★寺子教訓揃　　【作者】不明

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★寺子教訓揃
【判型】大本1冊。縦261粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期書カ。
【備考】分類「往来物」。『寺子教訓揃』は、「寺子制誨式目」「北条早雲誡書」「伯楽之事」「それぞれ草」「父母恩観念文」「中庸」「中道之元儀」の7編を収めた合本科往来。「寺子制誨式目」は笹山梅庵作『手習新式目』に同じ。「北条早雲誡書（二十一箇条）」は「第一仏神を信し可申事」以下21カ条の家訓。「伯楽之事」は「伯楽（馬医）」の故事から馬の飼育に必要な薬種の知識を綴ったもので、文安3年（1446）作『塵添嚢鈔（ｼﾞﾝﾃﾝｱｲﾉｳｼｮｳ）』からの抄録。「それぞれ草」は俚諺を含む18カ条の教訓。「父母恩観念文」は漢字5字1句または7字1句で親の恩や孝行の徳について記したもの。後二者は「中庸」「中道」について平易に述べた文章。本文をやや小字・7-11行・ほとんど無訓で記す。
10合ﾃﾗｺｷｮｳｸﾝｿﾞﾛｴ★【往来物】42　SE01098