童蒙必読（皇謚巻・年号巻・州名巻）　　【作者】橋爪貫一作。横山由清校。高斎単山（滝沢有常・子恒・精一・三余堂）書

★童蒙必読（皇謚巻・年号巻・州名巻）.pdf

童蒙必読（皇謚巻・年号巻・州名巻）
【判型】半紙本3巻3冊（皇謚巻は別本を抄録）。収録順に縦228・224・224・225粍。
【作者】橋爪貫一作。横山由清校。高斎単山（滝沢有常・子恒・精一・三余堂）書。
【年代等】明治3-5年刊。［東京］雁金屋清吉（青山堂）板。
【備考】分類「往来物・近代教育」。「皇謚之巻」「年号之巻」「州名之巻」から成る明治期往来物。「皇謐之巻」は、神武天皇から明治天皇までの歴代天皇の名を半丁に3行、1行に2名ずつ大字・楷書で書したもので、頭書に天皇の諱や崩御年月日などを記す。「年号之巻」は、大化から明治までの元号を半丁に4行、1行に2語ずつ大字・楷書で書したもので、頭書に各元号についての略注を加える。「州名之巻」は、畿内から西海道および二島までの旧国名を半丁に4行、1行に2国ずつ大字・楷書で書したもので、本文の所々に五畿七道毎の区分地図を収めるほか、頭書に各国内の郡名および当代の府県名等を注記する。なお本書の増補版に『幼童初学』、また本書の模倣と思われるものに『学校童子訓』がある。
05歴ﾄﾞｳﾓｳﾋﾂﾄﾞｸ（皇謚巻・年号巻・州名巻）【往来物・近代教育】63　SE00641