

















〈和訓〉近道子宝(初板本系統・6種) 【作者】平井自休作。観樹堂松隠書
★〈和訓〉近道子宝(初板本系統・6種).pdf
¥5,560 税込
購入後にDL出来ます (305729196バイト)
〈和訓〉近道子宝(初板本系統・6種)
【判型】大本1冊。収録順に縦269・264・270・255・255?・254粍。
【作者】平井自休作。観樹堂松隠書。
【年代等】正徳3年6月書・刊。[江戸]柳屋庄兵衛板。
【備考】分類「往来物」。初板本系統6種を収録。『近道子宝』は、正徳3年板を初刊として数多くの板種と類書があり、『近道子宝文章』『早道童子宝』『〈童子智恵袋〉近道子宝』『近道子宝知恵袋』『童子智恵嚢』等の異称がある。初刊本は大本1冊。手習い初学者に必要な衣食住・職業などの基本語彙と心得を綴った往来物。「童部(わらんべ)の時早く習しるへき事あり。先(まず)上をは天という、下をは地と云。月日の出る方を東といふ…」で始まり、天地・四方・四季・年号・十干十二支・日本国名・地形・生物・幼少時の通過儀礼・学習上の心得(学習すべき往来物として『手習状(初登山手習教訓書)』『実語教』『江戸往来』『今川状』『庭訓往来』を挙げる)・布帛・衣類・食物・住居・武士用字・百姓用字・職人用字・商人用字・町人の利・神儒仏・芸能・禁制(童蒙にふさわしくない遊び)・富裕者になるまじないと倹約の誓い、の順に語彙や心得を列記する。初板本は大字・3行・付訓の手本用に記すが、後続の諸本は頭書に絵抄や関連記事を付す。また、本書は江戸・仙台・山形など東日本のみで板行・普及したのが特徴で、上方では『近道子宝』という書名での出版例はなく、京都では享保15年刊『示童宝鑑』、大阪では明和5年刊『寺子宝久種(寺子幼訓往来)』などの改編版が上梓された。このほか江戸では、本書の改編版『早道童子宝』が明和以降に刊行されている。また、本書は基本語彙の学習に適していたことから、明治6年刊『〈文明捷径〉子宝習字章』、明治初年刊『〈開化〉近道子宝』などの改編本も生まれた。なお、文化13年板『手紙之文言』広告中に初板本について「寺沢流観樹堂書」と記す。
04教チカミチコダカラ-ワクン(初板本系統・6種)【往来物】139 SE00507
-
お支払い方法について
¥5,560 税込