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女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し)
¥1,420
女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し) 【判型】大本1冊。縦253粍。 【作者】柏原屋清右衛門作カ。 【年代等】享保元年初刊。文久3年3月再刊。[大阪]服部屋幸八ほか板。 【備考】分類「往来物」。享保元年初板本系『女大学宝箱』の文久3年再刻本。『女大学』は『女今川』と並んで最も普及した女子用往来。その背景には「貝原益軒作」と信じられてきた事情があったが、実際には板元の柏原屋清右衛門の作と考えられる。まず『和俗童子訓』巻之五「教女子法」全18カ条のうちの13カ条を抽出して改編した『新女訓抄』(全11カ条。正徳2年刊『女用智恵鑑』中に所収)が益軒生存中に成り、さらにこの『新女訓抄』中の7カ条を母体に、各条を短文に分けて全19カ条および後文としたものが『女大学』であった。内容は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女職人之図」「同商人之図」など庶民女性の職業を紹介し、さらに前付に「女農業之図」「南都八景之図」「十二月色紙和歌」「源氏物語絵抄」「同引歌」、後付に「(婦人)世継草」「同産前之次第」「同産後之養生」「小児やしなひ草」「同急病妙薬」「二十四孝和解」「百人一首絵抄」などを収録する。 ◎禁無断転載・複製SE03393
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★石山詣・染物尽(文久3年)
¥1,400
★石山詣・染物尽(文久3年) 【判型】特大本1冊。縦308粍。 【作者】不明。 【年代等】文久3年8月書。 【備考】分類「往来物」。『石山詣・染物尽』は、書名の往来物2点を合本した手習本。「石山詣」は異本が少なくないが、底本は、「昨日、石山寺へ詣まいらせ候道すがら、野山之風情おもしろく、殊に彼寺は類なき古跡にて、むかし上東門院につかへ給ひし紫式部、此寺にこもり、大悲の恵を得て作りし『源氏物語』は三五夜の月、湖水に移りて心もすみたつまゝに、此物語りの風情、そらに浮びしを、須磨・明石之巻より書続けて目出たき様々之事を六十帖になしたるを六帖は雲がくれとて籠置、五十四帖は世々に伝へて行末かぎりなく…」と書き始めるように、『源氏物語』の由来を中心に綴った往来物。石山寺の境内や周囲の名所旧跡などの地誌的な記述がなく、特定の史跡の地理科往来というよりも、古典文芸関係の社会科往来に位置づけられるもの。また、後半の「染物尽」は、「頃日(ケイジツ)、都方にて染行まいらせ候。風染のしほらしきとめもやう色々取寄、御目にかけまいらせ候…」と起筆して、染色・染模様の名称を織り込んで綴った衣服・裁縫関係の社会科往来。「石山詣」「染物尽」ともに大字・3行・無訓の女文で記す。SE03343
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★村名(武蔵国橘樹郡)
¥1,400
★村名(武蔵国橘樹郡) 【判型】大本1冊。縦245粍。 【作者】鍵屋浅吉書カ。 【年代等】文久2年11月書。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『村名(武蔵国橘樹郡)』は、武蔵国橘樹(タチバナ)郡(現在の川崎市~横浜市)の村名を列挙した手習本。村名配列から、現在の川崎市あたりに住んでいたと思われる鍵屋浅吉が使用。冒頭に短文の「受取状」「送り状」の2通を掲げ、続いて、現在の川崎市中原区相当する「井田、木月、矢上、鹿嶋田、駒ヶ橋、蟹ヶ谷、明津、市之坪…」と起筆し、続いて、川崎領、神奈川領の順に村名を半丁に大字・2行・無訓で列記する。SE03281
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★都名産記(菅巽行)
¥1,400
