★〈幼稚教訓〉高恩知独録［〈教訓〉高恩知独録］　　【作者】川部天受（玉園・成和子）作・序。谷輔長（止斎）画

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★〈幼稚教訓〉高恩知独録［〈教訓〉高恩知独録］
【判型】半紙本1冊。縦211粍。
【作者】川部天受（玉園・成和子）作・序。谷輔長（止斎）画。
【年代等】文久2年8月序・刊。［大阪］伊丹屋善兵衛ほか板。
【備考】分類「往来物」。『〈幼稚教訓〉高恩知独録』は、生涯にわたる父母の高恩を述べ、その恩に報いるための孝のあり方を一孝子の事跡を通して述べた教訓書。前半では、懐胎十月から手習い学問・諸芸の教育、そのほか諸般にわたる両親の大恩について切々と説き、それに対する報恩としての孝行が実行し難いことを自己の反省も含めて述べる。続く後半では、日野鍛冶町の孝子・善次の行状や寛政10年に領主から襃賞されるまでの経緯を縷々紹介する。なお、本書の挿絵を担当した止斎は善次の同郷人という。
04教ｺｳｵﾝﾁﾄﾞｸﾛｸ-ﾖｳﾁｷｮｳｸﾝ★【往来物】18　SE00417