〈文政新刻〉宗門往来［宗門往来起原抄］（4種）　　【作者】鼻山人（東里山人）作

★〈文政新刻〉宗門往来［宗門往来起原抄］（4種）.pdf

〈文政新刻〉宗門往来［宗門往来起原抄］（4種）
【判型】中本1冊。収録順に縦181・180・180・174粍。
【作者】鼻山人（東里山人）作。
【年代等】文政7年1月刊（［江戸］岩戸屋喜三郎（栄林堂）板）。江戸後期後印（［江戸］森屋治兵衛板）。
【備考】分類「往来物」。初板本・後印本など4種を収録。『宗門往来』は、日本の古代から中世（鎌倉時代）までの仏教各宗派の起源や開祖・本山等について述べた往来。「凡、民間宗門被立置事、切支丹従御制禁始而、最大切之事也…」で始まる文章で、推古天皇の時代（625年）に高麗僧・慧潅が来朝して三論宗を広めたのが宗旨の始まりで、その後、法相宗・倶舎宗・成実宗・華厳宗・律宗の南都六宗、最澄の天台宗、空海の真言宗（以上「八宗」）、さらに浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・法華宗・時宗の鎌倉仏教の成立までの日本仏教史を略述する。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭口絵に「棒華之図」を掲げ、頭書に江戸の天台・浄土・禅・真言・一向・法華各宗の名刹を紹介した「江戸諸仏閣」を載せる。
08社ｼｭｳﾓﾝｵｳﾗｲ・ｼｭｳﾓﾝｵｳﾗｲｷｹﾞﾝｼｮｳ（4種）【往来物】42　SE00977