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★岩館往来(仮称)  【作者】不明

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★岩館往来(仮称)
【判型】大本1冊。縦244粍。
【作者】不明。
【年代等】文政頃書。
【備考】分類「往来物」。文政頃に書かれた江戸浅草田原町の藤田兼(カネ、東鱗館女門人)を始めとする藤田家子弟が使用した手習本32冊中の1冊。『岩館往来』は、出羽国山本郡岩館村(秋田県八峰町)の地誌を扱った往来物。原題は不明。内容から仮称を付した。「岩館口は奥羽西海の境にして、霧山の城(主金子家忠の末葉多賀谷うじ代々の固所也。有衛崎、立岩抔有りて要害の地なり…」と起筆して、霧山城(檜山城とも*秋田県能代市)の由来や、親不知・子不知など周辺の名所旧跡や宝物などを紹介しつつ、出羽国山本郡岩館村(秋田県八峰町)から出羽国山本郡能代(秋田県能代市)に至る沿道の地名や風趣を綴る。本文の所々に「朝霜に光りて寒し鮭のこけ」、「いつかこの蚊の浦阪のかわくらん」などの俳諧数句を挟む。また、「亜美理賀をとんと押ひの台場有り。八千代椿の村なれば、唐船番もいかめしく、上りは往来の船々をしらべて通し沖ノ口…」と能代唐船番所についての記述も見え、末尾を「…皆がこゝろも落合て、勿(忽)能代へ着にけり。先づ一ぷく致しませう」と結ぶ。
06地イワダテオウライ★【往来物】32  SE00674

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