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大和道中記(女筆)  【作者】不明

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大和道中記(女筆)
【判型】特大本1冊。縦317粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸中期頃書。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録のうえ装丁状態の見開きに合成。『大和道中記』は、流布本の『竜田詣』の本文を散らし書きにした妙躰流の女筆手本。『竜田詣』は、江戸中期以降にかなり流布した往来物で、刊本では正徳5年(1715)刊『女童子往来』(「大和廻竜田詣さそひにやる文」)や享保19年(1734)刊『〈寺沢〉年中往来』後半部にも収録されているものが初期の例である。岡村金太郎編『往来物分類目録』は近松門左衛門による元禄頃の作と記すが、現存の単行刊本では宝暦6年(1756)刊『竜田詣〈并散艸〉』(大本)が最古である。諸本によって内容に異同があるが、正徳5年の「大和廻竜田詣さそひにやる文」は、「日来(ひごろ)申合まいらせ候竜田詣の御事、紅葉も漸々時分にて候まゝ、何比(いつごろ)覚し召、御立候はんや…」で始まり「…御目にかゝり御物かたり申まいらせ候。めでたくかしく」と結ぶ女文形式で奈良より大和路をたどって竜田に遊び、次いで大坂を経て京都に至るまでの名所旧跡・神社仏閣等を紹介する。ただし、後世に流布したのは、「内々竜田詣之事、紅葉も漸可得時候…」で始まり「…猶又東山之参会、近日之条、心緒期其節候。穴賢々々」で終わる享保19年本所収の「竜田詣」の方である。底本は前者とほぼ同文で、「内々竜田もふでの事、紅葉もやうやう時分にて候べく候まゝ何比に思召御立候はんや…」で始まり、「…道の様子は不案内に候まゝ御めもじにて申合候べく候。かしく」と結ぶ文章を散らし書きで綴る。また、巻末に、明石縮(あかしちぢみ)等のお礼状など5通の手紙文も散らし書きで記す。
06地ヤマトドウチュウキ(女筆)【往来物】30 SE00795

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