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女大学宝箱(小本・天保14年)
¥1,000
女大学宝箱(小本・天保14年) 【判型】小本1冊。縦110粍。 【作者】作者不明(貝原益軒仮託)。 【年代等】天保14年11月刊。[大阪]柏原屋清右衛門板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女大学』本文を5行・付訓で認めた小本の往来物。巻頭に鳳凰と麒麟の色刷り口絵と、和歌三神図、また、七夕の牽牛・織女図、巻末に高砂図を掲げる。SE03392
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★〈頭書註解〉女千字文(2種・高精細)
¥3,600
★〈頭書註解〉女千字文(2種・高精細) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・224粍。 【作者】森川保之作・画。静亭南山序。西川竜章堂書。 【年代等】天保4年秋序。天保4年9月刊([京都]吉野屋仁兵衛ほか板)。江戸後期再刊([京都]丁子屋源治郎板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈頭書註解〉女千字文』は、『千字文』にならって女性用の語彙・歴史・教訓に関わる内容を列挙した往来。「夫、我皇国(それわがみくには)、諾冉二柱(ぎみのふたはしらより)、万物造化(よろずのものなりいでて)、磐余彦尊(いわわれひこのみことより)…」のように漢字4字1句を基本とする合計250句・1000字から成る本文を大字・4行・付訓で記し、送り仮名等を小字で付記する。内容は、伊弉諾・伊弉冊による国造りの神話より筆を起こし、儒教・仏教の渡来、女性に関わりの深い史上の事象、烈婦・節婦などを中心に記述を進め、この間に、女徳、紡績裁縫、手習い、和歌・文学、医療・薬種など、女性に要用の語彙および生活心得について諭す。巻頭に「遊女(ゆづる)」等の小伝・挿絵、頭書に本文を解説した「女千字文註解」を掲げ、巻末に「十干十二支絵抄」を載せる。SE03388
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★〈袖玉〉女諸礼綾錦(小本・高精細)
¥2,200
★〈袖玉〉女諸礼綾錦(小本・高精細) 【判型】小本1冊。縦111粍。 【作者】池田東籬(悠翁)作。川部天受(玉園)書・画。 【年代等】天保14年12月刊。[大阪]河内屋喜兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈袖玉〉女諸礼綾錦』は、天保12年刊『〈新増〉女諸礼綾錦』の簡略版。記事配列は異なるが、『〈新増〉女諸礼綾錦』上・下巻から抽出した約20項を載せる。具体的には、冒頭に女子心得全般の教訓文、続いて「常の居ずまひの事」から「麪るいくひやう」までの女性礼法の基本をやや小字・6行・付訓で記す。本文末に、本書以外の礼法については『後編』に記すと予告するが、これは未刊と思われる。口絵に色刷りで和歌三伸・六歌仙等を掲げるほか、頭書にも「文字の始并いろは之事」から「大和ことば」まで17項の記事(一部は新たに追加されたもの)を収録する。SE03387
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女小学操鏡[〈改訂〉女小学](嘉永3年)
¥1,000
女小学操鏡[〈改訂〉女小学](嘉永3年) 【判型】大本1冊。縦255粍。 【作者】芳玉画。 【年代等】江戸後期刊(刊記には文化14年7月求板、天保14年8月再刻、嘉永3年7月三刻)。[江戸]山本平吉(栄久堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女小学操鏡』は、享保10年『女小学』の異本の一種で、享保板と同傾向の女子教訓を綴った往来で、概ね享保板の前半部の内容を要約し、文言を入れ替えたり、語句を補う。ただし、末尾は全くの別内容で、多言の戒め、詩歌・碁・将棋・三味線・舞い等の芸能の心得、「女の利根だて」の戒めや良友を選ぶべきことなどを諭す。底本は、『女小学』を本文とし、前付に「女性心得」、頭書に「世嗣草(「貝原先生著」とする)」「小児養育草」を掲げる。SE03383
