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★女文章初雁金(松川竜軒)
¥2,840
★女文章初雁金(松川竜軒) 【判型】大本1冊。縦258粍。 【作者】松川竜軒(暘山・松明谷・昌泉堂)作・書。 【年代等】弘化4年12月書・刊。[江戸]和泉屋吉兵衛(泉栄堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女文章初雁金』は、「年始之文」から「賀の祝ひの文」までの33通と「五節のちらし文」5通を収録した女用文章。四季・年中行事に関する手紙が大半を占め、後半に移徙(わたまし)・大風・火事など吉凶事に伴う書状を数通掲げる。大字・5行・所々付訓の並べ書きを基本とし、返書を伴う例文も多い。頭書に「女中生涯心得草」「四厄十惑の事」「食物製造并貯方」「衣服裁縫の事」「万染落しの秘宝」「年中行事并月の異名」「男女生れ年の吉凶」「経水不順の薬方」など家政中心の記事を載せる。SE03403
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★〈卯季新刻〉女手習教訓鏡[女手習教訓書](仙台板3種)
¥4,080
★〈卯季新刻〉女手習教訓鏡[女手習教訓書](仙台板3種) 【判型】大本1冊。収録順に縦257・265・261粍。 【作者】不明。 【年代等】文化4年3月初刊([仙台]本屋治右衛門ほか板)。弘化2年3月求板([仙台]伊勢屋半右衛門(白木半右衛門)板)。 【備考】分類「往来物」。文化板2種・弘化板1種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『女手習教訓鏡[女手習教訓書]』は、『女手ならひ教訓の書(女手習状)』の一つで、文化板が仙台板の最古本。『女手ならひ教訓の書』は作者不明、享保元年板が最古で、内容は『初登山手習教訓書(手習状)』にならって、手習いの心得を綴った女子教訓書。一般に「古しへは物かゝぬ人も世におほかりしとはきけ共、今は此めて度御代にむまれて物かゝねは、常にふじゆうなるのみにあらす…」と起筆して、まず手習いの重要性を述べ、特に学習期間が限られた女子はまず第一に心掛けよと説く。さらに、成人後も大いに役立つ手習いの徳を讃え、最後に「物かく事」は「現世・来世の宝」であり、「物かくゆへに仕合よき女性も世に多し」とその有益さを強調して結ぶ。底本の文化板はやや文言が異なり、「夫、いまのめでたき御代に住ながら、物書事のかなはねば、人にひとつの疵にして、常に不自由のみならず、人の中へ出し時、すがたかたちは麗はしく、めでたく育られし身も、読書事の叶はねば、時の噺のこと葉にも、片言をいひ、何となくふつゝかなることおほきゆへ…」と起筆する。見返には「筑紫琴箏曲十三組の事」「女子三従の道訓草」「和歌短冊之図・短冊したゝめやうの図」、また、頭書には各種女子教訓や「源氏巻の名并香の図」、裁縫心得、「女の嗜べき事」「香のきゝやう」「源氏香」を掲げ、巻末に「七夕の和歌」と挿絵を載せる。SE03398
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★〈絵入日用〉女重宝記(葛飾応為画・弘化板2種)
¥8,080
★〈絵入日用〉女重宝記(葛飾応為画・弘化板2種) 【判型】大本5巻5冊、また、5巻合1冊。収録順に縦258・256粍。 【作者】高井蘭山作・序。葛飾応為(栄女・阿栄)画。 【年代等】文政12年10月自序。弘化4年1月刊。[江戸]和泉屋金右衛門ほか板。 【備考】分類「往来物」。5巻5冊本と、口絵を多色刷りにした5巻合1冊本の2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈絵入日用〉女重宝記』は、元禄5年刊『女重宝記』の一部を増訂し、挿絵を一新したもの。その繊細な挿絵は北斎の娘・阿栄による。元禄板の挿絵とは衣装・髪型・風俗、婚礼儀式等に変化が見られるように、本書は元禄板の「流行におくるゝ事多」き点を修正・補訂してある。例えば、1巻「女中万たしなみの巻」の「七、衣類の沙汰ならびにそめやうの事」で、文政年中の風俗を補足説明したり、2巻「しうげんの巻」の巻頭で婚礼における迷信・俗習の悪弊を指摘するなど部分的な増訂のほか、同巻「十一、貝合の紀元」と「十二、天児(あまがつ)の事」のように、項目そのものを新設した箇所もある。このほか、風俗・家庭医療・産育・迷信・故実など随所に加筆・修正が加えられた。SE03395
