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★〈万宝〉女用躾今川[今川の掟によせて女躾の条々](2種)
¥1,000
★〈万宝〉女用躾今川[今川の掟によせて女躾の条々](2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦255・255粍。 【作者】寺田正晴(寺田与右衛門・大津屋与右衛門・絮柳・文煕堂)作。 【年代等】享保13年12月初刊([大阪]寺田正晴板)。江戸中期再刊([京都]菊屋七郎兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録。『〈万宝〉女用躾今川』は、『女今川』を模倣して編んだ女子教訓。「一、客来り給ふ時遅く出、或はゑがほなき事」以下、女性礼法の基本を綴った31カ条と後文から成る。主人方の接客作法あるいは客方礼法、身だしなみ、食礼・座礼その他行住坐臥の礼儀について「○○の事」という禁止条項を列記する形で綴り、後文では女性の嗜み・教養・心掛けなどを概説する。本文を大字・4行・付訓で記す。口絵に「平安朝貴族風俗図」「花鳥寿図」、頭書に「躾方訓歌(おしえうた)」「正月書初詩歌・七月七夕歌尽」「片言なをし」を収録する。SE03418
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★〈玉置〉仮名文章(玉置茂八・享保15年)
¥2,000
★〈玉置〉仮名文章(玉置茂八・享保15年) 【判型】大本1冊。縦274粍。 【作者】玉置茂八(茂八郎・栄長・伴直・筆華堂)書。 【年代等】享保15年10月書・刊。[江戸]西村源六(文刻堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。第33丁落丁のため、別本コピーにより補充(背景加工)。『〈玉置〉仮名文章』は、老齢の筆者が若い女性に諭すために綴った文章の体裁で、人の心得、胎教や子育ての在り方、孝行などについて述べた往来物。「秋の夕暮、いとものさひしきにたまくらのねふりもさめて、夢のうちなる五十年…」で始まる本文を大字・4行・付訓の手本様に記す。前段で「まことのこゝろざしをやしなひ、利欲をはなれて、そのみちみちのいとなみをたのしびしこと第一にて候へ」、「おもふに、人々のかんやうと云は、ものしりて心の正路なるものになれしたしみましはりたるが、人の心得の第一たるべく候」と人道一般を述べ、その後に「たゞしき道」を中心に各論を展開する。その「たゞしき道」は、「神明仏陀の利益方便」「五常の道」「唐大和のみさほのせつなる」と神・儒・仏を混淆した、当時としては常識的なものである。この中で、胎教・子育てについて、実際の手だて以上に精神性を重視した点に特徴があろう。なお、現存本は原題簽を欠くが、『江戸出版書目』に標記書名を掲げる。SE03415
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★女蒙求艶詞[宝箱](2種)
¥4,400
★女蒙求艶詞[宝箱](2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦256・252粍。 【作者】広沢嘉兵衛作。 【年代等】享保14年初刊([京都]菊屋七郎兵衛板)。刊記欠のため、刊年・刊行者ともに不明。写本は安政4年11月書。 【備考】分類「往来物」。刊本と写本の2種を全冊収録した(刊本は袋綴じ展開収録(見開き図再掲)、写本は通常収録)。『女蒙求艶詞』は、女性の言葉遣いや口上の例などを中心に綴った異色の往来。女性は必要最小限の言葉で、順序よく相手に応じて適切に述べることが大切であるとして、「四季常席の言葉」「御一家御揃いの目出たきよし」「安否の言葉」「近親者の息災」「御見舞いもしない当方の非礼」の5段の言葉を前置きしたうえで用件を話すべきと教える。この「五段の挨拶」を含む口上の例として、花見・婚礼・病気・出家・隠居・養子・旅行など19例について具体的に説く。本文を大字・6行・所々付訓で記す。頭書に「帽子被綿の図」「畳紙折形」「女系図名目抄」「染色万種出生」「諸国祭礼記」など本書独自の記事を多く掲げる。写本『宝箱』は、刊本の本文のみを抜萃したもの。 ★なお前半部(刊本)は、高橋麻帆書店蔵書本であり、御厚意により収録させて頂きました。よって、前半部の画像を著作物等へ使用する場合には、高橋麻帆書店(takahashimaho@me.com)までご一報ください。SE03407
