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〈官刻〉六諭衍義大意(享保7年・京都板・2種)  【作者】室鳩巣(直清・師礼・汝玉・滄浪・駿台)作・序・跋。石川柏山(信義・園智・圀昭・勘介・勘助)書

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〈官刻〉六諭衍義大意(享保7年・京都板・2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦263・262粍。
【作者】室鳩巣(直清・師礼・汝玉・滄浪・駿台)作・序・跋。石川柏山(信義・園智・圀昭・勘介・勘助)書。
【年代等】享保7年2月自序。享保7年4月初刊(江戸板)。享保7年8月刊。[京都]中川茂兵衛ほか板。
【備考】分類「往来物」。官刻と賜板の2種を収録した。『六諭衍義大意』は、享保6年刊『〈官刻〉六諭衍義』とともに将軍・吉宗の命によって庶民教化用に編まれた官刻の往来物。享保6年板は荻生徂徠が程順則本『六諭衍義』に訓点を施しただけのものであったが、さらに平易な仮名書きの教訓書として編まれたのが『六諭衍義大意』である。『六諭衍義』のうち当代の実情に合わない「律例(法度の箇条)」と「古人の事跡」を省いて、その「大略をとりて、和語をもて、是をやはらけ」たと編集の経緯を示す鳩巣の自序(享保7年2月)および自跋と「大意」本文のみで、『〈官刻〉六諭衍義』に収録された竺天植序、范鋐序、范鋐跋、程順則跋などは全て省かれた。本書全体が手本用に書かれており、まず、鳩巣の序文を行書・大字・6行・付訓(難字には左訓も施す)で記し、同様に「大意」本文は7行、各編末尾の詩文はやや大字の5行で記す。その版下書きは江戸の能書・石川勘助に命じられたが、本書が最初から往来物として編集されたことは、『兼山麗澤秘策』の「民衆などにて小児の手習仕候物に、幸ひ手本にも仕候様にとの思召にて御座候…」の記載からも明らかである。また、本書刊行直後に江戸町奉行・大岡忠相を通じて江戸の手習師匠へ褒賞品として下賜されるなど、幕府の強力な推進力により本書は庶民教育の基本図書として急速に全国に広がった。本書は最初に江戸と京都で「官刻」として出版されたが、寛政11年板以後は「賜版」となり、さらに天保15年には再板されている。このほか、文政13年・秋田藩板、天保4年・掛川藩板、天保5年・名古屋藩板、天保15年・古山代官板、弘化2年・河村奉行板、弘化4年・萩藩板、同・明倫堂板、嘉永6年・桑折代官板、同・岩村田藩板、刊年不明・福山藩板、同・伏見藩板、明治3年・柴山藩板などの各藩板や、安政4年・奥州白石の石津氏施板など篤志家による施板もあり、明治末年までに刊行された諸本は60種以上に及ぶ。
04教リクユエンギタイイ-カンコク(享保7年・京都板・2種)【往来物】58   SE00592

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