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★〈教諭必用〉女古状揃(堀元甫・別本3種)
¥6,920
★〈教諭必用〉女古状揃(堀元甫・別本3種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・220・223粍。 【作者】堀原甫作。森川保之画。西川竜章堂書。三五園(帰童翁)序。池田東籬補。 【年代等】天保2年11月初刊。[京都]林権兵衛(文泉堂)ほか板。 【備考】分類「往来物」。天保2年板1種・天保5年板2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈教諭必用〉女古状揃』は、『古状揃』を模した女子用往来物で、文政5年刊『女古状揃園生竹』とは別内容。「女今川(元禄13年板系統)」「女手習織縫教訓状」「貝原氏老女諭状」「同孫息女返章」「女教訓冥加状」の5本を収録し、いずれも本文を大字・5-6行・付訓で記す。「女手習織縫教訓状」は、いわゆる『女手習状[女手ならひ教訓の書]』とは異文で、男子用の『古状揃』等に所収の『初登山手習教訓書(手習状)』を女子用に改編したもの。「夫、手習・織縫の有増は、古の巴板額、其外猛武士の闘に異ならず…」と筆を起こし、手習い・裁ち縫いを「武士の合戦」に譬えて諭す。「貝原氏老女諭状」および「同孫息女返章」は、貝原益軒の妻・東軒とその孫娘とがやり取りする往復書簡に仮託して、嫁入りする女性の心得を述べたもの。「女教訓冥加状」は、「夫、稲は命の根といふべきを略していねと称し、米は世の根というべきを省きてよねとは申すなり…」と書き始め、四季農耕のあらましや農業用語、農家女性心得などを綴ったもので、女子用農業型往来の唯一の例として重要。巻頭に「上巳雛祭、洛東八景眺望之図」「四季之異名」「月々異名」「女懐妊をしへ艸」、頭書に「女初春往来」「桜文章」「女流丗六俳仙」「裁物之辨」「男女五性名頭字尽」「十干十二支男女相性之吉凶并四悪十悪之事」等を掲げる。SE03381
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女今川千代見種(天保再板・山本板2種)
¥1,000
女今川千代見種(天保再板・山本板2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦258・257粍。 【作者】不明。 【年代等】天保年間刊。[江戸]山本平吉板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録した(最初の1本は冒頭に書袋を掲げた)。『女今川千代見種』は、『女今川』本文を5行・付訓で記し、巻頭に「神功皇后」「嶋台の図」「色紙短冊書やう并に寸法の事」を掲げ、頭書に「西三条逍遙院御作源氏文字ぐさり」「小笠原折形図」「結び形の図」「女中文封じやう」「目録折紙の書様」「七夕歌づくし」「裁物之指南」「薫物・懸香の名方」、巻末に「十二月之異名」等を載せた往来物。『女今川』は、江戸中期から明治期に至るまで250種以上の板種と20種近くの異本を生み、最も普及した女子用往来で、貞享4年板系統と元禄13年板系統の2種に大別されるが、両系統とも同趣旨の教訓を全23カ条と後文から成る壁書形式で綴り(これは『今川状』のスタイルを踏襲したもの)、女性にあるまじき禁止項目を列挙し、家庭における女性の心得全般を諭す。底本は元禄板系統で、「常の心ざしかだましく女の道明らかならざる事」で始まる23カ条と後文から成り、「心かだまし」と「心すなほ」を強調し、特に第5条では「主・親の深き恩」を「父母の深き恩」と言い換え、「忠孝」の代わりに「孝の道」とした点や、後文で天地の道や五常を説いた抽象的な表現や、下僕や他人に対する心得などを割愛する一方、孝・貞の見地から己の心の善悪を内省することを説いた点に特色がある。SE03378
