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★〈女教文章〉女要文通筆海子[女文通筆海子](高精細)
¥2,840
★〈女教文章〉女要文通筆海子[女文通筆海子](高精細) 【判型】大本1冊。縦262粍。 【作者】長谷川品(筆海子)書。梅月堂序。 【年代等】宝暦3年春序。宝暦3年1月刊。[京都]秋田屋伊兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈女教文章〉女要文通筆海子』は、跋文によれば、長谷川妙躰の書号である「筆海子」を受け継いだ長谷川品(妙躰と同じ洛陽四条の人)が書した女筆手本で、その号を書名としたものである。各頁に匡郭を設け、全文を妙躰流の散らし書きで綴る。天下太平を謳歌した手紙文を冒頭に掲げ、続いて新年状以下の年中行事や花鳥風月の風情を綴った手紙文、さらに櫛置(髪置)・婚礼・成人等の祝儀状(礼状)など合計23通を収める。巻頭に「琴・双六由来」「小笠原流折形」「女の四徳」「女用大和詞」「女中文の封じ様」などの記事(挿絵)を掲げる。なお、本書の改題本に明和7年刊『女要筆玉藻』や『女筆御世の春』などがある。SE03420
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★女用文浜真砂(鱗形屋板・2種)
¥2,400
★女用文浜真砂(鱗形屋板・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦264・262粍。 【作者】不明。 【年代等】宝暦頃刊。[江戸]鱗形屋孫兵衛板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録。『女用文浜真砂(鱗形屋板)』は、「馳走の礼状」「御機嫌伺い状」「花の贈り物の礼状」「花見誘引状」「新年状」、その他五節句祝儀状など21通を収録した女用文章。大字・3-4行・所々付訓で記す。前付に「女風俗教訓図」「女千代のたから」「教訓歌」、頭書に「女諸礼」「女中文かくことばのならひ」「女所業(てわざ)之部」「女ことばよしあし」等を掲げるが、これらの付録記事は享保元年刊『女大学宝箱』や享保15年刊『女中庸瑪瑙箱』の影響を多分に受けている。なお、本書は江戸後期刊『福寿百人一首宝箱』中にも合綴されている。SE03413
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★〈万宝大成〉女用文綾錦(西村末昭)
¥3,040
★〈万宝大成〉女用文綾錦(西村末昭) 【判型】大本1冊。縦260粍。 【作者】西村末昭(恵十・収雷堂・一茎舎・恵十郎)書。 【年代等】宝暦頃刊。[江戸]奥村喜兵衛(太保堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈万宝大成〉女用文綾錦』は、宝暦12年刊『女用文立田川』の増補・改題本。『女用文立田川』の前半部に、「春のとくたる事、一夜を隔てこゝろ新玉り…」で始まる新年祝儀状から歳暮祝儀状までの短文の女文20通を増補したもので、末尾に「にし村恵十書(花押)」の署名がある。全て大字・稀に付訓の散らし書きで綴る。頭書には、「初春の文章」「久敷逢さるかたへ遣文章」「雪ふりに遣す文章」など一九通の例文を始め、「小笠原流折形」「五性名頭」「裁物口伝」「縫物乃しなん」等の記事を載せる。この前半部分は宝暦頃刊『女今川春錦』中にも合綴されている。なお後半部分(『女用文立田川』と同内容)は、「婚礼祝儀状」から「歳暮祝儀状」までの女文24通を、多く無訓の散らし書きで記す。例文は、帯祝い礼状、初対面での馳走の礼状、短冊に揮毫を頼む手紙、男子出産の祝儀状、重陽の節句祝儀状など親しい者との手紙が主である。頭書に「大和めぐり(やまと往来)」(『わかみどり』上巻とほぼ同内容)」「隅田川往来」の二つの往来と女子消息文(「春の文」~「移徙祝儀の礼状」の17通)を収録する。SE03410