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★〈新増〉女諸通用文章(2種)
¥1,760
★〈新増〉女諸通用文章(2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・221粍。 【作者】暁鐘成編。蔀関牛・森春渓(有煌)画。 【年代等】弘化3年11月刊。[大阪]河内屋喜兵衛板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録した。『〈新増〉女諸通用文章』は、天保12年刊『〈新増〉女諸礼綾錦』3巻3冊の下巻を単行本としたもの。本文には「初春に遣す文」以下48通の女文(四季・用件・通過儀礼その他吉凶事などの手紙)を載せ、頭書「女書礼式」は、「文章差略こゝろえの事」から「十二月の異名」までの41項に分けて詳述した女性書札礼であるが、江戸後期の女子用往来物中で最も詳細な書札礼の例である。SE03386
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〈弘化新版〉女消息往来(藤岡屋板・3種)
¥1,100
〈弘化新版〉女消息往来(藤岡屋板・3種) 【判型】中本1冊。収録順に縦176・173・173粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化頃刊。[江戸]藤岡屋慶次郎板。 【備考】分類「往来物」。同板3種を全冊収録した(前2者は袋綴じ展開収録)。『〈弘化新版〉女消息往来』は、「女消息往来」の一種で、「凡、婦人・女子の文・玉章は、一筆文して申上、示しまいらせ候、御書拝見、御消息拝しあけ、御細々との御文被下、御文の様繰返し眺入まいらせ候。年始七種までは、初春、新玉。七日過は、尽せぬ春、此春の御寿御めでたさ…」と起筆するように、女文に多用する語彙や表現、また四季時候の言葉を盛り込むのが特徴。本文を5行・付訓で認め、末尾を「…一家、親類縁者、他人の間、吉事・凶事、取遣の文通、際限なしといへども、女に入用の文字のみ、あらまし書しるしまいらせ候。めでたくかしく」と結ぶ。SE03385
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★今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息]
¥2,000
★今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息] 【判型】大本1冊。縦272粍。 【作者】】柳田貞亮(正斎・定蔵・仲静)作・書(本文)。香雲女史書(跋文)。大枝通明跋。 【年代等】弘化4年5月刊。[江戸]嘯秋窩蔵板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息]』は、柳田正斎が門下婦女子のために「俗ならす雅にあらぬ文章をあつめ」て編んだ女用文章。「初はるの文」から「歳暮のふみ」までの四季女用文17通を収録する。文面には長短があり、第15状「霜月はかりに越の国にまかりける人の許よりの返し」などは従来の抽象的・形式的な文面に比べ、より具体的で実感のこもった例文になっている。例文を草書・大字・6行・無訓で綴る。なお、本書は明治13年に東京書肆・松崎半造によって再刊された。SE03373
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〈弘化新板〉世話千字文(小本)
¥1,000
〈弘化新板〉世話千字文(小本) 【判型】大本1冊。縦121粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化年間刊。[江戸]亀屋文蔵ほか板。 【備考】分類「往来物」。『〈弘化新板〉世話千字文』は、桑原空洞作、享保2年『世話千字文』の本文を「真草」、すなわち行書と楷書の二体でそれぞれ3行・付訓(音訓を示した両点形式)で記した小本の往来物。『世話千字文』は、『千字文』形式(4字1句、全250句1000字)で社会生活全般にかかわる語句を集めたもので、「鳳暦賀慶、御代泰平、何国静謐、自他幸甚、市店交易、廻船運送、荷物米穀、駄賃員数…」で始まり、商売、普請、相続、徳目、婚姻、交際、人倫、師弟、装束、犯罪、交通、消息、観光、神社仏閣、宗教、病気・養生、公務等々に関する事柄を記し、最後に幕府の仁政を讃えて「千秋万歳」と結ぶ。SE03352