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御成敗式目詳解[御成敗式目証註](天保2年・2種)
¥2,880
御成敗式目詳解[御成敗式目証註](天保2年・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦257・257粍。 【作者】高井蘭山注・序。 【年代等】文政11年春序。天保2年3月初刊。[江戸]上総屋利兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。同板別本も抄録。『御成敗式目詳解』は、後に『御成敗式目証註』と改題される以前の初刊本で、近世に成立した『御成敗式目』注釈書の中で最も普及したもの。『御成敗式目』の本文を約160段に分けて大字・7行・無訓で記し、段毎に細字の割注を施し、さらに頭書に楷書・小字・付訓の本文を再録する。注釈は必要に応じてかなりの長文で綴り、全体的に詳しく丁寧である。なお、本書を中本仕立てにし、頭書の余白に挿絵を載せたものが幕末から明治初年にかけて出版された。この中本『御成敗式目証註』の巻末広告(和泉屋金右衛門蔵板目録)には、本書および振鷺亭貞居注の『実語教童子教証註』、蘭山注の『児読古状揃証註』の三書を、「渓百年翁が『経典余師』に擬して本文の間に講釈を加え、真字を以て其頭に出し、傍に仮名を附したれば、師を待ずして弁へやすく、自ら身を治るの基となるべし」と紹介する。SE03346
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★番匠作事文章[番匠作事往来・普請番匠往来](5種)
¥4,200
★番匠作事文章[番匠作事往来・普請番匠往来](5種) 【判型】中本1冊(冒頭のみ半紙本仕立)。収録順に縦219・183・180・177・177粍。 【作者】不明。芳玉女画(釜金板)。 【年代等】天保14年1月刊([江戸]吉田屋文三郎(文江堂)板)。以下、収録順に、江戸後期刊(刊行者不明)/江戸後期刊([江戸]亀屋文蔵ほか板)/江戸後期刊([?]釜金板*表紙、芳玉女画、刷外題「〈新板絵入〉普請番匠往来」)/嘉永頃板([江戸]山田屋庄兵衛(錦橋堂)板*「安政六年四月」の書き入れ)。 【備考】分類「往来物」。同板または異板5種のうち冒頭のみ通常収録、ほか4冊を袋綴じ展開収録した。『番匠作事文章[番匠作事往来・普請番匠往来]』は、享和頃刊『番匠作事文章』とほぼ同文の往来。「凡、番匠作事取扱文字者、今般御拝領之屋敷・御館向就建者撰吉日・良辰、為致地祭、以普請奉行、大工棟梁・修理役人立会…」で始まり、地鎮祭、建築関連職人、建築用材、神社仏閣の建築、武家屋敷の建築、城郭建築、左官、瓦葺、棟上の儀式などについて記した本文を大字・5行・付訓で記す。SE03337
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〈平仮名附〉番匠往来(天保13年)
¥700
〈平仮名附〉番匠往来(天保13年) 【判型】大本1冊。縦220粍。 【作者】池田東籬(源正韶)作(天保2年板)。 【年代等】天保13年1月刊。[江戸]須原屋伊八ほか板(*見返「東都・文好堂梓」)。 【備考】分類「往来物」。『〈平仮名附〉番匠往来』は、池田東籬作、天保2年刊『番匠往来』([京都]俵屋治兵衛ほか板)の本文のみを大字・5行・付訓で記した往来物。「夫、巧匠之濫觴者、辱、天津児屋根命神業而、聖徳太子始而定巧匠之職、修理職木工寮是也…」と起筆して、巧匠の由来、建出・普請の最初の儀式である釿始(ておのはじめ)、礎水積(みずもり)、上棟などについて述べ、続いて神社・仏閣建築、建具、また官家・武門の家屋建築(能舞台・屋根・納戸などにも言及)、町家家屋や家屋各部の名称を列挙し、さらに普請の大法として建築資材、用語、大工道具、諸心得などを説く。なお、天保2年板の各種図解は一切省く。SE03335