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★女通要文袋[女通要文・女通用文章](高精細)
¥3,400
★女通要文袋[女通要文・女通用文章](高精細) 【判型】大本1冊。縦261粍。 【作者】居初津奈作・書。西川祐信画。 【年代等】宝暦5年1月刊。[京都]銭屋庄兵衛(斉藤庄兵衛・雲箋堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女通要文袋』は、元文3年刊『女文林宝袋』の改題本。元禄3年刊『女書翰初学抄』の改刻本・模刻本は多いが、本書は元禄3年板の旧版下の一部)を改刻した『女文林宝袋』の付録記事を一新したもの。前付に「紫式部小伝」「女教誡八花形」「和歌十体絵抄」「和歌并文章仮名遣之事、付和字之由来」「楊子指仕様秘伝」「色紙短冊寸法并書様」「女言葉づかひ」「養蚕の由来」「十香聞様口伝」「目録折紙書様」「小笠原流折形」「両指花笄之図」「進物積様之図」「当世替りかんざし雛形」「三味線名所図」「裁物秘伝」「琴名所の図」「女中文の封様事」「双六之図」「謡歌十徳」「女中教訓所体鑑」「婚礼之図説」「七夕祭の由来」、また、巻末に「錺煖鍋之図」「蝶花形之由来」を収録する。SE03397
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★松花堂詩歌(宝暦4年)
¥2,000
★松花堂詩歌(宝暦4年) 【判型】特大本1冊。縦287粍。 【作者】松花堂昭乗(惺々坊・惺々翁・滝本坊)書。 【年代等】宝暦4年5月刊。[江戸]小泉四郎兵衛蔵板。[江戸]下野屋利助ほか売出。 【備考】分類「往来物・書道」。袋綴じ展開収録。書名は別本のデータと内容から推定。『松花堂詩歌』は、「先遣和風報消息。続教啼鳥説来由」以下の詩歌を集めたもの。巻末4丁に佐理卿筆の詩歌を掲げる。 ◎禁無断転載・複製SE03349
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★〈改正増補・商家〉問屋往来(2種)
¥2,000
★〈改正増補・商家〉問屋往来(2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦183・179粍。 【作者】長友松軒作。 【年代等】宝暦13年以前作。安永8年9月刊([江戸]伊勢屋治助板)。寛政6年6月再刊([江戸]鶴屋喜右衛門板)。 【備考】分類「往来物」。安永板と寛政板の2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈改正増補・商家〉問屋往来』は、明和3年刊『〈甲谷〉問屋往来』とは別内容の往来物。単行版は安永板が現存最古だが、既に宝暦13年刊『新編書札指南』(長友松作・書)の頭書に見えるから、本書は明和3年刊『〈甲谷〉問屋往来』に先駆けて成立した『問屋往来』と考えられる。「京、江戸、大坂、長崎、松前、津軽、南部御客方、段々御出、数多之注文相渡、染地、地廻、反裁、播州、川西、姫路、周防、阿波印付等相調…」で始まる全1通の手紙文に見立てて、諸国の港や問屋の取引商品名(被服、小間物、紙類、生産道具、家財道具、雑具、絵具など)などを列挙する。本文を大字・五行・付訓で記す。巻頭に問屋商や荷船の図を掲げ、頭書に「諸職家名尽」「古銭図鑒」「十二月異名」「不成就日」「十干十二支」の記事を載せる。なお、文化14年板『御成敗式目』(江戸・鶴屋喜右衛門板)広告によれば、角書の「商家」は「あきびと」と読む。SE03324
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〈改正かな附〉商売往来(「堀氏」明記)
¥700
〈改正かな附〉商売往来(「堀氏」明記) 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】堀流水軒作。堀氏筆カ。 【年代等】江戸中期(宝暦12年以前)刊。[大阪]糸屋市兵衛板。 【備考】分類「往来物」。『〈改正かな附〉商売往来』は、流布本『商売往来』の本文を大字・4行・付訓で記した往来物。表紙見返に「十幹十二支」「篇づくし」を掲げる。なお、底本裏表紙に「宝暦十二…」の記載あり。SE03307