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腰越状[義経腰越状](仙台板・5種)
¥1,000
腰越状[義経腰越状](仙台板・5種) 【判型】大本1冊。収録順に縦253・264・244・267・262粍。 【作者】不明。 【年代等】第1冊:江戸後期(弘化4年書き入れ)刊。[仙台]刊行者不明。第2冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。第3冊:江戸後期刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(題簽商標)。第4冊:江戸中期刊カ。[仙台]菅野屋儀兵衛板。第5冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。仙台板5種を全冊収録した。『腰越状[義経腰越状]』は、『古状揃』所収の古状中、最も古く確実なもの。前内大臣平宗盛父子を捕らえた義経が鎌倉に入ろうと腰越に到着したところ、先の八島の合戦での逆櫓をめぐる口論で恨みを持つ梶原景時が頼朝に讒言し、兄頼朝の怒りを買ったことに対し、自らの功績を列挙し兄をないがしろにする気持ちのないことを、大江広元宛てに切々と述べる。本来『平家物語』『義経記』等に収められていたものだが、刊本の「元暦二年六月日進上、因幡守殿」という年時・宛名の書き方は、流布本『義経記』や百廿句本『平家物語』に近い。単行刊本は『今川状』と合本したものが大半で、寛永19年・安田十兵衛板以降、類本の出版が続出し、さらに江戸後期の仙台板には『腰越状』の単独版(『〈新版絵抄〉腰越状』『〈新版〉腰越状絵抄』等)が登場した。SE03290
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〈弘化新板〉東海道往来(藤岡屋板)
¥700
〈弘化新板〉東海道往来(藤岡屋板) 【判型】中本1冊。縦179粍。 【作者】歌川芳鶴(一声斎)画。 【年代等】弘化年間刊。[江戸]藤岡屋藤治郎板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈弘化新板〉東海道往来』(藤岡屋板)は、『東海道往来』の本文を5行・付訓で記し、扉に富士山と江戸城を背景にして日本橋を渡る男女を描き、頭書に「正月の文」から「歳暮の文」までの女文7通を掲げた往来物。本文は、「都路は、五十次余りに三ッの宿、時得てさくや江戸の花、波しづかなる品川や、頓(ヤガ)てこえ来る川崎の、軒端(ノキバ)ならぶる神奈川は…」で始まる七五調・文字鎖の文章で東海道五十三次の宿駅名を列記し、最後に女文形式で「…花のにしきの九重に、こゝろ浮たつ都ぞと、君のことぶきいはゐたりけり。かしく」と結ぶ。SE03226
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女国尽婚礼文章[婚礼女国尽・女国尽](弘化5年・2種)
¥1,000
女国尽婚礼文章[婚礼女国尽・女国尽](弘化5年・2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦176・179粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化5年1月再刊。[江戸]森屋治郎兵衛板。 【備考】分類「往来物」。同板で題簽違い本2種を全冊収録した(後半は袋綴じ展開収録)。『女国尽婚礼文章[婚礼女国尽・女国尽]』は、滝沢馬琴作『国尽女文章』と同じ趣向で日本の国名や名所・名物を紹介した往来物。「一筆申上まいらせ候。今度、御姫様、山城守様御媒にて大和守様へ御縁組御整ひ遊はし、御結納の御祝儀進じ候べく候…」で始まる婚礼祝儀状の体裁で、諸国領主から送られた各地特産の婚礼道具の数々を書き綴る。河内守から贈られた這子・筒守・御厨子・黒棚以下、畿内七道の各国(領主)毎に名産を列記する。弘化板は頭書に「源氏名寄文章」「書初詩歌尽」「七夕歌づくし」を載せる。SE03166
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★〈栄久堂板〉子供案文[子供案文〈手形証文入〉](山本板・3種)
