〈御家〉文章早引［〈民家〉文章早引］（天保13年・1冊本・2種）　　【作者】大蔵永常（孟純・亀太郎・亀翁・黄葉園主人）編・序・跋

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〈御家〉文章早引［〈民家〉文章早引］（天保13年・1冊本・2種）
【判型】三切本1冊。縦83粍。
【作者】大蔵永常（孟純・亀太郎・亀翁・黄葉園主人）編・序・跋。
【年代等】文政11年3月、石松増夫序。文政11年3月自序。文政12年2月、秋田榕斎序。天保13年10月刊。［大阪］河内屋記一兵衛ほか板。
【備考】分類「往来物」。各種書状の書き方や上中下の例文など民家日用の書札礼全般を述べた往来物。「書札認様之有増」「宛名書やう高下の事」「墨継之事」「沓冠明様の事」「袖書之事」「書留心得之事」「連署之事」「連判居様心得」「名乗判形之事」「候・御・被成・被遊の事」「恐惶謹言之事」「文字移嫌事」「病人見廻状之心得」「火事見廻状心得」「悔状之事」「年号月日之事」「進物到来物数書之事」「闕字の事」「自分称する上下の事」「紙の事」「口上書之事」「手形書様之事」「端作之事」「益・弥の上下」「安否の上下」「返事之端書」「書留之事」「上所の事」「脇付の高下」「返書脇付」「様・殿・御・候・申の上下」「状箱上書之事」「封状之事」「袖書の事」「時候之事」「年始之状文章」「年頭状文章替字」「年始状返翰」「暑寒見舞之状」「人倫異名（各種人代名詞の異名）」「各種目録書き様」「品物名数（文具類・佩用類・刀飾類・帛服類・籍物類・臥具類・家具類・夜用類・塗用類・乗載類・魚介類・鳥獣類）」「目録・注文・折紙之事」「婚礼養子心得の荒増」など約60項目を収録する。後に同内容で中本仕立ての『〈民家通用〉文章早引』のほか、三切本の本書を上巻前半部に収めた増補版『〈民家〉文章早引大成』2巻2冊本も刊行された。
03消ﾌﾞﾝｼｮｳﾊﾔﾋﾞｷ（天保13年・1冊本・2種）【往来物】80 SE00324