★都名産記(菅巽行) 【判型】折本1帖。縦252粍。 【作者】菅巽行作・書。 【年代等】文久元年秋作・書。 【備考】分類「往来物」。『都名産記』は京都各地の名産品を列記した往来物。「此山城の国と申はかしこくも、帝の都せさせ給へる土地なれは、四方の中央にして寒暖の偏なく、土厚して水至て清らかなれは、自ら人のこゝろも優しく…」と筆を起こして、まず京の風土・風俗について述べ、続いて、鴨川の鮎から祇園の香煎まで他国に勝る京の名産の数々を、適宜、由来に触れながら紹介する。1折(2頁)に大字・2行・無訓で記す。SE03276
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★〈東海道中〉都路往来〈附洛陽往来〉[東海道往来](野口晋松堂)
¥1,400
★〈東海道中〉都路往来〈附洛陽往来〉[東海道往来](野口晋松堂) 【判型】中本1冊。縦178粍。 【作者】野口晋松堂書。 【年代等】文久元年11月書・刊。[江戸]山崎屋清七(山静堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈東海道中〉都路往来〈附洛陽往来〉』は、「東海道往来」と「洛陽往来」を合本した往来物。前半「東海道往来」は、「都路は、五十路あまりに三ッの宿、時得て咲や江戸のはな、浪静なる品川や、頓(ヤガ)てこえくる川崎の、軒端(ノキバ)ならぶる神奈川や…」で始まる七五調・文字鎖の文章で東海道五十三次の宿駅名を列記し、最後に女文形式で「…花の錦の九重に、こゝろうきたつみやこぞと、君のことぶきいわゐたりけり。めでたくかしく」と結ぶ。後半「洛陽往来」は、「桓武天皇の御時より此京始り、四神相応の地にして殊更かしこき君の御政、関の戸ざさぬ折節、洛陽御見物事…」と起筆し、「…一度王城の地を踏ば、極楽世界に生るゝと承り候得ば、我等ごときの賤の身までも頼母しき御事にぞんじまいらせ候。めで度かしく」と結ぶ。いずれも5行・付訓で記す。また、頭書に「東海道名物」「産前禁物・同よきもの」「ちゝによき物」「衣裳たつ事」「七夕の由来」「七夕三橋」「七夕の詞」を収録する。SE03273
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★東西村尽[東西邑尽]
¥1,400
★東西村尽[東西邑尽] 【判型】大本1冊。縦283粍。 【作者】従二屋宗太郎書カ。 【年代等】文久3年1月書。 【備考】分類「往来物」。蝦夷・渡島(オシマ)国松前郡(現・北海道松前町(西部)・福島町(東部))の村名を列記した往来物。「根部田邑、札前村、赤神村、雨垂石、茂草村、清部村、江良町邑、原口村…」で始まる本文を大字・3行・無訓で記す。SE03234
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★仙台往来(異本・2巻本)
¥3,480
★仙台往来(異本・2巻本) 【判型】大本2巻2冊。上下巻の順に縦274・272粍。 【作者】野瀬懌須(浪翁)作。佐藤氏(佐藤佐蔵?*14歳)書。 【年代等】元禄年間作。上巻:文久3年4月書。下巻:文久3年7月書。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『仙台往来(異本・2巻本)』は、比較的流布した『仙台状(仙台往来)』とは全く別内容の異本。下巻末尾の識語によると、元禄年間に東都(江戸)の浪翁野瀬懌須が著したもので、浅布公(元禄16年以降、麻布にあった仙台藩下屋敷を隠居所にいた4代藩主、伊達綱村であろう)に献上した旨を記す。上下2巻からなり、上巻は「新年之佳祥億福珍重申籠候畢…」で始まる1月状から6月状までの往復12通、下巻は「輑日依為三伏之残暑迎忘涼風一遊之慰興、誠々疎略之至難顕毛挙候…」で始まる7月状から12月状までの往復12通、合計24通の書簡体形式で、仙台城下の繁栄や年中行事、また、城下の産物・名所等を詳しく紹介した往来物。例えば上巻冒頭では、城中における一連の新年儀式や城下貴賤の正月風景が綴られ、さらに、漁港から陸揚げされて取引される魚類の数々、果物等の樹木や鳥類・草花・寺院・食物・馬具・武具など類別単語集団を挿入する。このように仙台城下の地理科往来として最も詳しく、成立年代が早い点でも貴重。SE03212