¥6,560
★〈栄久堂板〉子供案文[子供案文〈手形証文入〉](山本板・3種) 【判型】中本1冊。収録順に縦183・179・180粍。 【作者】第1冊:小草主人紀鼎書。第2・3冊:凌雲堂書。 【年代等】弘化2年6月求板([江戸]山本平吉(栄久堂)板)。江戸後期刊([江戸]山本平吉板)。 【備考】分類「往来物」。同板・類板など3種を全冊袋綴じ展開収録。『〈栄久堂板〉子供案文[子供案文〈手形証文入〉]』は、消息文例27通と証文文例23通を収録した用文章。前半の消息文例は「年始状」を始めとする五節句祝儀状や、通過儀礼に関する書状その他から成る。後半の証文類は「店請状」「奉公人請状」「地面売渡状」など基本的なものを収録し、巻末には証文類の書き方を記した「書法大概」を付す。本文を大字・5行(証文類7行)・付訓で記す。頭書に「書状封じ様」「様之字の事」「むかふをさしていふときには」「みづからをさしていふことば」など書簡作法・用語関連の記事を多数収める。本書には数種の異板があり、収録内容に小異がある。また、本書の改題本に江戸後期刊『大全一筆案文』がある。SE03059
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〈頭書訓読〉庭訓往来精注鈔(中本)
¥2,500
〈頭書訓読〉庭訓往来精注鈔(中本) 【判型】中本1冊。縦185粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化頃刊。[江戸]森屋治兵衛(錦森堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈頭書訓読〉庭訓往来精注鈔』(中本)は、天保14年刊『〈頭書訓読〉庭訓往来精注鈔』(黒田庸行注)をほぼ踏襲して頭書に挿絵を加えた改竄本。『庭訓往来』の各状を5-6段に分けて大字・6行・無訓で記し、各段毎に2行割注を施す。主として庶民の日常生活に即して、『庭訓』の本文要語を平易に解説するのが特徴。頭書には、楷書・小字・12行・付訓の本文読方を掲げ、その余白に本文要語の挿絵(370葉)を収録する。ただし、11・12月状部分には絵抄がなく、「富士山」「摂州住吉」のような本文とは関連の薄い挿絵数葉を掲げる。SE03007
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三考釈義[道源考](初編)
¥1,000
三考釈義[道源考](初編) 【判型】半紙本1冊。縦227粍。 【作者】中茎暘谷(中茎謙・暘谷老人・睍斎)作。関根惟清注。関根惟明校。 【年代等】弘化3年2月、藤波氏朝序・刊。[下野結城]睍斎(著者)蔵板。 【備考】分類「国学」。本書は初編のみ。国学に基づき、「三国(日本・唐・天竺)の書の大意」を述べた書。日本・唐・天竺の3国の書を国学的立場から解釈し、人の行うべき行動・知るべき知識について説く(名古屋大学HP参照)。/書名の「三考」は、「道源考」「人道考」「行事考」の三書を指すが、刊行されたのは初編の「道源考」のみ。冒頭で、本書の別名「道源考」について触れ、本書が「古の道の根源を尋ね考る」ものであることを述べ、古の学文が「経書の行状を稽古する」こと、「稽古」とは「古を考る」ことで、書を読むだけでなく、その教えを身に行い習うこととであると諭す。続いて、日本の道の根源として「十字神道」について詳述した後、『易経』『礼記』『論語』に基づき中華の道の根源を述べ、さらに、六根六塵による心法など仏教の根源を説く。その上で、太陽が東から昇るように、道は、日本から中華、さらに天竺へと移ったものであると断じ、日本の道は「きみまくらの歌」と同様に、簡潔で「事少くして行ひ易く説た者」と評する。 SE02999
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〈方鑒秘用〉三元図解
¥3,580