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女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し)
¥1,420
女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し) 【判型】大本1冊。縦253粍。 【作者】柏原屋清右衛門作カ。 【年代等】享保元年初刊。文久3年3月再刊。[大阪]服部屋幸八ほか板。 【備考】分類「往来物」。享保元年初板本系『女大学宝箱』の文久3年再刻本。『女大学』は『女今川』と並んで最も普及した女子用往来。その背景には「貝原益軒作」と信じられてきた事情があったが、実際には板元の柏原屋清右衛門の作と考えられる。まず『和俗童子訓』巻之五「教女子法」全18カ条のうちの13カ条を抽出して改編した『新女訓抄』(全11カ条。正徳2年刊『女用智恵鑑』中に所収)が益軒生存中に成り、さらにこの『新女訓抄』中の7カ条を母体に、各条を短文に分けて全19カ条および後文としたものが『女大学』であった。内容は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女職人之図」「同商人之図」など庶民女性の職業を紹介し、さらに前付に「女農業之図」「南都八景之図」「十二月色紙和歌」「源氏物語絵抄」「同引歌」、後付に「(婦人)世継草」「同産前之次第」「同産後之養生」「小児やしなひ草」「同急病妙薬」「二十四孝和解」「百人一首絵抄」などを収録する。 ◎禁無断転載・複製SE03393
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女大学宝箱(享和2年*初板本系)
¥1,540
女大学宝箱(享和2年*初板本系) 【判型】大本1冊。縦259粍。 【作者】柏原屋清右衛門作カ。 【年代等】享保元年初刊。享和2年9月再刊。[大阪]柏原屋清右衛門ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女大学宝箱』(初板本系)は、長らく大阪書肆・柏原屋清右衛門の看板商品の一つであった往来物で、底本は享和2年再刊本。『女大学』は一般に、本文のみ、またはそれに多少の記事を付録させたり、『百人一首』その他の女子用往来と合綴するなど種々の形態で、また、その書名も初板本『女大学宝箱』を始め『女大学宝文庫』『女大学教文庫』のように『女大学○○』の書名で極めて多数の刊本が伝わるほか、『女訓大学』なる改題本も存する。普及の面では『女今川』と並んで最も板種の多い女子用往来だが、その背景には一般に「貝原益軒作」と信じられてきた事情があったと考えられる。しかし本書の成立に柏原屋清右衛門が関わっていたことは疑いない。まず『和俗童子訓』巻之五「教女子法」全18カ条のうちの13カ条を抽出して改編した『新女訓抄』(全11カ条。正徳2年刊『女用智恵鑑』中に所収)が益軒生存中に成り、さらにこの『新女訓抄』中の7カ条を母体に、各条を短文に分けて全19カ条および後文としたものが『女大学』であった。内容は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。初板本系『女大学宝箱』は、「女大学」本文を大字・5行・付訓で記し、頭書に「女職人之図」「同商人之図」など庶民女性の職業を紹介し(往来物では最も早い)、さらに前付に「女農業之図」「南都八景之図」「十二月色紙和歌」「源氏物語絵抄」「同引歌」、後付に「(婦人)世継草」「同産前之次第」「同産後之養生」「小児やしなひ草」「同急病妙薬」「二十四孝和解」「百人一首絵抄」などを収録する。また、本書に『百人一首』を加えた増補版も寛政期以降に数回出版されるなど、初板本系統だけで明治初年までに約20種の板種を数える。そのほか、『百人一首』や『女今川』、あるいは女用文章等と合冊されたものなども含め、『女大学』は江戸中期~明治期にかけて180種以上の刊本が発見されている。SE03389