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商売往来(江戸中期・大本4種)
¥1,480
商売往来(江戸中期・大本4種) 【判型】大本1冊。収録順に縦256・258・255・249粍。 【作者】堀流水軒作。 【年代等】江戸中期刊(4本目は江戸中・後期刊)。収録順に、享保4年7月以前(「享保季己亥秋七月下」書き入れ)刊・刊行者不明、宝暦13年1月刊・[江戸]藤木久市板、寛政11年4月刊・[江戸]山口屋藤兵衛板、刊年不明・[大阪]近江屋善兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。概ね江戸中期刊行の大本『商売往来』4種を全冊袋綴じ展開収録した。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記した往来。特に(3)商品が占める紙幅が大きく、しかもその殆どを類別の商品名(語彙)の形で掲げるのが特徴。その内訳は、被服73語、食品・食物23語、家財・家具・雑具70語、薬種・香料45語、武具38語、動物(主として魚介)43語、その他4語となり、合計296語を収録。日常に必要な商品名を列挙するため、結果としてこの分野は生活関係語彙集としての役割も果たしたと思われる。最後の商人心得は、勤勉・正直・節倹の諸徳に重点を置いて諭しており、商人のみならず四民に通ずる教訓となっている。本文・付録記事は、収録順に次の通り。 (1)享保4年以前板は、『商売往来』の本文を6行・無訓で記したもので、付録記事はなし。(2)宝暦13年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「天じんきやう(天神経)」と道真肖像、頭書に「諸官位名」「法躰名字」「名字尽」「名頭字」「偏并冠」「いろは古文字并本字」「不成就日」を収録。(3)寛政11年板は『商売往来』の本文を5行・付訓で記し、見返しに「潮汐之満干」、前付に「蛭子命神託」、頭書に「大日本国尽」「五性名頭文字」「九九之数名」「片仮名伊呂波」「平仮名之正字」「銭相場割付算」「商人日用雑書」、後付に「願成就日・不成就日・同悪日」を収録。(4)刊年不明・近江屋板は『商売往来』の本文を4行・無訓で記したもので、付録記事なし。SE03305
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★竜田詣〈并散艸〉(宝暦6年)
¥2,000
★竜田詣〈并散艸〉(宝暦6年) 【判型】大本1冊。縦281粍。 【作者】長雄耕雲書。 【年代等】宝暦6年1月、浦井丞右・船田雅通跋・刊。[江戸]鶴本平蔵(常春堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『竜田詣〈并散艸〉』は、前半に「竜田詣」、後半に散らし書きの「仮名文章」を収録した往来物。『竜田詣』と題した単行刊本として現存最古。「竜田詣」は流布本(享保19年刊『〈寺沢〉年中往来』所収の「竜田詣」)と同内容で、「内々の立田詣の事、紅葉も漸時分にて候。何頃おほし召立候はんや。そこもと次第に候。此月中頃よく候はん哉…」で始まる本文を大字・4行・無訓で記す。また「仮名文章」(冒頭丁には「仮名の一ノ十」とある)は、「新年祝儀状」から「嫁入りする人への教訓状」までの四季折々の手紙、諸用件の手紙など30通(全文散らし書き)を収録する。SE03221
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太平江戸往来[自遣往来・広楽江都往来](宝暦板系統・7種)
¥3,600
