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★〈ゑ入〉女訓抄(万治元年)

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★〈ゑ入〉女訓抄(万治元年)
【判型】大本。3巻6冊。縦265粍。
【作者】不明。
【年代等】万治元年再刊。[京都]婦屋仁兵衛板。
【備考】分類「往来物・教訓・仮名草子」。『女訓抄』は、寛永(1624-44)から享保(1716-36)にかけて普及した近世初期の代表的女訓書。永正7年(1510)作『慈元抄』(『群書類従』巻478所収)下巻に「『女訓集』云。天上人中より始て。山野の鳥獣。江河の鱗。螻蟻蚊虻に至るまで。子をおもふ道に不惑といふ事なし…」と、本書序文の4分の1相当(寛永19年板の半丁分)を引くため、室町中期以前(一説に鎌倉時代)の成立で、原題は『女訓集』であったと考えられる。序文には還暦を過ぎた老人が子女のために書き記した教訓とするが、虚構とする説もある。第1「四たう八く(四道八苦)の事」、第2「五しやう三しう(五障三従)の事」、第3「けいし(継子)をかへり見る事」、第4「しよしうふち(諸衆扶持)の事」、第5「しんだい(身体)をおさむへき事」、第6「しゆくん(主君)につかふへき事」、第7「とも(友)にましはるへき事」、第8「げいのふ(芸能)あるへき事」、第9「こけ(後家)のふるまいの事」、第10「ごしやう(後生)ぜんしやう(前生)の事」の10章から成る。和漢の故事・略伝や内典(『華厳経』)・外典(『孝経』『帝範』)を引きながら、四道・四苦八苦・女の五障・三従・四恩、女性の三事(身だしなみ)、悪女の容姿と行跡、七去、分限、養生・化粧、十悪(十戒)、交友、諸芸、仏教的世界観、十二月異名・五節句、仏名、後家の心得、後生菩提・仏教諸宗など、仏教中心の女子教訓を展開する。寛永16年古活字本は本文をやや小字・13行・無訓、寛永19年製版本はやや小字・11行・無訓のほとんど仮名書きで、漢字を多用した『慈元抄』とは趣を異にする。また、寛永19年板の再板本である万治元年板(底本)には挿絵(全29丁・58葉)を交えた版もあるが、絵入り本の初見は『延宝3年書目』以降だから、その刊行は寛文(1661-73)末年以降と思われる。なお、徳島県阿波国文庫旧蔵の寛永14年古活字本は戦災で焼失したため、現存最古本は大東急記念文庫蔵の寛永16年古活字本である。
11女ジョクンショウ-エイリ(万治元年)★【往来物・教訓・仮名草子】169 SE01292

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