★〈新版〉重宝衣服往［衣服往来］（2種）　　【作者】雀亭主人作

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★〈新版〉重宝衣服往［衣服往来］（2種）
【判型】中本1冊。収録順に縦177・181粍。
【作者】雀亭主人作。
【年代等】弘化4年秋作、弘化5年1月刊。［江戸］平野屋平助板。
【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録した。『〈新版〉重宝衣服往［衣服往来］』は、衣装・身だしなみの基本や衣類全般・裁縫関連の語彙を列記した往来。「衣服は華美・葉様（はで）を好ず、よろしく寒暖に節するを要とす…」で始まる文章で、衣装の目的や心得に触れ、続いて「束帯・衣冠・直垂・狩衣・水干…」以下、上下衣類・布製品・装身具のあらましと、絹布・織物類、木綿類、その他各地名産、染模様・染色、柄・糸の種類や紡績、裁縫など被服全般を記す。巻頭に裁ち縫いの図、頭書に「裁縫雛形」「以呂波寄名頭角字并角字割方」を載せる。なお、首題ルビには「えふくおうらい」とある。著者名は『国書総目録』では萑亭（ｽｲﾃｲ）主人だが原本のくずし字は「雀亭」に近い。また、弘化5年は2月に嘉永と改元しているので、必然的に1月刊行となる。
08社ﾁｮｳﾎｳｲﾌｸｵｳﾗｲ（2種）★【往来物】42　SE01017