者不明。第2冊:江戸後期刊カ。刊行者不明。第3冊:江戸後期刊カ。刊行者不明。第4冊:嘉永5年8月刊。[仙台]菅原屋安兵衛板(題簽商標)。第5冊:江戸後期刊カ。[仙台]伊勢屋半右衛門板。 【備考】分類「往来物」。異板など同内容の仙台板5種を全冊収録した。『菅原親王願書』は、源氏一統の暴政を嘆いた菅原親王が願主となり、「日本大霊権現社」に源氏討滅を祈るという願書の体裁で綴られた往来物。書名に『願書』と銘打つが、実質的には「日本大霊権現社」なるものの縁起・由来・景趣・結構について記述したもので、地理科参詣型往来の趣を有する。表紙見返に道真に関する故事の挿絵を掲げ、本文上欄の頭書にも本文に即した挿絵を載せる。SE03291
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腰越状[義経腰越状](仙台板・5種)
¥1,000
腰越状[義経腰越状](仙台板・5種) 【判型】大本1冊。収録順に縦253・264・244・267・262粍。 【作者】不明。 【年代等】第1冊:江戸後期(弘化4年書き入れ)刊。[仙台]刊行者不明。第2冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。第3冊:江戸後期刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(題簽商標)。第4冊:江戸中期刊カ。[仙台]菅野屋儀兵衛板。第5冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。仙台板5種を全冊収録した。『腰越状[義経腰越状]』は、『古状揃』所収の古状中、最も古く確実なもの。前内大臣平宗盛父子を捕らえた義経が鎌倉に入ろうと腰越に到着したところ、先の八島の合戦での逆櫓をめぐる口論で恨みを持つ梶原景時が頼朝に讒言し、兄頼朝の怒りを買ったことに対し、自らの功績を列挙し兄をないがしろにする気持ちのないことを、大江広元宛てに切々と述べる。本来『平家物語』『義経記』等に収められていたものだが、刊本の「元暦二年六月日進上、因幡守殿」という年時・宛名の書き方は、流布本『義経記』や百廿句本『平家物語』に近い。単行刊本は『今川状』と合本したものが大半で、寛永19年・安田十兵衛板以降、類本の出版が続出し、さらに江戸後期の仙台板には『腰越状』の単独版(『〈新版絵抄〉腰越状』『〈新版〉腰越状絵抄』等)が登場した。SE03290
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★楠状[楠状絵抄](仙台板・3種)
¥1,400
★楠状[楠状絵抄](仙台板・3種) 【判型】大本1冊。収録順に縦254・253・248粍。 【作者】不明。 【年代等】3冊とも江戸後期刊。第1・2冊は刊行者不明。第3冊は、[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。 【備考】分類「往来物」。同板・異板の頭書絵抄本など仙台板の『楠状[楠状絵抄]』3冊を全冊収録した。『楠状』は、「楠正成金剛山城居間壁書(こんごうせんのじょうきょかんのへきしょ)」「楠正成子息正行遺言(しそくまさつらにゆいごん)」から成る往来物。「壁書」は第1条「遊びも度重なれば楽しみにならず」で始まる11カ条の教訓。珍膳の戒め、馬・甲冑・太刀の是非、また高価な器物を求めないこと、世の善悪をあからさまに言わないこと、芸能を誇らないことなどを諭す。また「遺言」は、建武3年1月に楠木正成の正行に対する遺言という形で綴られた教訓で、無道の富貴を恥とすべきことから説き始め、幼少の弟を憐れむこと、家子・郎党を大事にすること、成人するまでは和田・恩地・八尾の三氏に諸事相談すべきこと、学問の心得など5カ条から成る。SE03289
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★〈新版絵抄〉木曽義仲願書[源義仲埴生之八幡宮願書]
¥1,400
★〈新版絵抄〉木曽義仲願書[源義仲埴生之八幡宮願書] 【判型】大本1冊。縦268粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊カ。[仙台]刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。『〈新版絵抄〉木曽義仲願書』は、「木曽願書」「木曽義仲状」「木曽状」「源義仲埴生之八幡宮願書」などとも呼ばれる古状短編型往来物で、寿永2年5月11日、平家軍を追って砺浪山羽丹生に布陣した際に、木曽義仲が八幡大菩薩に勝利を祈願した願文(『源平盛衰記』29巻から抽出)を手本としたもの。「帰命頂礼八幡大菩薩日域朝廷之本主累世之曩祖(のうそ)也…」で始まる願書で、四海を管領して万民を悩乱する平清盛の様子や、国家・君主のために身を擲つ覚悟を示す。江戸中期以降は合本科往来本(『新童子往来万世宝鑑』など)中に合綴されることが多く、単行本の多くは江戸前期の刊行で、現存本は少ない。寛文6年頃刊『寛文年間書目』に「一冊、木曽願書」と見えるから、本書は寛文初年頃の刊行と推定される。また、現存本では寛永2年書『古状揃』所収本が最古である。SE03288