1/4

★池上詣(仮称)  【作者】不明

★池上詣(仮称).pdf

¥2,800 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (9819275バイト)

★池上詣(仮称)
【判型】折本1帖。縦347粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期書。
【備考】分類「往来物」。書名は内容による仮称。『池上詣』は、「此程風与(フト)おもひ立、池上へ参詣いたし候。まだ夜をこめて、やど(宿)を出、あけわたる横雲に入たる月の心細く気疎き(人気の無い)秋の野を分行つゝ、四時(午前10時頃)に参着、森々(樹木が高く生い茂る様)たる山寺に、宵は不断の香をたき、月は常住のともし火をかゞりとも云べし。御影堂(祖師堂)に法華読誦の声いと尊く、峰の松かぜも諸法実相と聴聞いたし、たのもしく難有残所なし(完全である)…」で始まる全文一通の女文形式で綴る。秋の早朝に出発して、まず日蓮宗総本山の池上本門寺を詣でて、その結構や荘厳な風情を紹介し、続いて、碑文谷、品川の海岸風景、鈴が森、東海寺など「品川八景」の風趣を略述する。なお、石川謙による往来物目録には、文政年間成立の「池上詣」を記すが、本書と同じか否かは不明。いずれにしても、底本は新発見の地理科往来である。
06地イケガミモウデ★【往来物】14 SE00668

  • お支払い方法について

¥2,800 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品