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番匠往来(天保2年・2種・高精細)
¥1,500
番匠往来(天保2年・2種・高精細) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦224・220粍。 【作者】池田東籬(源正韶)作・書。小沢華岳・艮山画。 【年代等】天保2年9月刊。[京都]俵屋治兵衛(耕書堂)ほか板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した(第2冊は第10丁落丁のため、第1冊により補充)。『番匠往来』は、『大工註文往来』(整軒玄魚校)に類似した番匠子弟用の往来物。「夫、巧匠之濫觴者、辱天津児屋根命神業而、聖徳太子始而定巧匠之職…」と起筆して、巧匠の由来、建出・普請の最初の儀式である釿始(ておのはじめ)、礎水積(みずもり)、上棟などについて述べ、続いて神社・仏閣建築、建具、また官家・武門の家屋建築(能舞台・屋根・納戸などにも言及)、町家家屋や家屋各部の名称を列挙し、さらに普請の大法として建築資材、用語、大工道具、諸心得などを説く。天保2年板には口絵の異なる板種二種があり、一つは「士農工商」、もう一つは「釿始之図」「上棟之図」を掲げる。また、本文中に「町家表構之図」「座敷廻椽側之図」二葉を掲げるほか、巻末に「諸願成就吉日・不成就日」「土公神在所」を始め、主に家造・造作に関する吉凶方、吉凶日について記す。SE03332
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〈両点講釈〉大全商売往来[拾遺商売往来・商売往来講釈](6種)
¥5,580
〈両点講釈〉大全商売往来[拾遺商売往来・商売往来講釈](6種) 【判型】中本1冊。収録順に縦180・174・178・178・178・178粍。 【作者】近沢幸山(桃堂)作・序。竹堂書(文久元年板)。 【年代等】天保13年序・初刊([江戸]藤林屋久兵衛(玉金堂)板)。安政4年求板([江戸]若林喜兵衛(玉養堂)板)。文久元年9月再刻([江戸]若林喜兵衛(玉養堂)板)。以下、収録順に、嘉永5年秋新刻([江戸]新庄堂板)/江戸後期刊(刊行者不明)/江戸後期刊(刊行者不明)/弘化3年5月、金水陳人序・刊([江戸]吉田屋源八板)/江戸後期初刊([江戸]誠信閣)、明治初年後印([東京]近藤清太郎板)。 [江戸]山城屋政吉ほか板。また別に、等(後印)あり。 【備考】分類「往来物」。同板・類板など6種を全冊袋綴じ展開収録した。題簽題は収録順に「〈両点講釈〉大全商売往来」「〈講釈注入〉商売往来大全」「大全商売往来〈講釈附〉」「〈改正〉大全商売往来〈講釈附〉」「大全商売往来〈講釈附〉」「〈両点〉商売往来〈同講釈入〉」。『〈両点講釈〉大全商売往来』は、「商売往来」「拾遺商売往来」「商売往来講釈」の3編を合冊した往来。まず最初に天保13年に「商売往来」「拾遺商売往来」を合綴した『古今商売往来』(江戸・山城屋佐兵衛ほか板)が刊行され、その後、「商売往来講釈」が増補されたものと思われる。巻頭の「商売往来」は堀流水軒作・元禄7年刊『商売往来』本文に両点(音訓)を施したもの。続く「拾遺商売往来」(近沢幸山作)は、『商売往来』に漏れた語句で綴ったもので、「抑商賈人、上者公卿・侯家之弁御用、下者至樵夫・杣人・賤女迄、而商於其日用…」と書き始め、冒頭に商人の心得に触れ、衣冠束帯、女服、僧徒官服、絹布類、畳縁、果物、青物・乾物・野菜類、蒸菓子、干菓子、魚鳥、獣、虫、草木、器財、測量用具、家具、雑具、道具、薬品の順に語彙を列挙し、後半で経史・六国史・三部書・和歌三代集・同五代集・同八代集・同十三代集・同二十一代集・四書・五経・十三経等々の和漢書・仏典(名数)を列記する。最後の「商売往来講釈」は、元禄板『商売往来』本文を語句毎に区切って大字で掲げ割注を施したもの。いずれも本文を大字・5行・付訓で記す。なお、天保13年板には「拾遺商売往来」の末尾に「若林久兵衛」と記載する。また、これとは別に、天保13年の刊記を有し、見返に「周仙堂先生拾遺、蒼松軒先生註」と記したものや、弘化3年の金水陳人序文を付す弘化4年・吉田屋源八板もあるが改竄であろう。SE03322