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★〈かな附〉商売往来(堀治助・享保14年)
¥1,400
★〈かな附〉商売往来(堀治助・享保14年) 【判型】半紙本1冊。縦220粍。 【作者】堀治助書。 【年代等】享保14年11月書・刊。[大阪]正本屋清兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈かな附〉商売往来』は、流布本『商売往来』の本文を大字・5行・付訓で記した往来物。筆者は堀流水軒本人か、その一族であろう。SE03309
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商売往来(江戸中期・大本4種)
¥1,480
商売往来(江戸中期・大本4種) 【判型】大本1冊。収録順に縦256・258・255・249粍。 【作者】堀流水軒作。 【年代等】江戸中期刊(4本目は江戸中・後期刊)。収録順に、享保4年7月以前(「享保季己亥秋七月下」書き入れ)刊・刊行者不明、宝暦13年1月刊・[江戸]藤木久市板、寛政11年4月刊・[江戸]山口屋藤兵衛板、刊年不明・[大阪]近江屋善兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。概ね江戸中期刊行の大本『商売往来』4種を全冊袋綴じ展開収録した。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記した往来。特に(3)商品が占める紙幅が大きく、しかもその殆どを類別の商品名(語彙)の形で掲げるのが特徴。その内訳は、被服73語、食品・食物23語、家財・家具・雑具70語、薬種・香料45語、武具38語、動物(主として魚介)43語、その他4語となり、合計296語を収録。日常に必要な商品名を列挙するため、結果としてこの分野は生活関係語彙集としての役割も果たしたと思われる。最後の商人心得は、勤勉・正直・節倹の諸徳に重点を置いて諭しており、商人のみならず四民に通ずる教訓となっている。本文・付録記事は、収録順に次の通り。 (1)享保4年以前板は、『商売往来』の本文を6行・無訓で記したもので、付録記事はなし。(2)宝暦13年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「天じんきやう(天神経)」と道真肖像、頭書に「諸官位名」「法躰名字」「名字尽」「名頭字」「偏并冠」「いろは古文字并本字」「不成就日」を収録。(3)寛政11年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「潮汐之満干」、前付に「蛭子命神託」、頭書に「大日本国尽」「五性名頭文字」「九九之数名」「片仮名伊呂波」「平仮名之正字」「銭相場割付算」「商人日用雑書」、後付に「願成就日・不成就日・同悪日」を収録。(4)刊年不明・近江屋板は『商売往来』の本文を4行・無訓で記したもので、付録記事なし。SE03305
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★〈羽州最上〉山寺状(原装美本)
¥2,040
★〈羽州最上〉山寺状(原装美本) 【判型】大本1冊。縦261粍。 【作者】松本一笑軒作。田宮梅隠(年玄)序。福田章山跋。身人部某書。 【年代等】延宝頃作。享保7年9月序。享保11年1月跋・刊。[京都]芳野屋徳兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈羽州最上〉山寺状』は、羽前国最上郡・宝珠山立石寺、いわゆる「山寺」を紹介した往来。「倩観飛花落葉者、夢浮世不久、未来猶無覚束侭、赴廻国行脚、順礼諸国。爰至羽域最上、有山寺、令参詣、暫徘徊、日本第一境致也…」で始まるように、諸国順礼の旅を続けてきた者が同寺を訪れた紀行文風に綴る。江戸初期の山寺の様子や、縁起・伝来・祭礼を生き生きと伝え、末尾ではその荘厳な景観を讃えて締め括る。巻頭口絵に立石寺全景図を掲げ、同寺の縁起等四カ条を記し、続いて梅隠の序と「山寺状詩」を載せた後、まず楷書・小字・9行・付訓の本文、続いて、行書・大字・4行・無訓の本文を掲げる。SE03286
