1/8

〈改正無点〉今川并腰越状(勝尾屋板・2種)  【作者】不明

★〈改正無点〉今川并腰越状(勝尾屋板・2種).pdf

¥1,400 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (59310008バイト)

〈改正無点〉今川并腰越状(勝尾屋板・2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦223・223粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸中期刊。[大阪]勝尾屋六兵衛板。
【備考】分類「往来物」。後印本も抄録した。前半の「今川状」は今川貞世が弟(首題に「愚息」とあるが子息ではない)の仲秋にあてた教訓で、「一、不知文道而、武道終不得勝利事」で始まる23カ条と後文から成る往来。文武両道を強調する室町初期を代表する武家家訓とされる。以下、無益の殺生の戒め、罪人の公正な裁き、領民に対する非道と己の奢侈の戒め、先祖の建造物保持、忠孝怠慢の戒め、公平な賞罰、臣下を見て己を慎むこと、他人の不幸を己の利としないこと、分限相応、賢臣・侫人の見極め、非道の富裕と正しい零落、遊楽と家職など、武人として弁えるべき条々を列挙し、後文でも文武両道を繰り返し強調し、上下や友人の善悪、また己の心の善悪の見極めなど武士の心得を諭す。後半の「腰越状」はいわゆる『古状揃』に所収の古状中、最も古く確実なもの。前内大臣平宗盛父子を捕らえた義経が鎌倉に入ろうと腰越に到着したところ、先の八島の合戦での逆櫓をめぐる口論で恨みを持つ梶原景時が頼朝に讒言し、兄頼朝の怒りを買ったことに対し、自らの功績を列挙し兄をないがしろにする気持ちのないことを、大江広元宛てに切々と述べる。本来『平家物語』『義経記』等に収められていたものだが、刊本の「元暦二年六月日進上、因幡守殿」という年時・宛名の書き方は、流布本『義経記』や百廿句本『平家物語』に近い。
04教イマガワナラビニコシゴエジョウ-カイセイムテン(勝尾屋板・2種)【往来物】24 SE00361

  • お支払い方法について

¥1,400 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品