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★彦根・長浜町名[彦根町名(内町)・外町之覚・長浜町名之事]
¥1,400
★彦根・長浜町名[彦根町名(内町)・外町之覚・長浜町名之事] 【判型】大本1冊。縦280粍。 【作者】茂森徳松書。 【年代等】天保7年2月書。 【備考】分類「往来物」。『彦根・長浜町名』は、「彦根町名」「外町之覚」「長浜町名之事」を合綴した町名尽。「彦根町名」は、「彦根御城下御天守、御殿、内曲輪、京橋、片原、尾末町、元安養寺町…」以下城下付近の内町の町名。「外町之覚」は、「切通丁、瓦焼丁、水流町、柴蔵町、小道具町、柳町、彦根町、餌指町…」以下、彦根外町の町名。「長浜町名之事」は、「神戸町、南伊部、北伊部、三ッ屋、出町、知善院町、袋町、鍛冶屋町…」以下の町名。以上を大字・3行・無訓で記す。SE03256
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★新潟往来(天保頃)
¥1,400
★新潟往来(天保頃) 【判型】特大本1冊。縦306粍。書初は縦385×横268粍。 【作者】佐藤源助(栄仙)書。 【年代等】天保頃書。 【備考】分類「往来物」。旧蔵者の一人である渡部源次郎書の天保16年元旦の書初1枚も収録。『新潟往来』は、「長閑なるけしきにまかせ、此度、新潟一見いたしまいらせ候。さてさて聞しに勝る有様や、まつ御白山の結構・拝殿には思ひ思ひに絵馬奉納、前には大川漫々として…」で始まり「…清水焼の茶碗二つ、塗下駄二足御娘子達へ進しまいらせ候。かしく」と結ぶ全文一通の女文形式で、新潟近辺の神社仏閣・名所旧跡等を紹介した往来物。新潟を中心に各方向に見える眺望や、町々や参詣路の様子にも触れる。本文を大字・4行・無訓で記す。SE03249
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〈天保新販〉東海道往来[〈新板〉東海道往来](3種)
¥1,000
〈天保新販〉東海道往来[〈新板〉東海道往来](3種) 【判型】中本1冊。収録順に縦175・177・178粍。 【作者】不明。 【年代等】天保年間刊([江戸]か、刊行者不明)。弘化年間再刊([江戸]大黒屋平吉板)。 【備考】分類「往来物」。同板3種のうち2種を袋綴じ展開収録、最後の1種を通常収録した。『〈天保新販〉東海道往来[〈新板〉東海道往来]』は、江戸後期刊『都路往来』(中本・藤屋板)の見返しを削除し、頭書の一部を改変した模刻本。『東海道往来』の本文を4行・付訓で記し、頭書に「十二月異名」「大橋・小橋風景図」を掲げるほか、見返しに「江戸より東海道京までの里数」を載せるものもある。なお、『東海道往来』は、「都路は、五十余にみつの宿、時得て咲や江戸のはな、浪静なる品川や、頓(ヤガ)てこえくる河崎の、軒端(ノキバ)ならぶる神奈川は…」で始まる七五調・文字鎖の文章で東海道五十三次の宿駅名を列記し、最後に女文形式で「…花のにしきの九重に、こゝろうきたつみやこぞと、君の寿きいはゐたりけり。かしく」と結ぶ。SE03227
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〈新板手本〉婚礼女国尽文章[〈改正〉婚礼女国尽](3種)
¥1,000