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★〈羽州最上〉山寺状(2種*高精細)
¥4,080
★〈羽州最上〉山寺状(2種*高精細) 【判型】大本1冊。収録順に縦260・258粍。 【作者】松本一笑軒作。田宮梅隠(年玄)序。福田章山跋。身人部某書。 【年代等】延宝頃作。享保7年9月序。享保11年1月跋・刊。[京都]芳野屋徳兵衛板。 【備考】分類「往来物」。原装本と改装本の2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈羽州最上〉山寺状』は、羽前国最上郡・宝珠山立石寺、いわゆる「山寺」を紹介した往来。「倩観飛花落葉者、夢浮世不久、未来猶無覚束侭、赴廻国行脚、順礼諸国。爰至羽域最上、有山寺、令参詣、暫徘徊、日本第一境致也…」で始まるように、諸国順礼の旅を続けてきた者が同寺を訪れた紀行文風に綴る。江戸初期の山寺の様子や、縁起・伝来・祭礼を生き生きと伝え、末尾ではその荘厳な景観を讃えて締め括る。巻頭口絵に立石寺全景図を掲げ、同寺の縁起等四カ条を記し、続いて梅隠の序と「山寺状詩」を載せた後、まず楷書・小字・9行・付訓の本文、続いて、行書・大字・4行・無訓の本文を掲げる。SE03285
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★〈日本〉諸国名物往来[〈日本〉諸国名物尽・〈万民重宝〉名物往来](享保板・2種*高精細)
¥200,010
★〈日本〉諸国名物往来[〈日本〉諸国名物尽・〈万民重宝〉名物往来](享保板・2種*高精細) 【判型】大本1冊。収録順に縦225・223粍。 【作者】不明。 【年代等】享保12年1月初刊([江戸]板木屋甚四郎板)。江戸中期後印([京都]梅村判兵衛板)。江戸中期後印([京都]菱屋孫兵衛求板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録。『〈日本〉諸国名物往来』は、畿内・山城国から九州・対馬までの各国毎の名産品を列挙した往来。まず国名を大字で掲げ、その異称(州名)、郡数、江戸からの里程(陸路、稀に海路も示す)を細字で注記し、そこまでを子持ち罫で囲み、続けて同国の物産品を羅列する。本文を大字・7行・付訓で記し、所々割注を置いて、物産品の産地・特色等を付記する。見返に「いろはの本字」「九九之次第」、前付に「大日本国図」「海のなき国をしる和歌二首」「日本の異名」「日本高山」「日本大河」「日本の三景」「国々詞づかひ」「世上詞の言ちがい」「江戸年中行事」等の記事を載せるが、このうち「国々詞づかひ」「世上詞の言ちがい」は方言資料として重要である。SE03195
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★庄内往来(矢嶋寿軒・江戸後期)
¥2,000
★庄内往来(矢嶋寿軒・江戸後期) 【判型】大本1冊。縦258粍。 【作者】矢嶋寿軒(八島寿軒)作・書。 【年代等】享保15年以前作。江戸後期書。 【備考】分類「往来物」。山形県西田川郡寺田村の吉住清右衛門が使用した手習本。『庄内往来(矢嶋寿軒)』は、文政頃書『庄内往来』と同題だが別内容の往来物。正月から12月までの各月1通ずつの書簡体で、藩内の地名や名所、名産、その他事物の名を列挙した往来。寛文12年作『松竹往来』を改編した往来で、ほぼ同じ語彙を採録する。玉川大本末尾には「享保年中写之」の記載があるが、作者・寿軒は享保15年9月に享年73で没しているからそれ以前の作である。玉川大本は、「艶陽佳慶富貴万福幸甚々々。日々新而自他之繁栄重畳、雖於于今事旧候、尚更不可有尽期。先以、年頭之御規式…」で始まる文章を大字・5行・無訓で記す。各状の内容は、正月状が元日~18日の行事、2月状が正月の飾り物や祝儀に調える物等、3月状が御城下(鶴ヶ岡城)の市で売られている商品、4月状が藩内各地の海藻類・鳥獣、5月状が職人・酒類、6月状が各地の名物、7月状が神社仏閣、温泉、8月状が羽黒三山とその周辺の寺社、9月状が草木、虫、藩内の名木、10月状が菓子(果物)、青物(野菜)など、11月状が薬種、御城下周辺の地勢、12月状が諸芸、武術、庄内2郡の範囲という構成であり、藩内の地理学習とともに様々な語彙習得を目的に編まれたものと思われる。なお、寿軒の著作には別に『夜学往来』があるというが未詳。底本は本文を大字・5行・無訓で記す。SE03192