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★集物[佐久郡村尽・国尽・津尽](文久3年)
¥1,400
★集物[佐久郡村尽・国尽・津尽](文久3年) 【判型】大本1冊。縦276粍。 【作者】早川武治良書。 【年代等】文久3年12月書。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『集物』は佐久郡在住の学習者、早川武治良が自ら写したと思われるもので、「佐久郡村尽」「国尽」「津尽」を合綴した手習本。「佐久郡村尽」は「小諸、西原、滝原、諸村、菱野、加増、柏木、小原、平原、塩野、前田原、小田井…」と佐久郡内の村名を列挙したもの。「国尽」は、五畿七道毎の国名と壱岐・対馬の二島を列記したもの。「津尽」は、「京都、江戸、大坂、奈良、伏見、堺、大津、山田、安濃津、名古屋、岐阜、駿府、甲府、水戸、仙台、会津、金沢、敦賀…」以下の全国の主要都市・城下町を列挙したもの。以上3種をいずれも大字・4行・無訓で記す。なお、本書の裏表紙見返に書かれた記載が学習者のカリキュラムを教材と字数で示したもので、興味深い。記載には誤字が含まれ、一部未詳のものがあるが、概ね次の順序で学ぶことになっていたことが分かる。①いろは48字、②一万(数字や数量呼称等か)63字、③源平(名頭)が269字、④佐久郡が401字、⑤国尽が167字、⑥津尽130字、⑦商売往来1052字、⑧消息往来2768字で、上方に以上の合計が「〆四千八百九十八字有り」と記されている。このカリキュラムは手習師匠によって示されたものであるが、随所に書き込まれた悪戯書きから察するに、学習者にはこのカリキュラムが負担になっていたようだ。SE03146
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算学稽古大全[〈増補改正〉再板改算記大全](3種)
¥3,500
算学稽古大全[〈増補改正〉再板改算記大全](3種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・222・222粍。 【作者】松岡能一(長延・良助・貞八・子料・梅林)作。松岡清信(常八・定八郎)補。四宮順実(上水)序。 【年代等】文化3年1月、四宮氏序。文化5年6月初刊。嘉永2年再刊。文久元年再刊。[大阪]河内屋太助板。 【備考】分類「和算」。文化板・嘉永板・文久板の3種(後2者は抄録)を収録した。全冊収録の文化板は袋綴じ展開収録(見開き図は再掲)。本書は、自序によれば先行の『算学指南』が「法のまゝ書ならべたるのみにしてその解をそなへず、又、術意の起源をさとさず大に指南の題号にそむ」くものであることから、その不備を補ったもの。冒頭に「用字凡例」「定算盤位」「大数・小数・度数・量数・衡数・寸重・尺重・九九・八算・見一」「八算見一起源」を掲げ、続いて算盤図を掲げながら「加減」「八算之図」「見一之図」などの加減乗除計算の基本を示し、さらに「まゝ子だての事」「雑穀之部」「たばこの部」「銭之部」「小判之部」「綿之部」「尺寸之部」「増減之部」「利足之部」「物成杉形之部」など実用数学の例題を列挙し、さらに「開平法」「開立法」以下のより高度な各種計算方法を示す。文化5年、文政4年、天保4年、嘉永2年、文久5年と五刻を数えた和算書のベストセラー。SE02985
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閑聖漫録(2種)
¥1,080
閑聖漫録(2種) 【判型】大本1冊。縦257粍。 【作者】会沢安(正志斎・恒)作。 【年代等】文久3年冬、石河幹脩跋。文久3年11月刊。[水戸]須原屋安治郎ほか板。 【備考】分類「随筆」。元治元年春、青山延光の序文を付す後印本を抄録した。門人跋文によると、会沢正志斎は数多い著述を思問・閑聖・息邪・言志・達己の5編に分類したが、閑聖とは往聖の道に閑習(熟練)する意で、これはその絶筆の書で、校閲を終えたのは没する前5、6日であったという。「父子血脈」「陰陽五行」「高山気冷」「稲荷社」「長崎諏方神社」「功烈神祠」「性善」「天命」「孔門弟子」「尊皇攘夷」など、雑論18条から成る。神州の道を経とし周孔の道を緯とする、神主儒従の敬神崇儒の思想を根拠とし、これを以て老荘・仏教・洋教等の異端邪説を破邪している。幕藩体制末期の政治思想を反映して、「尊皇攘夷」条に、時処位を審思熟慮し、暴虎馮河の勇を切に戒めているのが注目される(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02460
