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★浅香山(志賀某女筆・明和4年)  【作者】滕正義(三楽翁・蒙斎)編・跋。志賀某女筆書

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★浅香山(志賀某女筆・明和4年)
【判型】大本1冊。縦265粍。
【作者】滕正義(三楽翁・蒙斎)編・跋。志賀某女筆書。
【年代等】明和元年冬自跋。明和4年3月刊。[京都]新屋平次郎板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『浅香山』は、17歳になる前に病死した編者の娘(志賀某)が、16歳までに揮毫した遺筆を、彼女の死後に上梓した女筆手本。跋文によれば、3年前(宝暦11年)に赤松氏のもとで書道を学んでいた彼女に来客があり、彼女の書を求めた。その3カ月後、その客が再び訪れ、「先日の書を近衛府(羽林)の「藤公閣下」に呈上し、閣下より礼状を預かった」と言って礼状を官女の父に手渡した。そこには類い稀な彼女の才能に対する賛辞が書かれてあったが、彼女は病死してしまい、その後、彼女の遺筆が見つかったので、赤松氏に頼んで遺筆を整理し、「童蒙学書之一助」として本書を出版したという。内容は、全文散らし書きの女筆手本で、「春のはじめの御ことぶき、松のみどりもいまひとしほ色そひ、呉竹のよをこめて、御めでたく祝入まいらせ候」で始まる新年状以下24通と和歌1首を認める。四季折々の風景を愛でたり、感想を伝えたりする例文、また、時候の挨拶や相手を見舞う例文が大半で、一部に、平産祝儀状や諸用件の手紙(草紙や歌書の借用等)を含む。冒頭には将来を期待されながら夭折した作者への賛辞が「初草のまだうらわかき齢にて、かばかり優れる筆のすさみ、生さきもゆかしく、猶年月を重ねれば、つゐには此道にほまれをうる類にもや成なん」と記されている。なお、元禄15年(1702)刊『浅香山』とは別内容である。
11女アサカヤマ(志賀某女筆・明和4年)★【往来物】47 SE01111

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