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〈新板〉古状揃手本(享保6年・2種全冊収録)
¥1,820
〈新板〉古状揃手本(享保6年・2種全冊収録) 【判型】大本1冊。収録順に縦253・258粍。 【作者】不明。 【年代等】享保6年1月刊([京都]西村市郎右衛門(初代、久重・未達・嘯松子)原板)。江戸中期後印。[京都]菱屋治兵衛板。 【備考】分類「往来物」。ほぼ同板2種を全冊袋綴じ展開収録。「古状揃」は「今川状」を中心に「腰越状」「含状(義経含状)」「弁慶状」「直実送状」「経盛返状」(以上2状を合わせて「熊谷状」とも)「曽我状」「大坂状」などの古状・擬古状や、「初登山手習教訓書(手習状)」「風月往来」などを組み合わせたもので、近世期を通じて最も流布した往来物の一つ。底本には「今川状」「義経含状」「曽我状・同返状」「熊谷状(直実送状・経盛返状)」「教訓状(手習状)」「弁慶状」「腰越状」の9状を収録する。本文を大字・5-6行・付訓で記す。ちなみに『元禄11年書目』には「二冊」と記すので、元禄頃の初刊本は2冊本であったらしい。なお、所収の2本のうち、後半には「享保六年丑正月吉日/西村市郎右衛門板」の刊記が削除されている。SE03126
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★〈書札大成・日用重宝・頭書絵入〉立新用文年中往来[立新用文季中往来](3種)
¥6,360
★〈書札大成・日用重宝・頭書絵入〉立新用文年中往来[立新用文季中往来](3種) 【判型】大本1冊。収録順に縦262・267・255粍。 【作者】芳村秀琢作。 【年代等】享保16年6月初刊([大阪]菊屋勘四郎板)。江戸中期再刊([京都]秋田屋平左衛門板)。 【備考】分類「往来物」。同板3種を全冊袋綴じ展開収録した。『立新用文年中往来』は、四季折々の手紙24通(各月往復2通)と、元服・髪置・婚礼・移徙・出産に伴う祝儀状やその他の消息文18通の合計42通を収録した用文章。本文を大字・4行・付訓で記す。前付に「本朝三筆(神野親王・沙門空海・橘逸勢」「永字八法」、頭書に「年中行事」「月之異名」「折形并状封様」「万積物之図」「目録書様図」「縁組言入目録」「廻状之書法」「寸礼并扇子金銀鳥目之礼式」「貴人高家主人江可勤礼日之事」「四季衣裳事」「諸礼心得之事」「当流手形尽」「手形書様口伝」「書判図」「男女相生」「不成就日事」「暦之中段」「暦之下段」「潮之満干」、巻末に「五ヶ津名物狂歌集」を収録する。SE03093
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★〈玉置流〉四季用文集(2種)
¥4,480
★〈玉置流〉四季用文集(2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦264・243粍。 【作者】芳村多仲(浪華堂)作・書・跋。 【年代等】享保12年7月刊。[大阪]菊屋勘四郎(橋本勘四郎・梅月堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録。『〈玉置流〉四季用文集』は、書名の如く四季折々の手紙など30通を収録した手本。前半24通は、月次順の往復文(往状は長文、返上は短文)で、五節句・四季の手紙が主体。他方、後半6通は屋敷購入の依頼など用件中心の手紙である。末尾に詩歌4編を付す。大字・3-4行・無訓で記す。SE03065
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★〈福寿〉筆海俗字指南車[俗字指南車](享保17年)
¥3,240