太平江戸往来[自遣往来・広楽江都往来](宝暦板系統・7種) 【判型】中本1冊。収録順に縦185・184・187・180・182・181・182粍。 【作者】不明。⑤⑥⑦は永寿堂序。 【年代等】①②宝暦8年8月開板。明和3年刊[江戸]山本小兵衛(丸屋小兵衛・豊僊堂)板、③宝暦8年8月開板。天明元年8月再刊[江戸]西村屋与八(永寿堂)板、④宝暦8年8月開板。天明元年8月再刊。寛政8年5月改正・再刊[江戸]西村屋与八(永寿堂)板、⑤⑥⑦文化2年2月再刊[江戸]西村屋与八(永寿堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板または類書7種を全冊袋綴じ展開収録した(一部、見開きに合成)。題簽題は、①②「〈再板〉太平江戸往来」、③不明、④「〈再板〉太平江戸往来」、⑤⑥⑦「〈文化再板〉太平江戸往来」、見返題「広楽江都往来」。『太平江戸往来[自遣往来]』は、寛文9年刊『江戸往来』の本文に前付や頭書などを加えた中本の往来物(①は本文のみだが、題簽の記載から本来は前付が存したと考えられる)。①②③は、前付に「上野東叡山寛永寺」「諸礼之図抄」を付す。④は、前付に「上野東叡山寛永寺」「諸礼之図抄」、後付に「江戸神社祭礼略記」「所々参詣之記」を付す。⑤⑥⑦は、前付に「鶴亀・松竹梅の図」「始皇帝故事」、頭書に「江都年中行事」「江戸名所いろは寄」「江戸近辺六阿弥陀」「江戸六地蔵巡」を収録する。SE03217
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★〈長雄〉隅田川往来(明和8年・2種)
¥3,560
★〈長雄〉隅田川往来(明和8年・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦271・266粍。 【作者】禿箒子作。長雄耕雲(書簡文)・佐藤対雲(隅田川往来・隅田川八景詩歌)書。 【年代等】宝暦4年初刊。刊。明和8年9月初刊([江戸]山崎金兵衛板)。江戸中期後印([江戸]大和田安兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録(袋綴じ展開収録。後印本は見返しに書袋を貼付)。底本は現存最古の『隅田川往来』の一つで、同板2種を収録。明和8年9月刊『〈長雄〉隅田川往来』は、「昨日は御庭前の花に戯れ、流石に永き春の日を黄昏早きと惜(かなし)み侍りき…」と書き始め、梅柳山木母寺の梅若忌(旧暦3月15日)に際して隅田川一帯を散策する計画を奨める1通の女文形式で、江戸・両国橋から亀戸天満宮・永代島八幡宮までの隅田川周辺の名所旧跡・神社仏閣を紹介した往来物。『江戸出版書目』等によれば溝口庄司筆の宝暦4年板が最古本だが、この初板本と、これに次ぐ明和2年板(禿箒子作)も未発見であり、明和8年3月刊の『〈新板・絵入・頭書〉隅田川往来〈并〉八景和歌』(中本)と同年9月刊の『〈長雄〉隅田川往来』(大本)が現存最古。このうち後者にあたる底本は、巻頭に「追日野山之色不限東園北地、風景尤春之遊行無変盛也…」で始まる書簡文など2通を大字・2行・無訓で記し、続いて、「隅田川往来」を大字・3行・無訓、「隅田川八景詩歌」を大字・4行・無訓で認める。なお、収録順序が早印本と後印本とで異なるが、丁付けから言って書簡文が巻頭に来るのが本来である。SE03205
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★御領千秋万歳記
¥2,000
★御領千秋万歳記 【判型】特大本2巻合1冊。縦310粍。 【作者】菊地宅久作。鈴木安右衛門書。 【年代等】宝暦4年9月書。 【備考】分類「往来物」。各頁の画像を見開きに合成。『御領千秋万歳記』は、岩城亀田藩城下の寺社など、出羽国由利郡(現・秋田県由利本荘市)の名所旧跡を紹介した往来物。上巻は「抑、中郡公田万代不易之熟土、耕農業一粒万倍実、千秋富饒民家、猶以幸祥々精粗之地、千亀万鶴粧祝詞難及筆墨…」と起筆して、同郡の国土が豊かなことを讃え、城下を流れる河川や周囲の山々(虚空蔵山、諏訪山)など地形に触れた後、本荘藩主・六郷家に由来する大蔵寺や日住山の様子や滝津川など山間部の様子を記し、さらに城下周辺の町並みや寺社の風趣等を記述する。下巻は「抑、御領大主公御城羽州不二鳥海大嶺流清御下野、御武運御長久、御勇猛威遠近振、国家長久、治国平天下耀旭…」と書き始めて、藩士や領民の気質・風俗の正しいことや諸芸が盛んなことを述べ、続いて、六郷家菩提寺・永泉寺の風景や信仰の様子、また、漁業・海上交通にも恵まれていることを述べて締め括る。本文を大字・4行・付訓で記す。SE03184
