〈新板頭書〉世話字往来（3種）　　【作者】不明

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〈新板頭書〉世話字往来（3種）
【判型】中本1冊。収録順に縦176・174・177粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。［信州］平野屋板、［大阪］凌雲堂板、刊行者不明板。
【備考】分類「往来物」。同板別本と類板を3種を収録。「夫、人の教は兎角幼少の時より習馴ぬれば左而己（さのみ）格別六ケ敷事にも非（あらず）」で始まる七五調美文体で童蒙の心得全般を記した往来。まず幼少時の教育の重要性を述べ、続いて、朝起きてからの家庭生活上の注意、手跡稽古を主とする学業や芸能についての心得、礼儀作法や孝行などを説く。さらに後半では我が侭育ちの子どもの悪態・悪行とその成れの果てを示して戒め、末尾で再び幼時から心を磨き、主人や親に従うべきことを諭して締め括る。口絵「文字の数・手習い図」を掲げ、頭書に「雪入墨池」「炭入薫炉」「諸芸修行の歌」「忠孝の歌」「扁冠尽」「麻中の蓬」「荀子勤学の篇」を収録する。
04教ｾﾜｼﾞｵｳﾗｲ-ｼﾝﾊﾟﾝｶｼﾗｶﾞｷ（3種）【往来物】35 SE00493