★〈福寿〉筆海俗字指南車[俗字指南車](享保17年) 【判型】半紙本1冊。縦226粍。 【作者】中村三近子作・書・序。 【年代等】享保16年3月自序。享保17年5月初刊([京都]西村市郎右衛門(寿詞堂・載文堂)板)。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『筆海俗字指南車』は、「書状つかひ世話字」以下、天象・地理・時節・樹竹・草花・鳥類・畜類・虫類・魚類・貝類・青物類・五穀并食物・菓子・着物・絹布・武具・諸道具・家宅・人倫・五体・疾病・不仁・衣服染色・六芸・員数・日本諸物濫觴・偏夷(えびす)国尽・東百官・百官・薬種・片言直し・一二月異名の33分類で日常語を網羅的に集めた往来物。語彙をやや小字・8行・付訓で記し、任意の語句に類語・同義語・語意等の割注を付す。首題下部に「三近子、常にこれを童蒙ニ教へて手近く利益あり」と記して、本書の教育効果が実証済みであることを強調する。頭書に九四通の例文を集録した「当流文章尽」、巻末に「書札書初高下・同書止高下」等の書簡作法や証文文例の「手形かゞ見」、さらに巻頭に「指南車の由来」「仁・義・礼・智・信・慈・睦」「献立認様」「茶の湯」「立花」「孝・悌・忠・信・礼・楽・射・御・書・数の教訓歌」等の記事を載せる。なお、巻末広告に『筆海俗字指南車〈後篇〉』を紹介するが未刊に終わった。SE03043
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七ッいろは(享保10年書)
¥700
七ッいろは(享保10年書) 【判型】特大本1冊。縦294粍。 【作者】中嶋又右衛門(礒野辺村*現・新潟県柏崎市)書。 【年代等】享保10年2月書。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『七ッいろは』(享保10年書)は、平仮名いろは(片仮名イロハを左下に小字で添える)を見出し語として、半丁4行で、各行に同音の漢字6字(例えば、い行は「以・伊・畏・意・委・異」)を大字で綴り、左右に音訓(大半が字訓)2~6種を小字で添えたもの。「イ」~「京」「一」~「十」の58行と「十干」2行の合計60行。なお、本書は、礒野辺村で使用された手習本で旧蔵者の自筆と思われる。SE03032
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三教指帰
¥1,000
三教指帰 【判型】大本3巻1冊。縦265粍。 【作者】空海作。 【年代等】享保6年9月刊。[大阪]小嶋勘右衛門ほか板。 【備考】分類「真言」。『三教指帰』(さんごうしき、さんごうしいき)は、空海による、宗教的寓意小説に仮託した出家宣言の書。序文から、延暦16年12月1日(797年12月23日)に成立していることがわかる。空海が24歳の著作であり、出家を反対する親族に対する出家宣言の書とされている。ただし、この時の題名は『聾瞽指帰』(ろうこしいき)であり、空海自筆とされるものが現在も金剛峯寺に伝えられて国宝に指定されている。その後、天長年間に同書を序文と十韻詩の改訂して朝廷に献上した際に書名を『三教指帰』に改めたと考えられている。阿部龍一は『聾瞽指帰』の改訂には50代になった空海の心境の変化や仏教思想の深化(特に「真言」への理解)を反映させるとともに、社会的地位の変化に伴って『聾瞽指帰』の特に序文に記された当時の律令国家においては反社会的な性格を有する儒教批判・文章経国主義批判を抑制したものになっている(阿部は周囲との対立を乗り越えて仏教を最上のものとして体制の統治イデオロギーであった儒教を捨ててその外側に出る決意を文章にした『聾瞽指帰』の執筆時と、体制の内側において密教の朝廷への導入を進めている中で体制の統治イデオロギーであった儒教との相互協力を打ち出す必要があった校訂及び『三教指帰』への改題時の違いと評する)。そして、朝廷に献上された『三教指帰』が宮廷で広く読まれたことが『続日本後紀』承和2年3月25日条に記された空海の薨伝から分かる。また、任官試験の1つである対策においても三教の関係について問われる場合も多く、『三教指帰』を読むことは当時の貴族社会においては実用的な意味も有していた。流麗な四六駢儷体で書かれている。蛭牙公子、兎角公、亀毛先生、虚亡隠士、仮名乞児の5人による対話討論形式で叙述され、戯曲のような構成となっている。亀毛先生は儒教を支持しているが、虚亡隠士の支持する道教によって批判される。最後に、その道教の教えも、仮名乞児が支持する仏教によって論破され、仏教の教えが儒教・道教・仏教の三教の中で最善であることが示されている。弁証法的な手法によって、仏教が論理的に称揚されている。日本における最初の比較思想論であり、思想の主体的実存的な選択を展開した著作である(Wikipedia参照)。SE02998