〈新板手本〉婚礼女国尽文章[〈改正〉婚礼女国尽](3種) 【判型】中本1冊。収録順に縦187・181・179粍。 【作者】不明。 【年代等】天保8年以前刊。[江戸]花屋久治郎(星運堂)板。[江戸]鶴屋喜右衛門(仙鶴堂)板(後印)。[江戸]和泉屋市兵衛板(後印)。 【備考】分類「往来物」。同板3種を収録、うち1本を袋綴じ展開収録。『〈新板手本〉婚礼女国尽文章[〈改正〉婚礼女国尽]』は、滝沢馬琴作『国尽女文章』と同じ趣向で日本の国名や名所・名物を紹介した往来物(ただし異文)。「一筆申あけまいらせ候。今度、御姫様、山城守様御媒にて大和守様へ御ゑん組御整ひ遊はし…」で始まる婚礼祝儀状の体裁で、諸国領主から送られた各地特産の婚礼道具の数々を書き綴った往来。河内守から贈られた這子・筒守・御厨子・黒棚以下、畿内七道の各国(領主)毎に名産を列記する。天保板は、本文を大字・五行・付訓で記し、巻頭に本朝呉服の由来と養蚕図、頭書に「娘を五もじと言訳の事」を載せる。このほか本書本文のみを収録したものや付録記事を改めたものなど、幕末までに種々の板種が生まれた。SE03186
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★岐岨乃花布美
¥1,400
★岐岨乃花布美 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】柿廼屋(芳)作。篠田雪鳳書。 【年代等】天保6年春序・刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。『岐岨乃花布美』は、『東海道往来』にならって、江戸から京都へ向かう順序で中山道六十九次の宿駅を七五調・美文体で詠みこんだ往来物。「都路の木曽は六十(むそじ)に九つの、長閑き春に大江戸は、渡る板橋あさやかに、にきる蕨も風通ひ、開て浦和の若草と…」で始まる文字鎖の文章を大字・4行・稀に付訓で綴る。SE03172
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★〈名所旧跡〉河内往来(高精細)
¥2,360
★〈名所旧跡〉河内往来(高精細) 【判型】半紙本1冊。縦226粍。 【作者】堀月下作。加地士竜(松樹館)・藤林春碩書。基亭画。清水往永・王母跋。 【年代等】天保6年8月、三五園主人序・刊。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『河内往来』は、河内国の「神社仏閣・村里・川流等の名目を顕し、猶、頭書には当時の和歌・俳諧をくはへ、或は名物・名産をしるした」往来。「抑此国の名を河内と申は、其むかし神武天皇難波の津より青雲の生駒山に攀(よじのぼ)り遙に叡覧ましませは、東より南は峩々たる山続にして…」と筆を起こし、河内国の地形、国号の由来、一の宮・牧岡神社を始めとする寺社縁起、名所故事などを、しばしば古歌を引きながら紹介し、末尾を「…折々尋ね求て筆を取へく候。かしく」と女文形式で結ぶ。本文を大字・5行・所々付訓で記す。巻頭に七十五翁四端らの和歌・俳句と河内名所風景図、頭書に「当時の好士和歌・俳諧、名物・名産のるい」、さらに巻末に藤林春碩筆の「書初詩歌・七夕詩歌」計20首を掲げる。SE03169
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★〈東都地名案内〉女江戸方角[女文江戸方角往来](2種)
¥2,000
★〈東都地名案内〉女江戸方角[女文江戸方角往来](2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦177・176粍。 【作者】内山松陰堂書。芙泉画。 【年代等】天保11年12月再刻。[江戸]森屋治兵衛(錦森堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録。『〈東都地名案内〉女江戸方角』は、明和3年原板『江戸方角独案内[江戸名所独案内]』とほぼ同内容の女性版『江戸方角』。『御江戸名所方角書(江戸方角)』を女文に書き改めたもので、「先大江戸のちまたをいはゝ、其数八百八町にわかれ、東は和田倉、八代洲河岸、雨雲襲ふ竜の口、綾とりかけし呉ふく橋…」で始まる七五調の文章で江戸府内の地名のあらましを綴る。本文を大字・6行・付訓で記す。巻頭に「東都江戸橋之図」、頭書に「女日用の文」「七夕の和歌」「文封じやう」を載せる。SE03162
