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★〈新板〉新女今川[自を戒む制詞の条々](元禄板系統6種)  【作者】沢田吉作・書・序。菱川師宣画カ

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★〈新板〉新女今川[自を戒む制詞の条々](元禄板系統6種)
【判型】大本2巻2冊。収録順に縦272・272・262・260・263・250粍。
【作者】沢田吉作・書・序。菱川師宣画カ。
【年代等】元禄13年刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。初板本・早印本の端本や2巻合本の後印本など6種を全冊収録した。全て袋綴じ展開収録(別にスキャンした予備画像付き)。『〈新板〉新女今川[自を戒む制詞の条々]』は、元禄板系統「女今川」の初板本系統で、『女今川』の3大系統(貞享板系統、元禄板系統と両者を折衷した文化板・名古屋板系統)の1つ。元禄板系統は、貞享4年刊『女今川』の改編版で、菱川師宣画と推定される挿絵8葉を掲げるのが特徴(挿絵を省いた版もある)。沢田吉自序に「此比有人の書し『女今川』をみるに…」とあり、「然るに、今また改かふる事は、全我言をよしとするにあらず。自かたましき所をひそかにしるして…」と述べることから、執筆動機が知られるが、このことは貞享板の首題「今川になぞらへて女いましめの条々」をあえて「自を戒む制詞の条々」と改めた点にも象徴されている。各条々は貞享板とほぼ同傾向だが、後文については改編の跡が著しく、具体的には「心かだまし」と「心すなほ」の強調が目立つ。本書を自戒の書として書いた吉の理想は、「かだまし」き点のない、「すなほ」な心延えの女性だったのであろう。また、第5条では「主・親の深き恩」を「父母の深き恩」と言い換え、「忠孝」の代わりに「孝の道」とした点、さらに後文で、天地の道や五常を説いた抽象的な表現や、下僕や他人に対する心得などを割愛する一方、孝・貞の見地から己の心の善悪を内省することを説いた点に特色がある。本文を概ね大字・4行・付訓で記す(後文は一部散らし書き)。なお、本書の改刻板に『〈新板〉新女今川』と『女今川〈教訓書〉』の2種あるが、いずれも挿絵と刊記を削除して1冊に合本した異板である(このうち前者は、元禄当初からの題簽題が『新女今川』であったことを物語る)。元禄板系統の『女今川』も、元文2年(1737)刊『女今川錦の子宝』を始め種々刊行された。
11女シンオンナイマガワ・ミズカラヲイマシムセイシノジョウジョウ(元禄板系統6種)★【往来物】151 SE01306

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