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六諭衍義大意(安政4年・奥州白石・石津屋板・2種)  【作者】室鳩巣作

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六諭衍義大意(安政4年・奥州白石・石津屋板・2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦265・267粍。
【作者】室鳩巣作。
【年代等】弘化4年2月、横山友輔序。安政3年冬、菊地某(石津屋)跋。安政4年1月刊。[奥州白石]石津屋重郎左衛門(静情堂)施板。
【備考】分類「往来物」。同板別本も抄録した。本書は、奥州白石の農夫、菊地某(石津屋重郎左衛門・静情堂)が自ら上梓した私家版・施印の『六諭衍義大意』。跋文によると、天保年間の初め頃に『六諭衍義大意』の上梓を志したという。その様子を「『六諭衍義』を梓にのぼせ、普く世に施して童子等に忠孝の道を教へんとする事既に七年におよびぬ」と記す。しかしながら、独力では広大な陸奥国に行き渡らせることは困難なので、まずは刈田(カッタ)郡(現在の宮城県白石市・蔵王町・七ヶ宿町)に各村10冊ずつ配布し、その他の郡にも速やかに送る旨を伝えたが、もし私の志を助けようという人がいたらぜひ協力して欲しいと訴えている。『六諭衍義大意』は、享保6年刊『〈官刻〉六諭衍義』とともに将軍・吉宗の命によって庶民教化用に編まれた官刻の往来物。享保6年板は荻生徂徠が程順則本『六諭衍義』(『六諭』は、明の太祖・洪武帝が洪武31年(1398)に発布した『教民傍文』41カ条中の「自治章程」の1条で、「孝順父母」「尊敬長上」「和睦郷里」「教訓子弟」「各安生理」「母作非為」の6項に及ぶ庶民の生活心得)に訓点を施しただけのものであったが、さらに平易な仮名書きの教訓書として編まれたのが『六諭衍義大意』である。『六諭衍義』のうち当代の実情に合わない「律例(法度の箇条)」と「古人の事跡」を省いて、その「大略をとりて、和語をもて、是をやはらけ」たと編集の経緯を示す鳩巣の自序(享保7年2月)および自跋と「大意」本文のみで、『〈官刻〉六諭衍義』に収録された竺天植序、范鋐序、范鋐跋、程順則跋などは全て省かれた。
04教リクユエンギタイイ(安政4年・奥州白石・石津屋板・2種)【往来物】44 SE00586

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