★子供教訓〈いろは和讃〉・子供教訓〈かぞへ和讃〉　　【作者】不明

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★子供教訓〈いろは和讃〉・子供教訓〈かぞへ和讃〉
【判型】半紙本2冊。収録順に縦233・233粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物・教訓」。「子供教訓〈いろは和讃〉」と「子供教訓〈かぞへ和讃〉」は和讃形式と数え歌形式の教訓書。「子供教訓〈いろは和讃〉」は、「いのじとや、一生だいじのりんじうの、よふゐをせざるはふかくなり、南無阿弥陀仏あみだ仏」「ろのじとや、六方諸ぶつをすゝめます、うへなきくどくの念仏ぞ、南無阿弥陀仏あみだ仏」のように、各和讃の第一音がイロハ順になるように配列した浄土宗系の童蒙教訓書。勧善懲悪、善根功徳を始め、公儀遵守、知足、分限、質素倹約等の世俗的道徳も説く。いずれも数え歌風の和讃で、半丁（1頁）を4分割して4首ずつ、合計48首を収録。本文共紙に刷り表紙の簡易な製本（仮綴じ本）である。また、「子供教訓〈かぞへ和讃〉」も数え歌形式の教訓で、同様のレイアウトで「一ッとや、一人しにゆくしでのたび、みちあんないはたれたのむ、南無阿弥陀仏あみだ仏」から、「四十八ヤ、八功徳ぢのこんれんに、ほどなくむまれん身ぞたのし、南無あみだ仏、あみだ仏」までの48番を収録する。
04教ｺﾄﾞﾓｷｮｳｸﾝ-ｲﾛﾊﾜｻﾝ・ｺﾄﾞﾓｷｮｳｸﾝ-ｶｿﾞｴﾜｻﾝ★【往来物・教訓】16　SE00429