文明千字文［〈校刻〉文明千字文］（2種）　　【作者】大塚完斎作。横山鉄嶺（唯）序

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文明千字文［〈校刻〉文明千字文］（2種）
【判型】半紙本1冊。収録順に縦222・219粍。
【作者】大塚完斎作。横山鉄嶺（唯）序。
【年代等】明治6年5月序。明治6年11月刊。［大阪］梅村亀七（竜曦堂）ほか板。
【備考】分類「往来物」。後印本も抄録した。「天位地転、自上世然、太陽常赫、月輪斡旋…」で始まる『千字文』形式の文章で、文明開化の最中で日々発展の著しい日本社会の様子を綴った往来。冒頭に天地に関する語彙を掲げ、続いて津々浦々に立派な学校が建てられて教育が盛んなこと、さらに厳正な賞罰、交通網の充実と海外貿易、西洋文明や舶来品の流入、日用品・食生活、人倫、福祉、太陽暦への改暦などについて関連語を列挙しながら述べる。本文を楷書・大字・4行・付訓（漢語に左訓）で記す。
08社ﾌﾞﾝﾒｲｾﾝｼﾞﾓﾝ（2種）【往来物】29　SE01050