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★御手本御用[海津往来](天保15年)
¥2,000
★御手本御用[海津往来](天保15年) 【判型】特大本1冊。縦305粍。 【作者】北沢郡治書カ。 【年代等】天保15年3月書。 【備考】分類「往来物」。『御手本御用[海津往来]』は、最古本の寛延4年書『海津往来』の本文を大字・3行・無訓で記した手習本。底本は、末尾3丁程を欠く零本。『海津往来』は、信州埴科郡松代(海津・貝津)地方の沿革や地理を記した往来物で、「抑南膽部州大日本信陽埴科郡縣壮松井郷藤沢里松代海津者、往昔清野殿屋敷にて、天文六年未八月武田晴信公に属し…」と起筆して、天文以後当代に及ぶ統治の歴史、松代藩政下における寺社の造営とその縁起、聖道と国土富饒、名産品・名所、藩内諸郡と隣接諸藩、文武に励む藩士の気風、和漢古今名筆と入木道奨励までを述べる。寛延4年写本(謙堂文庫蔵)は本文を大字・5行・無訓で記す。本書の異本として、本文冒頭部の統治の歴史を箇条書きに並べ、さらに文化・文政頃までの沿革を増補した文政9年写本『海津往来』(謙堂文庫蔵)もある。SE03161
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★江戸方角独案内[御江戸名所独案内・江戸名所女方角](4種)
¥2,560
★江戸方角独案内[御江戸名所独案内・江戸名所女方角](4種) 【判型】中本1冊。収録順に縦178・181・181・179粍。 【作者】不明。 【年代等】明和3年春初刊。寛政9年1月再刊。享和3年3月再刻。天保4年冬再刊。[江戸]西村屋与八板。 【備考】分類「往来物」。享和板・天保板をそれぞれ2種ずつ合計4種を全冊収録した。『江戸方角独案内[御江戸名所独案内・江戸名所女方角]』は、明和2年刊『御江戸名所方角書[江戸方角]』を原型としつつも、地名等にかなりの変更を加えたもの。地名・町名7語、寺社5語、川2語を増加し、地名・町名8語、寺社31語、橋1語、川1語、その他3語を削除する。「開威(かけまくもかしこき)大江戸の街(ちまた)を云はゞ、其員(かず)八百八町に別れ、東は和田倉・八代洲河岸、雨ぐも襲(さそ)ふ竜の口…」で始まる七五調の美文を大字・5行・付訓で記す。口絵に「両国橋之風景」、頭書に「大日本国尽」「生花指南」「文章高下文字」「物の数書様事」「六曜の伝」を収める。SE03155
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宝便古状揃大成(万延元年)
¥1,000
宝便古状揃大成(万延元年) 【判型】大本1冊。縦254粍。 【作者】不明。 【年代等】文化11年3月再刻。嘉永4年5月再刻。天保3年9月再刻。万延元年2月再刻。[江戸]森屋治兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『古状揃』は、中世以来、「寺」における手習い教科書として用いられてきた『今川状』を中心に、『腰越状』『含状(義経含状)』『弁慶状』『直実送状』『経盛返状』(以上2状を合わせて『熊谷状』とも)『曽我状』『大坂状』などの古状・擬古状や、『初登山手習教訓書(手習状)』『風月往来』などを組み合わせて出版した往来物。『宝便古状揃大成』は「今川状」「手習状」「腰越状」「義経含状」「弁慶状」「熊谷送状」「経盛返状」「大坂進状」「同返状」の9状を収録した往来物で、見返に「天満宮縁起」、頭書に「音訓千字文」と本文関連の挿絵、「七夕歌づくし」「隅田川往来」を載せる。SE03140
