★童蒙行儀状（文政3年）　　【作者】作者不明。山本氏書か。

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★童蒙行儀状（文政3年）
【判型】大本1冊。縦250粍。
【作者】作者不明。山本氏書か。
【年代等】文政3年2月書。
【備考】分類「往来物」。笹岡新田村・小治良旧蔵書。『童蒙行儀状』は、起床から就寝までの一日の生活の中での行儀作法全般を記した往来。起床後の身支度や礼拝･挨拶、寺子屋への登校時の挨拶や態度、学習中の心得、学問出精などを説いた往来物。底本の文政3年写本は、「夫、手習ひわ、諸芸の初、修身元、生々世々随ふ身宝也。親々の以慈悲登山仕、難有次第と厚可存候。筆墨紙等費無之、中間貸借停止、鳥目･刃物懐中、手水、洗足、髪・月額奇麗に着物破損無之…」と起筆し、「…寸陰を惜み、無懈怠相励、未熟無之様、可抽出積状、仍而如件」と結ぶ。なお、本文末尾に「越後国蒲原郡村松領長沢組笹岡新田邑（新潟県北蒲原郡笹岡村＊現・阿賀野市）／若林氏」と記す。底本は、本往来に続けて「奉願上候休之事（手習師匠宛ての欠席届）」を付す。
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