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菅神廟碑銘解(菅神廟碑注解)
¥2,000
★菅神廟碑銘解(菅神廟碑注解) 【判型】半紙本1冊。縦227粍。【作者】田沼謙(有終)注・序。服部政世(甫庵)跋。小山梧岡オヤマゴコウ(朝陽*小山霞外の男)・福田敬業タカノリ(鳴鵞)題字。福田半香ハンコウ(盤湖・暁夢)画。【年代等】文久2年4月序。同年8月跋・刊。[?]田沼謙蔵板カ。【備考】分類「伝記」。現・朝日の森天満宮にある陽明学者・中根東里撰文「下毛野天明郷菅神廟碑」(天明7年・1787*佐野市指定文化財)の碑文を、田沼謙が解説したもの。SE02459
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〈元三大師〉御鬮抄大全[元三御鬮鈔](文久元年)
¥2,160
★〈元三大師〉御鬮抄大全[元三御鬮鈔](文久元年) 【判型】中本1冊。縦175粍。 【作者】不明。 【年代等】文久元年夏刊。[江戸]吉田屋文三郎板。 【備考】分類「天台・占卜」。SE02441
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活語大成図
¥1,400
★活語大成図 【判型】大本1冊。縦264粍。 【作者】落合直澄編。 【年代等】文久2年11月刊。[?]田鶴迺屋板。 【備考】分類「文法」。SE02356
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艶道秘巻[遊女の内証拠]
¥2,000
★艶道秘巻[遊女の内証拠] 【判型】小本1冊。縦140粍。 【作者】途呂九斎(トロクサイ)主人作。南能遊婢其石書。 【年代等】文久2年書。 【備考】分類「洒落本」。作者は国文学研究資料館DBによる。SE02141
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★〈文久補正・童子節用〉合書往来大成
¥5,760
★〈文久補正・童子節用〉合書往来大成 【判型】中本1冊。縦184粍。 【作者】不明。 【年代等】文久年間再刊。[金沢]堆文堂蔵板。[江戸]平野屋平助ほか売出。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈安政新板〉合書往来』(川後房板)の改題本。ただし同書とは異板で、収録内容を異にする数種の異本が存する。底本の堆文堂板は、巻頭に「士農工商図」を載せ、本文に「消息往来(真草両点)」「消息往来講釈」「商売往来」「名物往来」「御府内町名尽」を収録する。本文を大字・4-5行・付訓で記す。巻末に「十二月異名」を掲げる。このうち、「名物往来」は「〈加越能〉名物往来」とも言い、文化以前作。安政年間以前の刊行で、『〈安政新板〉合書往来』に収録するほか、別に単行本としても出版されている。内容は、若狭・越前・加賀・越中・能登・越後・佐渡を含む北国(北陸地方)の物産品を列記した短文の往来物。「凡、北国之服飾・名物者、若狭芍薬・蓮肉、同所之香附子、北浜酒、同筆、越前切石・鳥子・奉書…」で始まり、佐渡の金銀や小鯣等までの産物を列挙した後、以上7カ国が穀類・青物その他に富むことなどを述べて結ぶ。嘉永7年書『加賀往来』、江戸後期書『能登往来』と密接な関連があり、いずれも本書の一部を増訂したものとも考えられる。なお、類書に文化8年(1811)頃書『名物状』、文政(1818-30)頃書『〈加越能〉三ヶ国往来』がある。 10合ガッショオウライタイセイ-ドウジセツヨウ(文久再版)★【往来物】72 SE01089
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教訓女中庸(文久4年・2種)
