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塩竃詣・塩竃詣文章(3種)[〈新版頭書・増補〉塩竈詣/〈名所和歌画入〉塩竈詣文章[塩がま詣]]  【作者】不明

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塩竃詣・塩竃詣文章(3種)
[〈新版頭書・増補〉塩竈詣/〈名所和歌画入〉塩竈詣文章[塩がま詣]]
【判型】中本1冊。収録順に縦173・171・175粍。
【作者】不明。
【年代等】塩竃詣:文政8年2月刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。/塩竈詣文章:刊年不明(文政8年以前刊か)。[仙台]相沢屋甚二郎ほか板。
【備考】分類「往来物」。文政板1種と刊年不明板2種を全冊収録した。文政8年板の『塩竃詣』は、仙台より塩釜にいたる沿道の名所旧跡・神社仏閣ならびに塩釜神社の景趣・縁起などを記した往来。「此度思召立候塩釜御参詣、明日と相定候道筋者、木の下通可然…」で始まる一通の手紙文形式で、しばしば名所和歌や季節の風景描写、あるいは「湯豆腐名物の茶屋」など地域の名物を交えながら、前半では宮城野・横野安養寺・原の町・榴が岡釈迦堂・木の下薬師以下、塩竃神社までの名所を、後半は同社の由来・祭神・霊験、社殿結構と塩竃の美景、また帰路の名所などを順々に紹介する。本文を大字・6行・付訓で記す。巻頭に塩竃風景図を掲げ、頭書に「隅田川往来」「隅田川八景和歌」「諸職名尽」を収める。なお、原題簽角書に「増補」とあるように、江戸後期刊『塩竈詣文章』を増補したものと思われる。
 一方、刊年不明板『塩竈詣文章』は、文政8年刊『塩竃詣』と類似した往来。角書に「増補」と記す文政板は本書よりも記述が詳しいため、本書の増補版と思われる。「兼而御物かたりの塩かま路へとおもひ立候。此月さくらも盛にて世も静に可然候…」と筆を起こし、木下薬師・宮城野・榴か岡釈迦堂・原の町・清水沼・高松山万寿寺・沖の石・末の松山・八幡寺・善応寺等々の名所とその故事来歴、また、湯豆腐・刻み昆布・水飴等の名物などを紹介する。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に「芭蕉辻より名所旧跡方角案内」「塩竃浦全図」、頭書に「仙台名所和歌」(挿絵)、巻末に「文殊菩薩密伝悪日」を載せる。
06地シオガマモウデ-ゾウホ・シオガマモウデブンショウ(3種)【往来物】49 SE00715

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