女年中文案詞・女用文宝蔵（3種）　　【作者】女年中文案詞：不明。女用文宝蔵：松亭漁夫（金水か）序。歌川貞房（五亀亭・橘蝶亭・桶蝶楼・橘庵）画

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女年中文案詞・女用文宝蔵（3種）
【判型】中本1冊。収録順に縦179・184・181粍。
【作者】女年中文案詞：不明。女用文宝蔵：松亭漁夫（金水か）序。歌川貞房（五亀亭・橘蝶亭・桶蝶楼・橘庵）画。
【年代等】女年中文案詞：天保頃刊。［江戸］和泉屋市兵衛板。女用文宝蔵：。天保14年刊。［江戸］吉田屋文三郎板。
【備考】分類「往来物」。『女年中文案詞』1点と、『女用文宝蔵』2点（一部異板）を収録。いずれも袋綴じ展開収録（見開き図再掲）。女年中文案詞：天保14年刊『女用文宝蔵』と同内容（ただし口絵を省く）。「年始之文」から「歳暮之文」までの往復文30通を収録した女用文章。五節句・四季の手紙の間に、出産・結納・婚礼等の祝儀状や「奉公へ出る人へ遣す文」「病気見舞之文」「新宅移徙之文」などを挟む。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に「文字の始」「書初乃詩歌」「婦人御所大和言葉」「女中文の封じやう」、頭書に「近江八景并歌」「女手習教訓状」「女今川教訓状」「女教筆の愛（すさみ）」「婦人平生和訓」ほかを載せる。本書の改題本に『女童用文章』や明治初年刊『〈皇国〉女用文宝箱』（後者は前付等一部変更）がある。なお、刊年および板元は広告による推定である。女用文宝蔵：天保頃刊『女年中文案詞』と同内容。『女年中文案詞』と本書のいずれが先かは不明だが、本書には貞房の口絵「手習い図」2丁を加える点で異なる。「年始之文」から「歳暮之文」までの往復文30通を収録した女用文章で、五節句・四季の手紙のほか、出産・結納・婚礼等の祝儀状や「奉公へ出る人へ遣す文」「病気見舞之文」「新宅移徙之文」なども含む。本文を大字・5行・付訓の並べ書きで記す。頭書に「近江八景并歌」「女手習教訓状」「女今川教訓状」「女教筆の愛（すさみ）」「婦人平生和訓」等を載せる。　
11女ｵﾝﾅﾈﾝﾁｭｳﾌﾞﾝｱﾝｺﾄﾊﾞ・ｵﾝﾅﾖｳﾌﾞﾝﾀｶﾗｸﾞﾗ（3種）【往来物】101　SE01245