★見寿乃雪［見須の雪･美須の雪］（女筆・4種）　　【作者】長谷川妙躰（妙貞・筆海子）書

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★見寿乃雪［見須の雪･美須の雪］（女筆・4種）
【判型】大本3巻3冊。収録順に縦268・約270･265・268粍。
【作者】長谷川妙躰（妙貞・筆海子）書。
【年代等】享保20年10月刊。［大阪］人見理兵衛ほか板。
【備考】分類「往来物」。同板別本3点も全冊または部分収録した。このうち、別本3の下巻端本1冊の裏表紙見返しには「長谷川氏門弟、河口栄蔵」の記名があり、妙躰の男性門下の実例として興味深い。本書は、四季の風景を散らし書きの雅文で綴った大字・無訓の女筆手本。上巻に新春や夏の風景を綴った手紙や鉄漿付・節分などの消息文4通、中巻に水仙の花を頂いた礼状など5通、下巻に春の庭の様子を綴った手紙や土産物贈呈、初対面の人への挨拶、ふけゆく秋の情景を述べた手紙など5通の合計14通を収録する。なお、本書の改題本に宝暦4年刊『女教倭文庫』がある。
11女ﾐｽﾉﾕｷ（女筆・4種）★【往来物】122　SE01359