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★女筆手本(小野通・5種)  【作者】小野通書

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¥14,720 税込

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★女筆手本(小野通・5種)
【判型】特大本または大本1冊。収録順に縦260・281・261・256・270粍。
【作者】小野通書。
【年代等】江戸前期刊(明暦頃~元禄4年)
【備考】分類「往来物」。5種を多く袋綴じ展開収録。収録順に次の通り。
(1)小野通女筆手本 明暦2年1月刊。[京都]山本五兵衛尉板。本書は、4種の版木を組み合わせたもので、うち冒頭の女筆手本は不明。2つ目が小野通の手本。次は不明。最後が享保14年刊『女蒙求艶詞』の付録記事と同じで、本書がもともと合本なら江戸中期の後印か。いずれも数丁の落丁がある。
(2)女筆手本 書き題簽だが原題か。小野通の女筆手本の最古本である慶安5年刊『女筆小野のおづう手本(仮称か、一名篁筆抄)』2巻2冊本([江戸]松会市郎兵衛板)だが、本書と同じか。丁数からもと2冊本と見られるが、小野通筆と確認出来るものが、『元禄5年書目』に載る(2冊本の『小野ゝおづう手本』)。ただし、2冊本の『女筆手本』は寛文6年頃刊の『寛文年間書目』から掲載されているので、これが小野通手本と見られる。本文の内容は、多くが散らし書きで、「新年祝儀状」から「新年祝儀状」までの21通と漢詩文8編からなる。本書の内容の順番を大幅に変えたり、末尾の詩歌を別のものと置き換えた改編本として、元禄4年刊『〈四季〉女文章』や享保頃刊『女筆春の錦』などが刊行された。丁付けに抜けのない完本。
(3)小野通女筆手本(仮称)(2)とほぼ同内容だが異板。本文第18・19丁落丁のため、(2)によって補った。巻末の詩歌は、風に吹かれて飜ったような散らし書きの和歌「君をのみおもひねたねし夢なれば、わが心からみつるなりけり」(凡河内躬恒、古今608)」を掲げる(『女筆春の錦』ではほかの和歌も含め4首を掲載)。
(4)女筆手本 題簽下部が欠落するが、冒頭に「女筆」と印刷されており、裏表紙見返しに「女筆手ほん」と記す。(2)(3)とほぼ同じだが、末尾の詩歌を欠く(落丁が多いため落丁かもしれない)。
(5)〈四季〉女文章〈小野のおづう〉(下巻)以上の諸本と収録順序が大幅に異なるが、下巻には「帷子の図案をお見せする旨の書状」など8通を収録。出版の経緯や刊年等が明記された点で貴重。 SE01336

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