松花堂明月帖（松花堂昭乗）　　【作者】松花堂昭乗（滝本松花堂・滝本坊昭乗・惺々翁・孝依・式部卿法印）・法童坊孝以書

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松花堂明月帖（松花堂昭乗）
【判型】大本1冊。縦269粍。
【作者】松花堂昭乗（滝本松花堂・滝本坊昭乗・惺々翁・孝依・式部卿法印）・法童坊孝以書。
【年代等】天明元年5月刊。［京都］近江屋七郎右衛門板。
【備考】分類「往来物・書道」。松花堂昭乗と法童坊孝以による詩歌を集めた滝本流書道手本。黒褐色または鼠色で刷られている。なお、法童坊孝以（ﾎｳﾄﾞｳﾎﾞｳｺｳ）は、江戸前期の石清水八幡宮の社僧で、山内の法童坊に住した。松花堂昭乗に書画を学び、その高弟として知られる。同門に滝本坊乗淳・中村久越・豊蔵坊信海・藤田友閑らがいるが、なかでも信海と並んで書名が高かった。その筆跡は、『滝本清流帖』や『滝本鴻書帖』など、松花堂流の手習手本に模刻されている。整斉・端正な字形、穏やかな書風は典型的な松花堂流の特徴である（センチュリー文化財団HP参照）。
08社ｼｮｳｶﾄﾞｳﾒｲｹﾞﾂｼﾞｮｳ（松花堂昭乗）【往来物・書道】29　SE00979