〈方鑒秘用〉三元図解 【判型】大本5巻5冊。縦250粍。 【作者】松浦越後(佳宝)作・序。松浦最陽・松浦幸年・松浦宗方校。 【年代等】弘化2年5月、松浦鶴洲(幸最)序。元治元年春補刻・校正。元治元年6月自序・刊。[京都]長生館蔵板。[京都]田中屋専助ほか売出。 【備考】分類「占卜」。袋綴じ展開収録。三元に関する諸説を述べ、図解を施した書。全5巻から成り、巻1は、「河図大衍之図説」「洛書宅位之図説」「地理井田之説」「宅舎井田之説」「四神相応永昌之図説」「本命星之説」「正気方之説」「剋気方之説」「納音五性之起例」「的殺之説」「暗剣殺之説」「五黄殺之説」「歳破之説」「大金神姫金神之説」「三元図局繰挌」、巻2は「上元九星図局」、巻3は「中元九星図局」、巻4は「下元九星図局」、巻5は「月家九星図局」「月破之説」「吉神天道之説」「吉神天徳之説」「吉神月徳之説」「吉神生無?之説」「吉神凶神会宮之分」を収録する。なお、「三元」は本来、歳・日・時の始め(元は始の意)である正月1日を指したが、六朝末期には道教の祭日である上元・中元・下元を意味し、それぞれ正月・7月・10月の15日を指すようになった。天官・地官・水官のいわゆる三官(本来、天曹(てんそう)すなわち天上の役所を意味したが、しだいにいっさいの衆生とすべての諸神を支配する天上最高の神となる)がそれぞれの日、すべての人間の善悪・功過を調査し、それに基づいて応報したという(コトバンク)。 SE02995
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〈西国・秩父・坂東〉百番御詠歌
¥1,000
〈西国・秩父・坂東〉百番御詠歌 【判型】小本1冊。縦121粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化2年頃刊。刊行者不明。 【備考】分類「歌謡・仏教」。SE02941
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金毘羅参詣名所図会
¥5,460
金毘羅参詣名所図会 【判型】大本6巻6冊。縦255粍。 【作者】暁鐘成1世(木村繁雄・和泉屋弥四郎・鶏鳴舎・暁晴翁)作・跋。浦川公佐画。 【年代等】弘化3年9月、植松雅言(マサコト・植松修理権太夫源雅恭朝臣)序。弘化4年初刊。明治初年後印。[大阪]前川善兵衛(文栄堂)板。 【備考】分類「地誌」。凡例に「此書は一国一覧の名勝志の類ひにあらず。只象頭山参詣の路径を専とし、並に其便宜に随ひ巡覧すべき名所を著すものなり」「是は原来斯る冊子にせんとて記せしにあらず予去る夏六月象頭山に詣でし石切に聞及びし遍礼の霊場或は名に高き神社など、此彼と巡拝し家土産にとて書止しを書坊の需めに固辞難くて粗綴りて出す」とある。讃岐国内で「すべての道は金毘羅に集う」と称された金毘羅大権現へ通じる、各方面からの金毘羅参詣道沿道の名所旧跡を詳述する。近世において「日本一社」として興隆をきわめた金毘羅大権現の往事の賑わいを彷彿とさせる観光案内記。江戸時代の後期に90年間ほど続いた、いわゆる名所図会ブームには二つのピークがあった。あとのピークとなった天保六年ごろからの時期には、本書の著者暁鐘成が代表的な人気作家として位置付けられる。本書は、浪花の読本作者として著名であった暁鐘成の名所図会第二作目である(Amazon他参照)。日本全国の金毘羅神社の総本宮である象頭山金毘羅大権現への参詣案内書「金毘羅参詣名所図会」。江戸時代後期に流行した「こんぴら参り」の道中で見られる名所旧跡とその故事を、豊富な挿絵付きで記した旅行ガイド風の名所図絵です(天牛書店HP)。SE02931
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暦日註釈絵抄(コヨミノチュウシャクエショウ)
¥700
暦日註釈絵抄(コヨミノチュウシャクエショウ) 【判型】中本1冊。縦168粍。 【作者】山田野亭(好華堂)作。川部玉園画。 【年代等】弘化4年1月刊。[大阪]大文字屋仙蔵ほか板。 【備考】分類「暦」。色刷表紙。見返しに「明石堂」とあり。SE02919
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詞のちかみち[詞捷径・皇国語学捷径]
¥4,220
詞のちかみち[詞捷径・皇国語学捷径] 【判型】大本3巻3冊。縦251粍。 【作者】鈴木重胤作。佐々木春男校・序。 【年代等】弘化2年10月初刊。明治初年後印。[大阪]鹿田静七板。 【備考】分類「語学」。上巻は音韻論・品詞論・係結論、中巻は雅言の仮名遣辞書、下巻は字音仮名遣一覧・雅言の俗語訳辞書・枕詞辞書から成る国語概説書。世に「てにをは」の学問は盛んだが、それにのみかかずらっては国語の精妙さを明らかに知ることはできないという立場から説いた音義説の代表書の一つ(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02890
