〈童子必読〉文宝古状揃大成（3種）　　【作者】四方翠松編。四方春翠画。青峯堂方利書

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〈童子必読〉文宝古状揃大成（3種）
【判型】大本1冊。収録順に縦254・251・250粍。
【作者】四方翠松編。四方春翠画。青峯堂方利書。
【年代等】安政6年刊。［京都］吉野家甚助ほか板。
【備考】分類「往来物」。後半に原装本、および、天保15年刊『〈頭書増補〉大宝庭訓往来』（小川保麿（玉水亭）編、五十川久親･池田東籬亭書）増補版を抄録した。「古状揃」は「今川状」を中心に「腰越状」「含状（義経含状）」「弁慶状」「直実送状」「経盛返状」（以上2状を合わせて「熊谷状」とも）「曽我状」「大坂状」などの古状・擬古状や、「初登山手習教訓書（手習状）」「風月往来」などを組み合わせたもので、近世期を通じて最も流布した往来物の一つ。本書には「今川状（応永19年系統）」「腰越状」「義経含状」「弁慶状」「熊谷状（直実送状）」「経盛返状」「手習状」の7状と「実語教･童子教」を収録する。前付に「本朝智仁勇」「腰越状以下概要」、頭書に「商売往来」「大日本国尽」「都会広邑大略」「武家諸役名目」「諸職百官名」「東百官名」「家名尽」「五性男名頭字」「篇并冠尽」「十二ヶ月異名」「諸証文認様之事」「当流祝言小謡」「立春書初詩歌」「七夕詩歌」「改算塵劫記」「九九のこゑ」「曽我状」「同返状」「重盛自筆之一通」「文覚勧進帳」「賜源頼朝院宣」「木曽義仲願書」「八嶋え院宣」「同請文」、後付に「八さんのわりこゑ」「見一の割こゑ」「十二支神将之図」「三体以呂波」を掲げる。
05歴ﾌﾞﾝﾎﾟｳｺｼﾞｮｳｿﾞﾛｴﾀｲｾｲ（3種）【往来物】80　SE00650