¥2,160
教訓女中庸(文久4年・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦256・250粍。 【作者】不明。 【年代等】文久4年1月刊。[江戸]山口屋藤兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。異板も抄録。「一、夫、人の妻を親迎(むかふ)る事は、第一、我父母に我身と与(とも)に能(よく)つかへさせむか為也」で始まる第1条「舅姑への服従」以下、第2条「三従・貞節」、第3条「婦人の四徳(婦徳・婦言・婦容・婦功)」、第4条「継母・継子」、第5条「貞心一筋」、第6条「不邪淫・貞節」、第7条「婦人の務め」、第8条「堪忍」、第9条「忍耐・和順・慈愛」、第10条「下人を使う心得」までの条々を大字・5行・付訓で記す。巻頭に「百行教忍図」「女教誡諌歌」「修学寺八景図」「三十六人新歌仙図」「五節句和歌図」「五倫和歌図」、頭書に「唐土賢女鑑」「女教誡故事談」「産前重宝記」「産前養ひ草」「産前後禁好物」「女消息近道仮名遣」「香道秘事」「狂歌奇妙集」「七夕新名歌集」「女通用文字宝」「女中伝授嚢」等の多彩な記事を掲げる。後、明治4年に藤村秀賀校訂の改刻本(色刷り口絵を付し、前付等に異同あり)が出版されるまで数回に渡って再板されたほか、本文のみを抽出した『御家流女中庸』『女中庸宝文庫』『女中庸教訓鏡』など比較的多くの板種を生んだ。 11女キョウクンオンナチュウヨウ(文久4年・2種)【往来物】54 SE01277
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〈立身学・千代礎〉習性邇言(3種) 【作者】梅翁(徳水・尚興)作
¥6,200
〈立身学・千代礎〉習性邇言(3種) 【判型】大本または半紙本2巻2冊。収録順に縦256・224・224粍。 【作者】梅翁(徳水・尚興)作。 【年代等】安政6年6月、高橋吉道(小絲)序。文久2年春、城長洲(晋・康卿・隆平・亦政堂)序。文久2年11月、東岡(良義)序・刊。[伊予大洲か]梅翁蔵板か。 【備考】分類「往来物」。初板大本とやや後印の半紙本、また、改編本など3種を収録。立身の根本が忠孝であることを諭すために、人生に起こる具体的な善悪を64条の心得とした童蒙用絵入り教訓書。まず巻頭の「新民開語」「習性邇言題辞」に本書の根本理念を示し、上巻「善性辨(神垣内(かきつ)の元気)」には「護養三十二節」と題して「開智」「立身」「勧善」「積徳」を主題とした32条を、下巻「僻邪性辨(神垣外(かきと)の慢気)」には「涵養三十二節」と題して「絶好・破産」「絶姻」「亡家」「招禍」を主題とした32条を載せる。条々は一つ書きではなく、「好問窮理則、生穎悟聡慧」のように『実語教』形式の漢字5字1句、1条2句を基本とする文章で、半丁に2句ずつ掲げて細注を施し、さらに「くらきをもたどれば日々にたのしさの、まさるは道のひかりなりけり」といった教訓歌2首と挿絵1葉を付す。なお、下巻末尾「徳農無尽蔵」には穀類全般の作付等の実用的な知識・心得を載せるが、ほとんど農書1冊に匹敵する詳細な内容である。なお、改編本は、乾坤2巻それぞれに題簽に「全」と記す。また、改編本のうち坤巻に青淵文庫(渋沢栄一旧蔵書)と祭魚洞文庫(渋沢敬三旧蔵書)の蔵書印を押す。 04教シュウセイジゲン-リッシンガク・チヨノイシズエ(3種)【往来物】155 SE00478
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白岩目安[出羽国村山郡白岩八千石御目安](文久2年) 【作者】不明
¥1,400
白岩目安[出羽国村山郡白岩八千石御目安](文久2年) 【判型】大本1冊。縦243粍。 【作者】不明。 【年代等】文久2年閏8月書。 【備考】分類「往来物」。『白岩目安(白岩状)』は、出羽国村山郡白岩郷(山形県西川町・寒河江市等)の惣百姓らが、寛永10年に領主酒井長門守忠重の苛政を幕府に訴えた訴状を手習本とした目安往来物(寛永10年本と、追伸文を増補した寛永12年本系統の2種ある)。最終的に36名の百姓が処刑され収束した「寛永白岩一揆」に対する反体制的な内容で、租税の負担増や不当な賦課を始め領主の非道など一揆の理由を23カ条にわたって記す。『白峯銀山目安』を始めとする類書の成立を促した目安往来物の先駆。底本は、雄勝郡川連岸根村で使用された手習本。 08社シライワメヤス08(文久2年)【往来物】13 SE00990
