〈教訓絵抄・幼学重宝〉合書童子訓（4種）　　【作者】暁鐘成（木村明啓・重雄）作・画。和田正兵衛書

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〈教訓絵抄・幼学重宝〉合書童子訓（4種）
【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・227・225・225粍。
【作者】暁鐘成（木村明啓・重雄）作・画。和田正兵衛書。
【年代等】文政8年1月初刊（［大阪］河内屋平七ほか板）天保6年刊記、天保7年再刊（［大阪］綿屋喜兵衛（前田金随堂）板）。嘉永元年再刊（［大阪］綿屋喜兵衛（前田金随堂）板）。
【備考】分類「往来物」。初板本・再刊本など4種を収録（冒頭は袋綴じ展開収録）。本書は江戸時代後期に流布した合本科往来の一つ。「商売往来」「今川状」「実語教・童子教」「小野篁歌字尽」を本文とする合本科往来。本文を大字・7行・付訓で記す。頭書に「大日本国尽」「能之濫觴」「当流小謡」「改算塵功（劫）記」「以呂波の濫觴」「七以呂波」「名乗字尽」等を掲げるほか、前付・後付に「五倫の図」「四民図解」「諸芸図説」「東百宮名尽」「相性人名字づくし」等の記事を載せる。同板の改題本に文政8年刊『新童子手習鑑』があり、その増補版に嘉永元年刊『合書童子訓大成』があるように、本書は江戸後期に京都・名古屋・江戸（改題本は大阪でも）で販売され、合本科往来の一つの流れを成した。なお、江戸中期刊（鱗形屋孫兵衛板）の『合書童子訓』とは全くの異板である。
10合ｶﾞｯｼｮﾄﾞｳｼﾞｸﾝ-ｷｮｳｸﾝｴｼｮｳ・ﾖｳｶﾞｸﾁｮｳﾎｳ（4種）【往来物】152 SE01090