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〈万寿無彊〉聖代御江戸往来[自遣往来](仙台板・3種)  【作者】不明

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〈万寿無彊〉聖代御江戸往来[自遣往来](仙台板・3種)
【判型】大本1冊。収録順に縦258・261・260粍。
【作者】不明。
【年代等】文化2年刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。
【備考】分類「往来物」。同板3種を収録した(うち2種は抄録)。全編1通の手紙形式を採り、第一に年始の挨拶、第二に千代田城内での将軍家を中心とする年始の儀式ならびに行事の有様、第三に諸国より流入する土産・菓肴・衣服・器財・舶来の品々、第四に江戸の広さおよび町々の方角と武家民家の密集する様子、第五に明暦年中(1655-58)に玉川の水を東南の地に引いたことや、万治年中(1658-61)に隅田川に両国橋をかけたこと、第六に不忍池遊興の状況を叙して御代の泰平を謳歌する。このように江戸の案内書も兼ねることから、内題を『自遣往来』としたとも考えられ、この書名によっても普及した往来である。その構成においては、『駿河状(駿府往来)』よりの影響を受けているが、同時に第3~6項は江戸の武家・庶民が営む生活に即した独自の内容であり、地理科往来・地誌型の代表的な往来となった。すなわち、本往来自身が多くの板を重ねて普及したのみでなく、江戸中期・後期そして明治初年の各地で作られた地誌型往来の編集方式や記事内容に深甚の影響を及ぼしている。なお、本書本文の約半分を抄録した改題本に明和8年刊『長雄諸産往来』があるほか、江戸中期以降に『江戸往来(異本)』『続江戸往来』『新江戸往来』等の異本や、編集形式を模倣した『繁関往来』等が誕生した。なお、文政3年刊『童子初学往来』所収の「江戸往来」に「堀観中作」と記すが事実か否か未詳である。
06地セイダイオンエドオウライ-マンジュムキョウ・ジケンオウライ(仙台板・3種)【往来物】51 SE00734

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