〈女教訓躾方〉女今川操種［女今川美佐保具射］（江戸中期）　　【作者】沢田吉原作

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〈女教訓躾方〉女今川操種［女今川美佐保具射］（江戸中期）
【判型】大本2巻1冊。縦253粍。
【作者】沢田吉原作。
【年代等】江戸中期刊。［大阪］敦賀屋彦七ほか板。
【備考】分類「往来物」。『〈女教訓躾方〉女今川操種』は、本文欄に元禄板系統の『女今川』（23カ条＋後文）を大字・4行・付訓で記し、前付や頭書に種々の記事を載せた往来物。丁付を上下2巻に分ける点で古態の名残を有する。色刷りの見返し・目次と巻頭口絵「衣通姫」に続いて、前付に「歳徳神之事」「如意宝珠の図・宝珠の由来」を掲げ、前付の途中から頭書を2段にする三階板形式で、「吉書始」「七種の節」「詩歌」「女要進物積やう」「万折かたの図」を載せる。また、頭書には『鑑草』の趣旨を敷衍した居初津奈の『女教訓文章』の要旨である「孝逆之教」から「廉貪のおしへ」までを挿絵を付けて説くほか、「大和こと葉」「投銭（ﾃｷｾﾝ）の占」「夢合早吉凶」「十二月異名」の記事を収録する。
11女ｵﾝﾅｲﾏｶﾞﾜﾐｻｵｸﾞｻ-ｵﾝﾅｷｮｳｸﾝｼﾂｹｶﾞﾀ（江戸中期）【往来物】27　　SE01156