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百姓往来注釈[〈頭書絵入〉百姓往来注釈・百姓往来精注鈔](2種) 【作者】藤村秀賀(鶴亭)注・序。柳蝶楼国孝画。菅谷臨池堂書
¥2,000
百姓往来注釈[〈頭書絵入〉百姓往来注釈・百姓往来精注鈔](2種) 【判型】中本1冊。縦180粍。【作者】藤村秀賀(鶴亭)注・序。柳蝶楼国孝画。菅谷臨池堂書。【年代等】文久3年9月序・刊。[江戸]和泉屋市兵衛(甘泉堂)板。【備考】分類「往来物」。巻頭に書袋と、末尾に別本(見返し異板)を抄録した。明和3年刊『百性往来』の絵入り注釈書。近世後期注釈書の最も一般的なスタイルである「経典余師」形式。全26段に分けた『百性往来』本文を大字・6行・無訓で記して詳細な割注を施し、頭書に付訓本文(読方)および図解を載せる。施注は『和漢三才図会』『漢事始』『孟子』など古今の和漢書を典拠として語注・大意・由来等に及び、『百性往来』の注釈書としては最も充実した内容になっている。 07産ヒャクショウオウライチュウシャク(2種)【往来物】50 SE00871
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百姓今川准状(文久3年) 【作者】不明
¥1,400
百姓今川准状(文久3年) 【判型】中本1冊。縦177粍。 【作者】不明。 【年代等】文久3年2月再刻。[江戸]森屋治兵衛板。 【備考】分類「往来物」。『今川状』風に農民生活全般の心得を綴った往来物。「一、時候を弁ずして農家豊作を不得事」以下18カ条と後文から成る。農民が守るべき事柄(弓・鉄砲や殺生の禁止、年貢皆済、役人尊重・法令遵守、寺社の保全と祭礼)や村役人の心得、遊興・博奕、衣類、奉公人への慈悲など農民生活に関する事項を列挙し、後半の後文で四季耕作の手順、作物、農具・農業施設、検地・地方、畑作、気候、年貢、農閑期の労働、家普請、山林収穫物、農民心得(法令遵守・忠孝その他人倫・読み書き算)までを述べる。 07産ヒャクショウイマガワナゾラエジョウ(文久3年)【往来物】17 SE00866
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〈諸民通用〉手紙之文言(再板本8種) 【作者】十返舎一九作・序。内山松陰堂書(天保以降の諸本)
¥6,760
〈諸民通用〉手紙之文言(再板本8種) 【判型】中本1冊。収録順に縦183・185・182・182・181・178・180・172粍。 【作者】十返舎一九作・序。内山松陰堂書(天保以降の諸本)。 【年代等】享和2年2月初刊。文化2年再板。文化13年7月3板([江戸]西村屋与八板)。別本1:文政7年8月4板([江戸]西村屋与八板)。別本2:天保3年7月5板([江戸]西村屋与八板)。別本3:天保3年7月5板後印([江戸]和泉屋市兵衛板)。別本4:天保3年7月5板([江戸]山城屋新兵衛板*刊記は[江戸]青木屋嘉助板)。別本5:文久2年7月6板([江戸]吉田屋文三郎板)。別本6:文久2年7月6板([江戸]吉田屋文三郎板)の増補版(後半に「証文文例等33丁増補」)。別本7:明治初年再刊本([東京]吉田屋文三郎板)。 【備考】分類「往来物」。文化13年三版を全冊収録し、さらに、その後の再板本諸本を抄録した。『〈諸民通用〉手紙之文言』は、「年頭披露状」以下115通の消息文例(1通を除き全て往復文)から成る。俗用の短文が中心で、前半は四季・五節句祝儀状や通過儀礼に伴う手紙、後半は町人同志でやりとりする雑多な例文を満載する。貸借・病気・災害・商取引に関する例文や、中には「大酒に沈る人之遣す文」「倡家に沈る人之遣す文」など教訓色の濃い例文も含む。冒頭の23通が五節句や四季に伴う書状で、それに続く12通は出産・疱瘡・元服・養子・婚礼といった通過儀礼的な書状、その他は主として町家における吉凶事や諸事にまつわるもの。本文を大字・5行・所々付訓で記す。 03消テガミノモンゴン-ショミンツウヨウ(再板本8種)【往来物】169 SE00280