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貞丈家訓[安斎氏家訓](高精細)
¥1,000
貞丈家訓[安斎氏家訓](高精細) 【判型】半紙本1冊。縦231粍。 【作者】伊勢貞丈(平蔵・安斎)作。屋代弘賢(輪池)校・序。山本沢彭(長孝)跋。 【年代等】宝暦13年11月作。文政2年5月跋。天保8年2月、屋代弘賢序。天保8年春刊記。天保12年冬、松山堂序・刊。[江戸]堀野屋儀助(宝翰堂)板。 【備考】分類「往来物・教訓」。袋綴じ展開収録。『貞丈家訓[伊勢貞丈家訓・安斎氏家訓]』は、武家故実家として知られる伊勢貞丈の家訓を上梓したもの。五常・五倫・先祖・家業・衣食住・神仏・酒色財奕・苦楽・慎独・省身・改追・非理法権天・倹約・堪忍・自暴自棄の15章に分けて説く。育児については、「五倫の事」に若干の記事があり、父子関係(この「父」には母の意味も含まれるとする)における「親」について触れ、続いて、父母の育児について「父は子をきびしくそだて、行儀を直し、芸能ををしへ、物事を能くいひ教しへ、悪(あし)き事をしかり、いましめ、よき人がらにそだてあげて、人にもほめさせる様にと世話をやき、其子の為になる様にしつけをするは、父の慈悲にて、父の法也」、また、「母は物やはらかにして、子をいたはり、父のきびしきを、子の心にはらたゝず、わろく思はぬ様に能々道理をいひ聞かせて子の心をやはらげて教へそだつるは、母の慈悲、母の法也」と説く。また、養父母の養子に対する心得や舅姑と嫁の間の心得にも言及する。SE03113
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★〈上層絵入〉大学啓蒙抄[大学童子訓](2種)
¥3,520
★〈上層絵入〉大学啓蒙抄[大学童子訓](2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦172・182粍。 【作者】山田野亭(好華堂・好花堂・山田案山子・大和屋圭蔵・得翁斎)作・序。松川半山(翠栄堂)画。*彫工、井上治兵衛。 【年代等】天保15年1月自序。弘化2年11月刊。[京都]林芳兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。改題本とも2種を袋綴じ展開収録した。『〈上層絵入〉大学啓蒙抄[大学童子訓]』は、『大学(朱熹章句)』の童蒙用絵入り注釈書。「経典余師」の体裁に挿絵を加えた編集形式をとり、『大学』本文を細かく区切って6行・付訓(訓点)で掲げ、平易な割注を添える。頭書に「孔子略伝」「『大学』由来」「孔子門人略伝」「学問の大意」などの関連記事と挿絵を載せる。巻頭に「忠・孝」図2葉と返り点等の読み方を示した「読法(ヨミホウ)」を掲げる。SE03111
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〈余師〉三字経童子訓[三字経和訓図解・三字経抄](口絵色刷・2種)
¥1,500
〈余師〉三字経童子訓[三字経和訓図解・三字経抄](口絵色刷・2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・224粍。 【作者】額田正三郎(双額堂・一止人)注。内瀕逸人序。井上春曙斎画。池田東籬校。 【年代等】天保12年1月刊記。天保12年8月序・刊。[京都]額田正三郎(双額堂)板。 【備考】分類「往来物」。初板本(見返・口絵色刷)2種と後印本2種を収録。本書は、『三字経』の絵入り注釈書。いわゆる「経典余師」スタイルで、『三字経』本文を2~11句の全80段に分けて楷書・大字・6行大・付訓で記して割注を施し、さらに頭書に総振り仮名付きの書き下し文を載せたもの。典拠を逐一示すことは控え、平易かつ簡潔な注釈を心懸ける。また、本文中に「五行七情の大意」「西狩得麟而孔子作春秋」など数葉の挿絵(記事)を挟むほか、巻頭に「伯厚先生教授幼童」図や「天地人三才之図」などを載せる。なお、初印本は巻頭口絵を色刷りにする。SE03107