














★〈重宝〉教訓伊呂波経〈附録寺子今川状〉[教訓いろは経](2種) 【作者】北尾辰宣作・画
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★〈重宝〉教訓伊呂波経〈附録寺子今川状〉[教訓いろは経](2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦224・225粍。
【作者】北尾辰宣作・画。
【年代等】明和2年刊(『大阪出版書籍目録』による)。[大阪]糸屋市兵衛板。
【備考】分類「往来物」。同板2種を収録した(後半所収本は巻末に「寺子用文章宝箱」を合綴)。袋綴じ展開収録。本書は、前半に『教訓伊呂波経』、後半に『倣今川了俊制詞寺子教訓条々(寺子今川状)』を収録した往来。『教訓伊呂波経』は『実語教』に似せて作った教訓で、「い/幼時不怠学(いとけなきときがくにおこたらざれば)」のように漢字5字1句を基本とする全58句からなり、各句の頭字がイロハ順に配列するのが特徴で、任意の語句について「ろく(禄)とは知行、又、金銀ざいほうの事也」のような語注を付すほか、特定の句については半丁大の挿絵と解説文を置く。幼時からの学問の大切さや父母への報恩、禁欲、多言を慎むこと、礼儀・粗食を守ることを始め種々の教訓を説く。後半『寺子今川状』は『今川状』を模して綴った23カ条の教訓(いずれも禁止条項の羅列)である。第一条「文筆を知らずして諸道終に習い得られざる事」以下、悪行や不行儀の戒め、手習い・学問上の心得などから成り、箇条に続く後文でも、日頃の学習姿勢や生活態度など、『通俗教訓往来』や『世話字往来教車』等と似通った教訓を展開する。本文を大字・5行・付訓で記す。前付に「吉書始詩歌」「五常訓略解」「公之四芸」「俗之四芸」「七夕の詩歌」「武将六歌仙」「雑病之良方」「十二月異名」「日本名筆」「入学吉日事」「不成就日」「万ゑうかな」、頭書に「和漢孝子伝」「いろはうたうら」「篇冠字つくし」「名頭之字尽」、巻末に「折形図」「十干十二支」を掲げる。なお、東大本には明和4年の書き入れがあるが、『大阪出版書籍目録』によれば明和2年7月出願だから同年の刊行であろう。
04教キョウクンイロハキョウ-ツケタリ、テラコイマガワジョウ(2種)★【往来物】102 SE00403
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