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★手習状絵抄[〈新版絵抄〉手習状・初登山手習教訓書](仙台板・3種)
¥1,400
★手習状絵抄[〈新版絵抄〉手習状・初登山手習教訓書](仙台板・3種) 【判型】大本1冊。収録順に縦258・262・263粍。 【作者】八巻氏書(第2冊)。 【年代等】第1冊:宝暦13年4月刊。[仙台]刊行者不明。第2冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。第3冊:天保14年10月再刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房・白木半右衛門)板。 【備考】分類「往来物」。仙台板3種を全冊収録した(第1冊のみ袋綴じ展開収録)。『手習状絵抄』は、寛永19年刊『初登山手習教訓書(手習状)』の絵抄本の早い例。宝暦板は本文を大字・5行・付訓で記し、上欄5分の1ほどを頭書に宛てて、ごく簡単な語注と挿絵を施す。本文はわずか3丁の薄手の往来で、見返に「空海略伝」と「天神講の図」を掲げる。宝暦板の板元は不明だが、天保14年五刻『〈新版絵抄〉手習状』(仙台・伊勢屋半右衛門板)を始め仙台書肆によって同体裁の往来が数度にわたって刊行されており、宝暦板も仙台板と思われる。なお、冒頭所収本は本文裏打ち面に記載があるため、その部分も収録した。SE03114
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貞丈家訓[安斎氏家訓](高精細)
¥1,000
貞丈家訓[安斎氏家訓](高精細) 【判型】半紙本1冊。縦231粍。 【作者】伊勢貞丈(平蔵・安斎)作。屋代弘賢(輪池)校・序。山本沢彭(長孝)跋。 【年代等】宝暦13年11月作。文政2年5月跋。天保8年2月、屋代弘賢序。天保8年春刊記。天保12年冬、松山堂序・刊。[江戸]堀野屋儀助(宝翰堂)板。 【備考】分類「往来物・教訓」。袋綴じ展開収録。『貞丈家訓[伊勢貞丈家訓・安斎氏家訓]』は、武家故実家として知られる伊勢貞丈の家訓を上梓したもの。五常・五倫・先祖・家業・衣食住・神仏・酒色財奕・苦楽・慎独・省身・改追・非理法権天・倹約・堪忍・自暴自棄の15章に分けて説く。育児については、「五倫の事」に若干の記事があり、父子関係(この「父」には母の意味も含まれるとする)における「親」について触れ、続いて、父母の育児について「父は子をきびしくそだて、行儀を直し、芸能ををしへ、物事を能くいひ教しへ、悪(あし)き事をしかり、いましめ、よき人がらにそだてあげて、人にもほめさせる様にと世話をやき、其子の為になる様にしつけをするは、父の慈悲にて、父の法也」、また、「母は物やはらかにして、子をいたはり、父のきびしきを、子の心にはらたゝず、わろく思はぬ様に能々道理をいひ聞かせて子の心をやはらげて教へそだつるは、母の慈悲、母の法也」と説く。また、養父母の養子に対する心得や舅姑と嫁の間の心得にも言及する。SE03113
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★〈書札大成〉倭文通錦字箋(2種)
¥4,960
