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因循一掃  【作者】増山守正作・序

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因循一掃
【判型】半紙本1冊。縦219粍。【作者】増山守正作・序。【年代等】明治8年1月自序。明治10年2月刊。[京都]福井孝太郎ほか板。【備考】分類「往来物」。文明開化期にあって、近世以来の因循・旧習のいくつかに検討を加えて、それらが根拠なき虚説たることを示した啓蒙書。所々、窮理学等の新知識に基づく説明を加えるが、多くは古来の説の矛盾を突いたり、疑問を投げかけたものである。序によれば、著者が既に著していた『旧習一新』に続く著作として刊行されたもの。「竜」「麒麟」「鳳凰」「亀」「灸」「鶴」「鎮帯」「肉食」「結髪」の9編からなり、付録として「勧学以呂波歌」を付す。例えば「竜」の俗説については、万物が「六十余元素」に帰すことなどに触れて、竜がこの世に存在しないことを述べ、また、「肉食」では肉食を忌む俗習に対して、牛を「滋養物第一」として食用に供してきた事実をあげ、「獣肉喰ふ参詣を忌まば、糞汁肥大する野菜の類も忌ならん」と反駁する。また巻末の「勧学以呂波歌」は、「勇め唯類ひ稀なる大君の 殊に新たな御代の学びに」から「進み行く我が日本の文の道 皆人毎にひかるこゝろぞ」までの勧学・学問奨励のイロハ歌である。
09理インジュンイッソウ【往来物】35 SE01059

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