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★備中問答(備中往来異本)・備中国惣高辻(3種)  【作者】不明

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★備中問答(備中往来異本)・備中国惣高辻(3種)
【判型】大本または特大本1冊。収録順に縦248・289・289粍。
【作者】不明。
【年代等】安政2年9月書(備中問答)。明治3年3月書(備中国惣高辻)。
【備考】分類「往来物」。『備中問答』2種と『備中国惣高辻』の3種を全冊収録。前一者は「備中問答」と「百姓往来(異本)」を収録。後二者は尾崎彦四郎ら尾崎氏旧蔵の手習本で、安政2年書の『備中往来』と明治3年書の『備中国惣高辻』。類書で最古本の可能性があるものは天保7年頃書の『備中問答』(正宗文庫)だが、年代が明記された最古本は安政2年本。『備中問答』と『備中往来』は双方に酷似する文言を多く含み、一方が他方を改編した異本の関係で、数少ない伝本の書写年代からすれば『備中問答』が先行する可能性があるが、断定はできない。いずれも、備中国の国名の由来や領内各地の名所旧跡、神社仏閣の景観・縁起や主要産物などを紹介した往来。初めに「吉備国」の範囲や天武天皇以降の国名の変遷について簡単に述べ、続いて、国内の大きさや東西南北の境、石高、「一八神社」の名称並びに所在、備中国の歴史的人物「七名人」に触れ、当国が五穀豊穣・商売繁盛の地で人々の気質が優れていることを説く。また、兼ねて相談の通り桜の時分に巡覧するという設定で、各地の名所・古跡の故実や、村名・名物・産業等について紹介する。そして最後に、山野村の名湯「鷹の湯」で旅の疲れを癒す旨、また、当国の名所・名物を童子はよく覚えるべき旨などを述べる。なお、本書には主に3種の異本があり、
安政2年書『備中問答』(小泉本)は「抑山陽道吉備之中州拾壱郡者、東西九里弐拾九丁弐拾間、南北弐拾三里三拾四丁三拾間、凡惣高三拾三万八千百四拾一石七斗九升二合余也」で始まるのに対して、書写年不明の『備中往来』(三次本)は「抑、山陽道、備前・備中・備後・美作一国ニ而、是を吉備之国と云」で、また、書写年不明の『備中往来』(玉川大本)は「夫、往古は備前・備中・備後・美作一国にして、是を吉備の国と言…」で始まる。
06地ビッチュウモンドウ・ビッチュウオウライ(異本)・ビッチュウコクソウタカツジ(3種)【往来物】61 SE00782

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