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★誰がためぞや  【作者】中田富義(吉五郎)作。片山賢跋。古雪庵眉雪書

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★誰がためぞや
【判型】半紙本1冊。縦238粍。
【作者】中田富義(吉五郎)作。片山賢跋。古雪庵眉雪書。
【年代等】文政10年5月作。万延元年4月書。
【備考】分類「往来物」。「此たび不思議の縁にて雑司谷よりはるばると本所なる岡田氏の妻となられ候事、ひとへに田にぬしの媒妁(なかだち)によるといへ共、よくよくそのゆへよしを尋ぬれば、三霊神(むすぶのかみ)の御しわざにして、そなたたちの生れおちるとそのまゝ定(さだまり)てある縁と知らるべし…」で始まるように、岡田氏に嫁いだ片山賢の妹・お琴のために中田氏が綴った女子教訓書。長短含む合計23章からなり、男女の別(「この教えの詳細は益軒の『女大学』を見よ」と説く)、従順(松平越中守(定信)作『関の秋風』の紹介)、女の勤め、小姑との親睦、人の癖を聞き流すこと、自らを省みること、物に逆らうこと、夫・姑へ口答えしないこと、馴れ合いになっても戯れにも口答えしないこと(ここで「是、しかしながら誰が為ぞや。みな其身のためぞかし」と書名の由来となった心得を述べる)、女性に多いふくれ面、朝夕の食物は夫・姑を先にすべきこと、自分以外の全ての膳部を平等にすべきこと、夫を大事にすべきこと、女の手業よりも婦徳が大切なこと、嫁は姑の代わりになろうとするよりも姑の負担を軽くしようと心得るべきこと、姑の若い時の辛苦を思って心を込めて孝行すべきこと、呼ばれたら軽やかな返事をすべきこと、他人に大事を話すべきでないこと、他人の噂話をしないこと、家庭内の秘密を嫁が言いふらすべきでないこと、嫁や妻を迎えるのは家を穏やかに治めるためであること、夫婦仲睦まじく暮らすことなどを説く。なお、万延元年写本は末尾に「右、此本持主、平尾登季女」と記す。
11女タガタメゾヤ★【往来物】22 SE01313

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