1/4

★増補農家手習帖  【作者】森六老(陸中磐井郡一関村住人)作・序

★増補農家手習帖.pdf

¥2,800 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (19548683バイト)

【作者】森六老(陸中磐井郡一関村住人)作・序。
【年代等】明治6年7月序・書。
【備考】分類「往来物」。『増補農家手習帖』は、西村明観作、文政5年刊『〈新版絵抄〉農家手習状』を改編した往来物。本書序文で、「西村明観ナル人ノ『農家手習帖』ハ其文簡易ニシテ而モ能ク民情ニ通ゼリ。雖然、方今御維新ノ御代トナリテハ文義事実迂遠ニ渉ル者出来シニ由リテ、聊筆ヲ入テ増補ノ二字ヲ加ヘ村里ノ児童ニ与フルモノ也」と記す。『〈新版絵抄〉農家手習状』は、「夫、手習は、世の中の芸の中にも第一にて、人の為にも身の為にも是に増たる事はなし…」で始まるほぼ七五調の文章で説いた百姓の生活教訓だが、『増補農家手習帖』も同様で、「夫、手習は諸の芸の中にも第一にて人の為にも身の為にも是に増したる事はなし。明治元年御一新、文明開化の御代となり、昔の世界と事変り、士農工商おしなべて、文字を学び、智を開き、学問・算盤精出して、天下の理義に通ずれば、賤しき民に生まれても、貴き官に召出され…」と起筆して、まず、学問の重要性を述べ、新時代の学校制度と生活心得、地方行政の役人、各種刑罰、親類縁者等の人倫、農事・年貢、穀類その他生活物資、樹木・果樹、各種商品作物、質素倹約、信仰、建築物、困窮者の救恤等の語彙と教訓を織り込んで、最後を「…人の中にも人らしく、富貴に栄え子孫迄、繁昌すべき基礎(モトダテ)は、人に勝れて農業に、力を尽す勉強と、手習・学問怠らず、智識を開く勉励の、功より出る事としるべし」と結ぶ。
07産ゾウホノウカテナライジョウ★【往来物】11 SE00847

  • お支払い方法について

¥2,800 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品