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〈両点講釈〉大全商売往来(文久元年) 【作者】近沢幸山(桃堂)作・序。竹堂書
¥2,000
〈両点講釈〉大全商売往来(文久元年) 【判型】中本1冊。縦182粍。 【作者】近沢幸山(桃堂)作・序。竹堂書。 【年代等】天保13年8月自序・初刊。安政4年求板。文久元年9月再刻。[江戸]若林喜兵衛(玉養堂)板。 【備考】分類「往来物」。「商売往来」「拾遺商売往来」「商売往来講釈」の三編を合冊した往来。まず最初に天保一三年に「商売往来」「拾遺商売往来」を合綴した『古今商売往来』(江戸・山城屋佐兵衛ほか板)が刊行され、その後、「商売往来講釈」が増補されたものと思われる。巻頭の「商売往来」は堀流水軒作・元禄七年(一六九四)刊『商売往来』†本文に両点(音訓)を施したもの。続く「拾遺商売往来」(近沢幸山作)は、『商売往来』に漏れた語句で綴ったもので、「抑商賈人、上者公卿・侯家之弁御用、下者至樵夫・杣人・賤女迄、而商於其日用…」と書き始め、冒頭に商人の心得に触れ、衣冠束帯、女服、僧徒官服、絹布類、畳縁、果物、青物・乾物・野菜類、蒸菓子、干菓子、魚鳥、獣、虫、草木、器財、測量用具、家具、雑具、道具、薬品の順に語彙を列挙し、後半で経史・六国史・三部書・和歌三代集・同五代集・同八代集・同十三代集・同二十一代集・四書・五経・十三経等々の和漢書・仏典(名数)を列記する。最後の「商売往来講釈」は、元禄板『商売往来』本文を語句毎に区切って大字で掲げ割注を施したもの。 07産タイゼンショウバイオウライ-リョウテンコウシャク(文久元年)【往来物】50 SE00850
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★〈御家〉商売往来〈并〉六玉川(酒田板) 【作者】中西一舟(見幾・濯縷)書
¥2,800
★〈御家〉商売往来〈并〉六玉川(酒田板) 【判型】大本1冊。縦267粍。 【作者】中西一舟(見幾・濯縷)書。 【年代等】文久4年春、佐藤比路志(広当)序。文久4年1月、門人・紀月窗跋・刊。[酒田]門人蔵板。 【備考】分類「往来物」。彫工:三林東栄堂。酒田の書家・中西一舟が書した『商売往来』等の手本を門人が出版した田舎板。『商売往来』と『六玉川』を大字・4行・無訓で記した手本。前者は堀流水軒作『商売往来』に同じ。後者は、山城・井出の玉川を始めとする6つの玉川を詠んだ古歌で、女子用往来等の付録記事にしばしば見られる。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の四分野について記した往来。 07産ショウバイオウライナラビニムタマガワ-オイエ(酒田板)★【往来物】22 SE00829
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一騎歌尽・武具短謌[武具短歌](異板2種) 【作者】加藤桜老作(「一騎歌尽」)・山鹿素行作(「武具短謌」
¥2,000
一騎歌尽・武具短謌[武具短歌](異板2種) 【判型】中本1冊。収録順に縦176・182粍。 【作者】加藤桜老作(「一騎歌尽」)・山鹿素行作(「武具短謌」)。 【年代等】文久3年7月刊([江戸?]練武館板)。元治2年1月序・刊([江戸?]刊行者不明)。 【備考】分類「往来物」。本文無界・有界など異板2種を全冊収録した。『一騎歌尽・武具短謌[武具短歌]』は、「一騎歌尽」と「武具短謌」から成る往来物。「一騎歌尽」は、文久3年板『一騎謌尽』(前項)に同じ。また「武具短謌」は、「それ武具は鐙、腹巻、太刀、刀、冑は筋や星冑…」で始まり、甲冑・干盾・刀槍・弓弩・火炮以下の武具・馬具の名称や部品名などを七五調で列挙した往来。なお元治2年の加藤熈自序を付す無刊記本(異板)もあり、界線等に異同があるが、いずれも本文を楷行書・やや小字・7行・付訓で記す。 04教イッキウタヅクシ・ブグタンカ(異板2種)【往来物】48 SE00348