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★甲越古戦場往来  【年代】慶応2年(1866)作・序・書

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★甲越古戦場往来
【作者】酒井英月作・跋。玉橘亭文麟画・序。上林東月書。
【年代】慶応2年(1866)作・序・書。
【分類】地理科・歴史科。
【概要】中本1冊。戦国末期、甲斐・武田信玄と越後・上杉謙信の合戦の舞台となった川中島辺(信濃国更級郡・埴科郡)の地理と故事来歴を記した往来。「過つる三五の夜は、姨捨山(姥捨山)に月を眺て、流石に長き秋の夜を、暁早しと惜しも、心の止る古戦場、巡徊の事は長き望の長月十日…」と筆を起こして、ゆかりの伝承を列挙しながら各古戦場や周辺の地名を紹介する。所々「かむはしき花も実もある武士を、鬼小島とは誰やいふらむ」のような古歌を引くのも特徴。末尾は、戦乱にあけくれたかつての古戦場が、今や「田毎に苅に早稲・晩稲、皆豊作を賑ひて、民の家居煙り立つゝくもゆかしく、誠に愛度君が代と、誰人が是を仰ざらん哉」と結ぶ。神社仏閣の名称や参詣日等にほとんど触れずに古戦場を中心に記述する点で歴史科往来の様相を呈するが、巻末に「川中島八景(千曲川帰帆・海津晴嵐・八幡原夕照・典厩寺晩鐘・勘助宮夜雨・猫ヶ瀬落雁・妻女山秋月・茶臼山暮雪)」の挿絵(文麟画)とその風景を詠んだ和歌(英月作)と俳句(文麟作)を掲げるように、地理科往来の特殊型と位置づけられる特異な往来である。本文をやや小字・7行・無訓で記す。
06地コウエツコセンジョウオウライ★【往来物】23 SE00707

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