★〈書札大成〉倭文通錦字箋(2種) 【判型】大本1冊。縦262・264粍。 【作者】梅月堂作。井上某書。 【年代等】宝暦7年1月刊([京都]秋田屋伊兵衛(好文軒)板)。同年刊後印本([京都]菱屋治兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。早印本と後印本の2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈書札大成〉倭文通錦字箋』は、「新年祝儀状」から「書状ならびに唐墨の礼状」までの51通を収録した用文章。太々講・参宮の留守見舞に対する礼状や四季の書状を始め、元服祝儀状・知音所望状・家督相続祝儀状・痘瘡見舞礼状・平産祝儀状・診察依頼状・有馬入湯餞別状・留守中世話依頼状・神事見物誘引状・三幅対借用状・饗応礼状・出火見舞状等から成る。本文を大字・4行・付訓で記す。前付に「天満宮由来」「祇園社絵図」「異国人物(大明~長臂国)」「筆道指南大成」「四恩之図説」「王羲之略伝」、頭書等に「書札法式大概」「諸礼法式大概」「立花砂物并生花」「小野篁歌字尽」「七津伊呂波」「手形証文次第」「日本国尽」「百官名字尽」「東百官名字尽」「人の名字づくし」「篇冠構字尽」「小笠原流折形」「年号用字尽」「十干十二支図」などを掲げる。なお、本書から末尾3分の1を削除した改題本『筆家用文世界蔵』が天明元年に刊行された。SE03089
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★当用消息(長友松軒)
¥2,000
★当用消息(長友松軒) 【判型】大本1冊。縦287粍。 【作者】長友松軒(長友松・武左衛門・玄海堂・東隠散人)書。 【年代等】宝暦8年頃初刊。江戸後期後印。[大阪]河内屋喜兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『当用消息』は、宝暦8年頃刊『玄海堂消息』の改題本。「新年状」以下34通の消息例文を載せた大字手本(ただし要語に読み仮名を付す)。四季時候の文や加茂競馬など季節の行事に伴う手紙を主とし、入木道激励の文や婚礼祝儀状など種々の例文を載せる。SE03080
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★花月文章(菊川季蔵)
¥2,000
★花月文章(菊川季蔵) 【判型】大本1冊。縦270粍。 【作者】菊川季蔵(菊川権兵衛か)書。 【年代等】宝暦11年2月書。明和元年11月刊。[大阪]船津新右衛門板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『花月文章』は、「新年祝儀披露状」以下29通の準漢文体書簡と、「新年祝儀状」以下6通の和文体書簡を綴った手本。前者は大字・3-4行・所々付訓、後者は大字・5行・無訓の並べ書きまたは散らし書きで記す。季節の折々に安否を問う手紙、用件に応じる手紙、婚礼祝儀状、種々贈答状、家督相続祝儀状、蛍見物同行の意向を伝える書状など、概ね四季行事・佳節に伴う書状を載せる。SE03055
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★三教裸ばなし[俗三教裸話](2種)
¥4,080
★三教裸ばなし[俗三教裸話](2種) 【判型】半紙本2巻1冊。収録順に縦226・225粍。 【作者】溝口敬明(武兵衛)編・序。 【年代等】宝暦9年7月自序。安永2年9月刊。[大阪]松屋久左衛門ほか板。 【備考】分類「教訓」。同板2種を収録(前半は袋綴じ展開収録、後半は通常収録)。『三教裸ばなし[俗三教裸話]』は、ある友人の、日々多忙の家業の暇に「速に安心(アンジン)すべき教も有哉」と再三にわたって問われた作者が「簡易にして、まづ悟るべきこと」や「稍(ヤヤ)道の端的を知(シル)階梯」を書き綴った教訓書。しばしば道歌を引いて平易に説く。上巻は、冒頭で道を聞き学ぶことの重要性や人として人の道を知るべきこと、西方十万億土や極楽浄土、南無阿弥陀仏の意味、真の仏、唯心の浄土、仏の和訓(火水気(ホトケ))、宗旨と一仏、奇特、天地の陰陽、女人往生、仏壇、命長ければ恥多し(『徒然草』)などについて述べる。また、下巻では、孟子が『中庸』で説いた「天命之謂性(天の命、これを性と謂う)」や、神・儒・仏の三教が共に「道を学ぶ目当」であることを詳しく諭す。続いて、狐・狸の厄、俗人が学ぶべき近道の教え、鳥獣と人の欲の違い、釈尊生誕の月について述べた後、十二月の和名について詳述し、最後に天道を悟る要点を論じて、本書の多くは「仏教をさとる階梯」を記したものだが、本書の主意は、「唯まことの道をさとり、至善にとゞまる」ことにあると述べて結ぶ。 SE02990
