★年中用文章（元禄13年）　　【作者】中村平吾（三近子）作・書

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★年中用文章（元禄13年）
【判型】半紙本5巻5冊。縦228粍。
【作者】中村平吾（三近子）作・書。
【年代等】元禄13年（1700）作・刊。［江戸］升屋板。［京都］河勝五郎右衛門売出。
【備考】分類「往来物」。末尾に、別本を抄録した。巻之一「春之部」（「年始に遣す文章」～「花見誘引書状・同返書」までの19通、および1-3月の用字）、巻之二「夏之部」（「四月の文章」～「納涼促状」の17通、および4-6月の用字）、巻之三「秋之部」（「盆之文章」～「送菊花書状・同返書」の12通、および七月～九月の用字）、巻之四「冬之部」（「十月之文章」～「年忘人呼書状・同返書」の14通、および10-12月の用字）、巻之五「雑之部」（「打絶人へ遣す状」～「求師状・同返書」の26通、および「披露状之図式」以下6例の書式・書札礼、さらに「手形文言」と題して「金銀預手形」「売上手形」「請取手形」の三通を収録する）にわけて、合計八八通の消息文例と3通の証文類文例等を収録した大部な用文章。各巻とも、基本になる例文を大字・5行・付訓で、付録の例文と各月の用字をやや小字・10行・付訓で認め、用字の所々の語彙に割注を施す。
03消ﾈﾝﾁｭｳﾖｳﾌﾞﾝｼｮｳ（元禄13年）★【往来物】119　SE00300