★至徳諸芸往来（2種）　　【作者】十返舎一九作。晋米斎玉粒書。歌川国安画

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★至徳諸芸往来（2種）
【判型】半紙本1冊。収録順に縦215・216粍。
【作者】十返舎一九作。晋米斎玉粒書。歌川国安画。
【年代等】文政7年刊。［江戸］山口屋藤兵衛（錦耕堂）板。
【備考】分類「往来物」。和歌・連歌・俳諧・謡・舞・音曲（楽器）等の諸芸のあらましを書き記した往来。冒頭に風流の道には自然と世の哀情に達する徳があるので、家業の余力のある時にはぜひ諸芸を嗜むべきであるとすすめ、以下、「和歌」を始めとする諸芸の由来や故事来歴などを順々に略述する。本文後半部は、楽器についての記述で、琴・瑟・箏・和琴・琵琶など約20点を概説する。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に、「一芸の徳」として都築平太経家の逸話を引き、さらに「芸能嬉戯楽器音曲用具之図」を掲げる。また頭書に「詩作指南」「和歌の父母」「和歌六義の事」など詩歌・連歌・舞楽に関する記事を載せる。
08社ｼﾄｸｼｮｹﾞｲｵｳﾗｲ（2種）★【往来物＊一九絵題簽】37　SE00973