

〈極楽伝来〉心体安楽丸 【作者】不明
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〈極楽伝来〉心体安楽丸
【判型】半紙本1冊。縦227粍。【作者】不明。【年代等】江戸後期刊。[大阪]小谷氏(大坂北久太良町堺筋)施印。【備考】分類「往来物」。表紙に「第一身を潤し心広く躰胖なるの妙薬/但し、小含一反を朝夕とも常に用いてよし」と記すように、薬種の効能書きに見立てて金言を箇条書きに列記した教訓書。「一、親かうは我子孫のため」「一、民をあはれむの君は日月のごとし」「一、民を貪るは芽出しの草を摘むがごとし」「一、忠義は末代のしゆつせの手本」「一、不忠・不孝は人面のけだもの」「一、朝夕の看経は其身の冥加の御礼」以下、半丁七行書きで合計四五カ条を記す。末尾を「右いづれも、そらにてのみこむべし。すべて大人・小児とも不断に用ゆるときは、無量の福徳を得て一生無痕に諸人の気請よく、家業繁昌・子孫長久すること更に疑なし」と結び、「極楽は西とはいへどひがしにも きた道さぐれみな身にぞある」と「後生とて聞ば遠きに似たれども しらずやけふも其日なりしを」の道歌2首を掲げる。本書は文化13年刊『子供早学問(童子早学問)』(「一、忠義は末代の出世の手本」以下全44カ条)と共通する文言も多く、類書にも『心安養丸』『童子教訓』等の写本のほか、『家運養生訓』『〈童子教訓〉孝行種』『〈子供〉教訓早心学』など数種が幕末期に刊行されたが、多くが『子供早学問』にならって編まれたものであろう。本書は大坂北久太良町の小谷氏施本で、裏表紙に「右は或方にて承りし一口教訓にて候。尤耳ぢかなるもの故、女子がた、児童衆などの口ずさみ給はゞ、すこしきおぎなひにもなり侍らんかと存じ、書写し申候。御所望の御方は無御遠慮御越可被成。一冊づゝ進上申候」と施印刊行の趣旨を記す。
04教シンタイアンラクガン【往来物】6 SE00488
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