★〈万宝〉女文庫高蒔絵〈女かがみ・文章しなじな〉　　

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★〈万宝〉女文庫高蒔絵〈女かがみ・文章しなじな〉
【判型】大本1冊。縦262粍。
【作者】不明。
【年代等】享保6年1月刊。［大阪］柏原屋清右衛門（渋川清右衛門・称堂）板。
【備考】分類「往来物」。『〈万宝〉女文庫高蒔絵〈女かがみ・文章しなじな〉』は、居初津奈作・元禄3年刊『女書翰初学抄』の海賊版である元禄12年刊『当流女筆大全』の前付記事を一新した改題本。例文は、『女書翰初学抄』下巻末尾の一状、弔状を削除したほかは全く同じで、合計56通の例文を収録。また、前付記事は、「紫式部之事」「管絃器物の由来」「生れ年のうらなひ」「喜怒哀楽の図」「胎内の子男女を知事」等を新たに増補した。板元の柏原屋は、先に元禄11年にやはり『女書翰初学抄』の海賊版『女用文章大成』を出版しているから、少なくとも3種以上の類板出版を行なったことになる。
11女ｵﾝﾅﾌﾞﾝｺﾀｶﾏｷｴ-ﾊﾞﾝﾎﾟｳ★【往来物】71　　SE01247