江戸方角名所杖［江戸方角杖］（初-2編・2種）　　【作者】柳河春三（又玄斎南可･楊江・暾・春蔭・喫霞楼仙客）作。歌川広重2世（歌川重宣・安藤広重・立斎広重・一立斎・立祥）画

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江戸方角名所杖［江戸方角杖］（初-2編・2種）
【判型】中本2編2冊。収録順に縦180・180・179・180粍。
【作者】柳河春三（又玄斎南可･楊江・暾・春蔭・喫霞楼仙客）作。歌川広重2世（歌川重宣・安藤広重・立斎広重・一立斎・立祥）画。
【年代等】慶応2年夏刊。［江戸］大和屋喜兵衛板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録（見開き図再掲）。同板別本も抄録。『江戸方角名所杖』は、明和2年刊『御江戸名所方角書（江戸方角）』の本文をほぼ地名毎の189段に分け、大字・6行・付訓で記し、段毎に割注を施した絵入りの注釈書。施註内容は天保9年刊『江戸方角註解』とほぼ同じ（ただし、地名には若干の出入りがある）で、半丁に二葉（各丁とも右側上段と左側下段）ずつ該当の風景図を入れる。初編・二編の巻頭には「富士眺望図」「四民男女図」「江戸城郭図」「江戸府内図」の色刷り口絵を掲げる。なお、本書を模倣した明治期改編本に安保兼策作・明治13年刊『開化東京方角』がある。
06地ｴﾄﾞﾎｳｶﾞｸﾒｲｼｮﾂﾞｴ・ｴﾄﾞﾎｳｶﾞｸﾂﾞｴ（2種）【往来物】74　SE00680