★鶉状［鶉之申状］（半紙本）　　【作者】不明。

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★鶉状［鶉之申状］（半紙本）
【判型】大本1冊。縦239粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期書か。
【備考】分類「往来物」。『鶉状［鶉之申状］』は、籠舎に閉じ込められて「迷惑千万」な鶉の口をかりて、賢人・聖人の教えに従う武家の道、領主の心得の数々を諭した往来。「抑、我等身体之事、思之外被籠舎之義、是以迷惑千万之次第也…」で始まる本文を大字・4行（5行書きの別本あり）・無訓で記す。本往来は、松代藩家老・恩田木工（民親）が治世の道について説いた『日暮硯』によったものとも思われる。なお、底本は、越後国中蒲原郡鳥屋野村（現・新潟市）在住の布施氏が使用した手習本。　SE01382