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〈御年玉〉今年噺シ[今年ばなし]
¥1,400
〈御年玉〉今年噺シ[今年ばなし] 【判型】中本1冊。縦181粍。 【作者】曽呂利新造(竜斎改め)作(述)。鼻山人(細河並輔・東里山人)編・校。渓斎英笑画。 【年代等】江戸後期(弘化頃)刊。[江戸]吉田屋文三郎板。 【備考】分類「咄本」。冒頭6丁は半丁に小咄数編と戯画を掲げ、後半部に「としとく神」「年とう」「実ばへ」「学者」「長いき」「ひとりもの」「ばかもの」「まちがひ」「ゑほうまいり」「豆まき」「としより」「大酒のみ」「ふどうさま」「泥ぼう」「才蔵」「かみなり」「梅うり」「つんぼう(聾)」「たばこ」「うぬぼれ」「生酔」「心がけ」「しち屋」「じやうるり」「物がたり」「網うち」「ひがん」「わるくち」「けんじゆつ」「あきなひ」「ふじの山」「ふく録寿(福禄寿)」「うたがるた」「はやびきやく」「湯治」「手ならい」「すいもの」「知つたふり」「こよみ」「みそか」「そろばん」「高まん」「つりがね」「鶏合せ」「ふんどし」「三介」「ぶせうもの」「満腹」「大尾」と題した小咄49編を載せる。 SE02887
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古刀鍛冶銘尽(嘉永3年・慶応元年)
¥4,880
古刀鍛冶銘尽(嘉永3年・慶応元年) 【判型】三切本1冊。収録順に縦83・79粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化5年1月、積水道人序。弘化5年1月跋・作。嘉永2年初刊。嘉永3年再刊。慶応元年再刻。[江戸]内野屋弥平治(柏悦堂)板。 【備考】分類「刀剣」。嘉永3年板と慶応元年板の2種を全冊収録した。本書は、跋文によると、武州住人、荒井氏の蔵書中の一本を模写して上梓した古刀(慶長以前の刀剣)の刀銘(カタナメイ)鑑定書。本文はまず巻頭に「作惣名次第」「地●(焼刃)名(ジヤキバメイ)」「心形像銘之事」「彫物之次第」「鑢(ヤスリ)の次第」「彫物之次第」の概説に続いて、「粟田口物」「京来之類」「京物之類」「大和物之類」「相州物之類」「越中物之類」「「嶋田物之類」など地域別・刀工別に古刀の特色を図解する。巻末に「唐尺吉凶」を付す。 SE02878
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こそだて草
¥1,400
こそだて草 【判型】大本1冊。縦250粍。 【作者】小池貞景作。 【年代等】弘化4年10月序・初刊。明治初年後印。[東京]近江屋半七板。 【備考】分類「医学・教育」。SE02868
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古今秀句落し噺[名吟句落噺]
¥1,400
古今秀句落し噺[名吟句落噺] 【判型】中本1冊。縦178粍。 【作者】景斎英寿(2代目一筆庵・一筆斎・吉泉子)作。 【年代等】弘化元年春自序・刊。[江戸]本屋又助板。 【備考】分類「咄本」。富士、梅見、桜、吉原、松竹梅、骸骨、大晦日、不二筑波、蛙(カワズ)、雪、杜若、柳、柿の花、夕立、花の山の15題の落とし話を収録する。挿絵5葉を掲げる。SE02831
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心のしがらみ[心柵]
¥1,400
心のしがらみ[心柵] 【判型】大本1冊。縦261粍。 【作者】中林竹洞(成昌・沖澹)作。 【年代等】弘化2年11月序・刊。刊行者不明。 【備考】分類「教訓」。仁義礼智信の五常を始め人道のあらましを述べ、古の学者の如く、「自ら心に柵を設て汚行をふせぎ、塵芥を去り、其独を慎むこと」を諭した教訓書。最後に、本書を毎日読んで「心の柵」とすることを勧める。SE02823
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教諭書
¥1,400
教諭書 【判型】大本1冊。縦283粍。 【作者】山崎才之助書。 【年代等】弘化4年3月書。 【備考】分類「法制」。山崎氏は篠本彦治郎手代という。所持者の関庄右衛門は出雲崎御支配所魚沼郡牛ヶ島村住人。なお表紙には「嘉永四年正月」と記す。SE02583