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〈歳号〉重宝記・男女一代八卦〈いろはうらなひ〉
¥700
〈歳号〉重宝記・男女一代八卦〈いろはうらなひ〉 【判型】一枚刷。原寸:縦306×横389粍。 【作者】竹庵丈阿書。 【年代等】宝暦8年頃刊。[江戸]丸屋甚八原板、藤屋伝兵衛求板(購版)。 【備考】分類「占卜」。「〈歳号〉重宝記」の文中に「宝暦八年迄の…」の記載があるほか、欄外(左側)にも「宝暦十年正月云々」の書き入れがある。 SE02940
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御裁許御定法記(宝暦10年)
¥2,000
御裁許御定法記(宝暦10年) 【判型】大本1冊。縦252粍。 【作者】不明。 【年代等】宝暦10年5月書。 【備考】分類「法制」。「山野入会村境論」「漁猟海川境論」「田畑禁論川附寄」「堤堰用水論」「証拠跡用不用」「馬継河岸場市場論」「跡式・養子・離別後註論、并引取之事」「離旦之事」「質田畑論借金之事」「裁許破り掟背」「田畑永代売之事」「質田地裁許之事」「質田地触直し之事」等を収録。SE02841
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小謡朗詠集
¥3,560
小謡朗詠集 【判型】横本2巻合1冊。縦129粍。 【作者】玄々堂序。端子亭凡例。 【年代等】宝暦8年1月序。明和8年5月凡例。安永8年8月官許。天明4年1月刊。[大坂]野村丈助ほか板。 【備考】分類「謡曲」。 SE02758
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小謡
¥700
小謡 【判型】中本1冊。縦189粍。 【作者】不明。 【年代等】宝暦7年1月刊。[京都]菱屋治兵衛板。 【備考】分類「謡曲」。書名は仮称。 SE02754
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公裁一許事[公事訴訟取捌](宝暦7年)
¥2,480
公裁一許事[公事訴訟取捌](宝暦7年) 【判型】特大本1冊。縦282粍。 【作者】明順書カ。 【年代等】宝暦7年書。 【備考】分類「法制・記録」。「公事方御定書」とともに制定された幕府法。高塩博氏によれば、「公事方御定書」が幕府刑法の役割を果たす法典であるとすると、「公事訴訟取捌」は民事紛争を裁く実態法規を多数含んでいるので、幕府民法の役割を果たす法典であると言え、従来、民法の役割を果たす幕府制定法は存在しないものという前提で、近世法が語られてきた。本稿の考察が的を射ているならば、様々な角度から近世法の再検討が必要となる。 SE02734
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軍用記
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軍用記 【判型】大本7巻7冊。縦256粍。【作者】伊勢貞丈(安斎・平蔵)作・序。千賀春城(淵蔵)補・跋。【年代等】宝暦11年10月作・序。明和6年5月改正(追記)。天保14年5月、千賀春城跋。天保14年5月官許・刊。[江戸]千賀渕蔵(琢堂)蔵板。[江戸]須原屋佐助(金花堂)売出。【備考】分類「武家故実」。鎧下装束から小具足、甲冑の種類、威毛大意、太刀・刀・弓矢以下の軍陣用具、馬具、旌旗、陣中調度と軍陣作法にわたるが、室町末期の軍陣故実を蒐集整理して一書とし、軍陣に臨む武士教養の解説書としたもの。無稽な記事があるのは典拠の故実が室町末期のためである。SE02651