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古文孝経標註[古文孝経孔伝・標註古文孝経](明治16年)
¥1,000
古文孝経標註[古文孝経孔伝・標註古文孝経](明治16年) 【判型】大本1冊。縦260粍。 【作者】太宰春台(純)編(音)。片山兼山(山世璠)注・序。 【年代等】享保16年11月、太宰純序。享保17年8月初刊。明和9年1月、片山兼山序。明治9年版権免許。明治16年6月六刻再刊。[東京]小林新兵衛(嵩山房)板。 【備考】分類「漢学」。SE02908
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古文孝経国字解[孝経国字解]
¥5,520
古文孝経国字解[孝経国字解] 【判型】大本3巻3冊。縦262粍。 【作者】勝田祐義編・注。 【年代等】享保3年1月作。安永5年10月求板。[大阪]柏原屋佐兵衛(永昌堂)板。 【備考】分類「漢学」。『孝経安知鈔』の改題本。SE02907
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御法度書(享保16年)
¥1,000
御法度書(享保16年) 【判型】大本1冊。縦269粍。 【作者】不明。 【年代等】享保16年9月制定。安政4年6月書。 【備考】分類「法制」。享保16年の御法度書(五人組帳前書)の写し。駿河国志太郡石津村。SE02901
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五人組御仕置帳(宝暦13年)
¥1,200
五人組御仕置帳(宝暦13年) 【判型】大本1冊。縦265粍。 【作者】「甲斐国山梨郡倉科邑(現・山梨県山梨市)陽得峯之沙門」書。 【年代等】享保9年制定。宝暦13年3月書。 【備考】分類「法制」。袋綴じを展開して収録。SE02897
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御条目五人組御仕置(享保2年)
¥1,360
御条目五人組御仕置(享保2年) 【判型】特大本1冊。縦306粍。 【作者】柏崎吉兵衛書。 【年代等】享保2年書。 【備考】分類「法制・記録」。特大本のため、半丁ずつスキャンした。中扉に「享保二/酉年稲毛領・柚木領/五人組御仕置・盗賊御改一札」と記す。「差上申一札之事(五人組御仕置*享保2年)」および「盗賊人御穿鑿条々(明暦4年)」「覚(寛文13年)」「覚(延宝3年)」「覚(延宝7年)」「覚(天和3年)」「覚(貞享4年)」等の条目を収録する。 SE02857
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古今八卦拾穂鈔
¥2,800
古今八卦拾穂鈔 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】洛東隠士玄貞作。 【年代等】享保16年7月刊。[京都]藤屋治兵衛ほか板。 【備考】分類「占卜」。袋綴じ展開収録。本文第5丁落丁。SE02834
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〈ゑ入〉高野独案内[高野略縁起]
¥2,000
〈ゑ入〉高野独案内[高野略縁起] 【判型】横本1冊。縦123粍。 【作者】不明。 【年代等】享保19年1月序・刊。[南紀高野山]山本平六板。 【備考】分類「地誌」。高野山の案内記。紀州橋本よりの経路及び山内の名所・堂塔の解説。漢字かな交じり。絵図5丁分(橋本より奥の院まで3丁分・ぬり橋より天野慈尊院まで2丁分)あり。 SE02773